「OPEN CARE CHALLENGE2025」~powered by OPEN CARE PROJECT~公募開始
介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ。
Press Release
報道関係各位
2025年6月27日
OPEN CARE PROJECT PR事務局
経済産業省では、2023年3月に介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ転換することを目指すプロジェクト「OPEN CARE PROJECT」を発足させました。
この度、「OPEN CARE CHALLENGE」として、「介護」に対して新しい切り口で社会との接点を生み出したい方と一緒に、新たな取組をつくることを始めます。

1,背景
OPEN CARE PROJECTは個人の課題として閉じてしまいがちな介護をみんなの話題にすることを目指すプロジェクトです。
高齢化の進行に伴い、日本では仕事をしながら家族介護を行う方が増加。「介護離職者」は毎年約10万人にものぼります。
また、仕事と介護の両立困難に起因する労働生産性低下等に伴う経済損失は、2030年には約9.2兆円と試算され、介護両立困難が企業活動に対して与える影響は年々増すと考えられています。
しかし、「仕事と介護」に関する報道量は、「仕事と育児」に関する報道量と比べ約3分の1という状況。介護に直面するまで情報に触れる機会が限られ、企業や個人を含め社会全体のリテラシーや当事者意識が醸成されにくい状況があります。
こうした課題への対応を進めていくに当たっては、よりポジティブな切り口で、広く「介護」に係る話題について社会で取り上げる機会を増やし、介護の実態を可視化するとともに、その課題について、介護当事者や介護業務従事者、メディア、クリエイター、企業等、多様な主体を横断した対応が重要です。2023年の発足時から現在まで、OPEN CARE PROJECTではアワードやトークイベントのほか、イマーシブ体験などさまざまな取組を行ってまいりました。
(ご参考)OPEN CARE PROJECT(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kaigo/opencareproject/index.html
2.「OPEN CARE CHALLENGE」とは
本プロジェクトは、介護当事者や介護業務従事者、メディア、クリエイター、企業等、多様な主体を横断して、介護に関する話題を議論し、課題解決に向けたアクションを推進していきたいと考えています。2025年度は「OPEN CARE CHALLENGE」として、「介護」に対して新しい切り口で社会との接点を生み出したい方と一緒に、新たな取組をつくることを始めます。
「OPEN CARE CHALLENGE」では、新たな事業や企画に取り組む個人・企業・団体を募集します。採択者に対して、事務局が複数回のセッションを通じて、クリエイティブ・ビジネス・介護・行政といった複数の観点から、企画案のブラッシュアップを伴走支援します。年度内にトライアルまで行い、社会実装を目指します。
3. メッセージ

4. 応募について
<応募対象者>
「介護をオープンにするための企画」を専門的な観点から更にブラッシュアップしたい企業・団体・個人
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介護業界で働き、日々「こうしたらいいのに」を持つ方
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介護の課題をクリエイティブに解決することに興味関心のある学生、デザイナー、クリエイター
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自社の事業に介護や福祉の要素を取り入れたいと考えている企業
<応募から事業終了までの主な流れ>
令和7年6月27日:公募開始・公募説明会
令和7年7月31日:公募締め切り
令和7年8月上旬:事務局審査会(対面)※別途日程調整
令和7年8月下旬:採択通知書の発行、同意書の締結
(参考)事業開始後
令和7年9月:キックオフ
令和7年10月:セッション①
令和7年11月:セッション②
令和7年12月:セッション③
令和8年1月:トライアル
令和8年2月:成果報告書提出、成果報告会[3] [上中4]
詳細につきましては、特設WEBサイトをご覧ください。
5.内容に関するお問い合わせ
OPEN CARE PROJECT PR事務局
メールアドレス:exl-opencareproject2025★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。
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