【イベントレポート】Aホールディングス、駿河GXテクノロジー社国内外の環境課題解決に向けた事業発表会を開催

世界初のPFAS除去技術を活かし「スーパーシティ構想」を推進し、環境汚染ゼロ・サステイナブルな未来づくりを目指す

株式会社 Aホールディングス

 株式会社Aホールディングスおよびその関連会社(駿河GXテクノロジー株式会社 )は、静岡市と連携して取り組んできた「PFAS汚染水除去の実証実験」において、最大97%のPFAS除去に成功しました。また、本実験で培った技術の外部販売を開始する運びとなり、「国内外の環境課題解決に向けた事業発表会」を2025年5月29日(木)に開催いたしました。

 駿河GXテクノロジーは、全国各地で深刻化しつつあるPFAS汚染を弊社の世界初の独自技術で解決することを目的に、様々な取り組みを行ってまいりました。特に、静岡市清水区では、近隣工場から流出した国の暫定基準値を数百倍上回るPFAS汚染水(日量最大1万トン規模)が海へ流出する深刻な事態が問題となっていました。弊社グループはこの課題解決に向け、2024年7月からPFAS除去の実証実験に取り組んでまいりましたが、この度、弊社技術で最大97%のPFAS除去が可能であることを確認しました。またこの独自技術は、国内外の環境問題を解決でき、今後、PFAS以外の汚染除去への活用も期待されます。

 発表会では、駿河GXテクノロジー代表 青山より、PFASの分離・回収から無害化を実現するPFAS汚染の水処理除去装置「亜臨界水総合システム」を発表したほか、弊社 代表取締役社長 粟井、静岡市 難波市長によるプレゼンテーションを実施。当社の処理装置は、大量かつ断続的な汚染水処理に対応可能な設計となっており、今回の実証実験の成功を受けて、本システムの外部販売を本格的に開始することを発表しました。また、南アルプスや駿河湾の美しい自然の保護や、静岡市のGX政策のさらなる推進のために、当社から静岡市へ寄付することを発表し、贈呈式を行いました。

 これからも静岡市でのスーパーシティ構想実現に向けて、静岡市とも連携してまいります。

●駿河GX テクノロジー株式会社 代表取締役 青山 慧 

「PFAS除去装置の実証実験結果」および「駿河GXテクノロジーが掲げるスーパーシティ構想」について発表しました。

PFAS除去に関して、既に複数の自治体や民間企業からのご相談をいただいており、亜臨界水総合システム導入に向け、現場での調整を進めております。当社が展開する亜臨界水総合システムを通じて、PFASをはじめとした汚染物質の除去、CO2ゼロの産業廃棄物処理の実現を目指し、安心安全な生活環境の保全創出に貢献してまいります。
さらに、静岡市のエネルギー地産地消型「スーパーシティ構想」について、未来都市の構想だけに留めず、実際に創っていくことを前提に社会実装の実現を目指します。
Aホールディングスグループの技術を結集し、「ゴミゼロ・CO2排出ゼロ・PFASゼロ」の都市モデルを構築。
静岡市での実現を起点に、静岡から世界へ、人々が安心して暮らせる社会の実現に尽力してまいります。

●A ホールディングス社代表取締役社長 粟井 英朗

Aホールディングス、駿河GXテクノロジーの今後の展望についてご紹介。

当社では、10数年前からPFASをはじめとした環境問題に注目しており、国内外の環境問題解決に向けて取り組んで参りました。環境問題の解決において、企業が果たすべき役割は年々大きくなっています。今後は、産・官・学・地域社会・金融・メディアの連携が不可欠であり、当社もその一翼を担う責任があると考えております。環境配慮型ではなく環境問題解決型の企業として、生活者の安心安全な暮らしを実現するために尽力いたします。

●当日の様子

■PFAS汚染水処理装置の詳細について

<静岡市と実施した実証実験で97%のPFAS除去を確認>

静岡市との実証実験では最大で97%のPFAS除去が可能であることが確認されました。これを受け、当社は世界初となる亜臨界総合システムを活用したPFAS汚染水処理装置の外部販売を開始することとなりました。

<弊社のPFAS汚染水処理装置の特徴>

弊社の技術は、高濃度・大容量・断続的な汚染水への対応に加え、除去後のPFAS 成分を直ちに無害化できる独自技術を備えており、二次汚染リスクも防止できる点で他技術と一線を画しております。また、効率化・低コスト・環境負荷の少ない形で処理可能な世界初のソリューションとなります。さらに、亜臨界水総合システム(亜臨界水処理装置・加圧浮上分離装置・各種発酵装置)を活用することでPFASをはじめとした化学物質の除去だけでなく、生ごみやプラスチック類、下水汚泥といった普段の生活で発生する汚染物質においてもCO2ゼロの産業廃棄物処理を実現します。

■Aホールディングスについて

Aホールディングスは亜臨界水総合システムを展開する駿河GXテクノロジーをはじめ、約20社から形成されるグループのホールディングカンパニーです。グループ内の各企業が水・環境・医療・エネルギー・防災の課題解決を目指し、地球規模での社会貢献に取り組んでいます。

■会社概要

商号:株式会社Aホールディングス (https://a-holdings.jp

所在地:山梨県富士吉田市上吉田4961番地1(本社)

代表取締役社長 :粟井 英朗

事業内容: 生活に必要不可欠な「水」の安心・安全を守り続ける事業、水のテクノロジーでCO2ゼロ・公害ゼロを実現する事業、ワイヤレス給電技術の開発と普及に取り組む事業

資本金:100万円

設立年月日:2014年9月

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会社概要

株式会社 Aホールディングス

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URL
https://a-holdings.jp
業種
製造業
本社所在地
山梨県富士吉田市上吉田 4961番地1
電話番号
0555-23-3216
代表者名
粟井 英朗
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2014年09月