日台震災復興支援イベント 「洄瀾生活節 collab with Japan」に出展いたしました
和のテーブルウェアの文化を台湾で発信
紙器・包装資材の製造、販売等を行う有限会社高鳥紙業(所在地:福井県小浜市、代表取締役:高鳥義雄)は、2024年10月25日(金)から11月24日(日)に台湾花蓮市の花蓮将軍府1936で開催された、震災復興支援と日本文化の発信を目的としたイベント「洄瀾生活節 collab with Japan」に出展したことをお知らせいたします。
本イベントは、今年4月3日に台湾で発生した花蓮地震、及び1月1日に日本で発生した能登半島地震の復興支援を目的として開催されました。当社はお箸や器に用いる紙器・包装資材等を手がけております。今年1月に発生した能登半島地震で取引先の輪島塗の製造者様が被災され、能登地域での震災によるダメージは大きく、未だ復興への道のりは遠い状況です。北陸地方の伝統工芸品と関わりながら50年以上にわたって事業を展開してきた企業として、日本文化の発信を通じて被災地の復興支援へつなげたいという思いから本イベントに出展をいたしました。
期間中は展示即売会・体験会を実施し、10月25日から27日までの3日間は代表自ら台湾へ出向き、自社商品を用いた体験会を行いました。また、展示会ではパートナー会社である箸専門店のひらの伊様の若狭塗箸や、越前漆器を扱う光琳堂様のお盆や漆塗りの小箱を展示いたしました。
当社は事業の最終目標として「パッケージのトータルコーディネート」を掲げており、使い捨ての包装ではなく、付加価値をつけることで贈る人と贈られる人の双方に想いが伝わり、記憶に残るパッケージを提供していきたいと考えております。体験会では、捨てられてしまう袋に付加価値をつけたいという思いから、当社の新商品である「はしおり™」(箸袋から作る折り紙)で今までにない形状の折り紙を体験折り紙を折っていただく催しを実施しました。法人様とのやり取りが中心で日頃エンドユーザーと触れ合う機会が少ない中、お客様の反応に直に接する貴重な機会となりました。
台湾は日本への震災支援をいち早く行うなど、人と人との繋がりを重んじる文化があり、助け合いの精神が根付いています。本イベントを通じて、当社のパッケージであれば、相手への思いやりの気持ちを表現する手段として、台湾市場においても十分に通用できる製品であると確信を持つことができました。お箸や器などのテーブルウェアは日本料理を構成する重要な一部であり、今後世界で認知される和食とともに箸袋や箸置き、漆器の文化をさらに広めていきたいと考えております。
■イベント概要
名称:洄瀾生活節 collab with Japan
会場:花蓮将軍府1936(花蓮市中正路622巷6号)
会期:2024年10月25日(金)~11月24日(日)
※本イベントでの一部収益を、花蓮と能登半島の復興支援のため寄付させていただき、以下の感謝状をいただきました。
■将軍府1936について
台湾東部最大の都市で、太平洋に面し海や山の絶景スポットが点在している花蓮県花蓮市に、新しい観光名所として、2024年4月1日にオープンしました。日本統治時代の1930年代に建てられた日本家屋8棟をリノベーションした複合施設であり、1棟は県定古跡として登録されています。現在、多彩なブランドが入居しており歴史的建築の魅力も感じながら、文化・芸術・食を堪能することができます。
■会社概要
社名:有限会社 高鳥紙業
設立:昭和46年(1971)11月
代表取締役:高鳥 義雄
事業内容:シール・ラベル、パッケージ・紙器、食品関連商品等の製造・販売、販促品の提案、動画制作など
住所:〒917-0072 福井県小浜市千種2-4-3
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