Vantive、腎臓ケアと生命維持に重要な臓器療法の発展に 10 億ドル以上を投資 治療のデジタル化を推進
この資料はVantiveが米国時間2025年6月2日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳再編集し、皆さまのご参考に提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。
-
今後5年間にわたるグローバル規模での投資:研究開発と生産拡大、治療アクセスやケア、
治療アウトカムの向上につながる新テクノロジーおよびサービス開発を行います
-
第62回欧州腎臓学会議(オーストリア・ウィーン、6月4~7日)にて、当社はビジョンおよび
イノベーションの推進計画を紹介します
オーストリア・ウィーン、2025年6月2日 – 本日、70年にわたる腎臓ケアにイノベーションの歴史を持ち生命維持に重要な臓器療法を推進する独立企業であるVantiveは、研究開発と生産能力の拡大に今後5年間で10億米ドル以上をグローバルで投資する計画を発表しました。第62回欧州腎臓学会議(ERA)において、Vantiveは、この投資について、患者さんの治療アクセスやケア、治療アウトカムの向上につながるデジタルソリューションおよびイノベーションの推進が目的であることを発表します。
【Vantive 最高経営責任者(CEO) クリス・トス コメント】
「ERAにVantiveとして初めて参加するなかで、このように意義のある投資について発表することを誇りに思います。これは、腎臓ケアと生命維持に重要な臓器療法という未来を形成していくことを示す当社のコミットメントの表れです」「より良い治療アウトカムは、患者さんの治療やケアへのアクセスが向上し、より直感的で現代の需要や医療エコシステムとの関連性が強いほど高まります。私たちは、医療機関での救命救急活動から在宅における透析治療まで、どこでどのように治療が提供されるのかということに変革を起こそうとしています」
患者さんと医療従事者のニーズを満たすためにデジタル化を加速
慢性腎臓病(CKD)患者数は増加の一途を辿ると同時に国の費用負担は大きく、ヨーロッパだけでもCKDと末期腎疾患(ESRD)の年間費用は1,400億ユーロを超えると推定されています※1。人口の高齢化と糖尿病や高血圧の罹患率の上昇によりCKD患者数が増加し、医療システムへの圧迫はますます高まっています。CKDは、2040年までに世界の死因の第5位になると予測されています※2。慢性腎臓病の負担増に加え、急性臓器補助療法の選択肢が急務となっています。たとえば、集中治療室(ICU)の患者さんは60%が急性腎障害を患っている可能性があります※3※4。時間とリソースがますます逼迫する環境下で、医療従事者は現場の複雑さに対応しながら、より多くの患者さんへ効率的に対応できる、よりスマートで測量的かつ持続可能なケアツールが必要になっています。
Vantiveの研究開発および製造能力への投資は、この拡大するヘルスケアシステムのニーズに対応するため、イノベーションの加速を目指しています。Vantiveは、透析のデジタル化、および救命救急製品・サービスの開発を通じて、迅速かつ十分な情報に基づいた医療現場の意思決定を支援し、医療チームによる患者さんケアの中断を最小限に抑え、腎臓の治療管理をプロアクティブなものに変えるなど持続可能な形を模索しています。今まで以上に一貫性があり、効率的で、パーソナライズされた治療へのアクセスを拡大したいと考えています。
ERA では成長のための基盤を紹介
2025年、新たに独立企業として幕開けを迎えたVantiveは「人生に寄り添い、希望の未来へ」というミッションを掲げています。ERA では、このミッションを紹介すると共に、主要な製品、デジタルソリューション、先進的サービス、臨床研究などにスポットライトを当てます。また、医療従事者が限られたリソースを有効に活用し、どの患者さんにも在宅治療へのアクセスを可能にすることで選択の自由とQOL向上に貢献するというVantiveのコミットメントを共有します。
-
遠隔患者管理における治療モニタリングについて
-
遠隔患者管理ツールが医療従事者の効率と治療に与える影響に関する研究結果
-
ICU医療従事者のためのデジタルヘルスソリューション
-
バーチャルリアリティ(VR)トレーニングとVantive Learning Services
Vantiveについて
Vantiveは、患者さんと医療従事者の「人生に寄り添い、希望の未来へ」導くことをミッションに掲げる、生命維持に重要な臓器療法を担うグローバル企業です。70年にわたり、私たちは腎臓ケアにおける意義あるイノベーションを推進してまいりました。Vantive社員、ソリューションもしくはそのサービスは、世界中の患者さんに日々100万件以上のタッチポイントがあります。私たちは、これまでの歴史を基盤として、デジタルソリューションや先進的なサービスを通じて透析における体験をより良いものにすることに注力し、腎臓ケアの先を見据えたイノベーションへ投資しています。私たちは、医療従事者の診療や患者さんのライフスタイルに寄り添う治療法を提供したいと考えています。医療関係者による治療管理の柔軟性と効率性の向上、そして患者さんの充実した日常、それがVantiveの目指すものです。詳細については、http://www.vantive.com/ にアクセスし、LinkedIn、X、Facebook、Instagram、YouTubeにてフォローしてください。
※1 van Mil D, Pouwels XGLV, Heerspink HJL, Gansevoort RT. Cost-effectiveness of screening for chronic kidney disease: existing evidence and knowledge gaps. Clin Kidney J. 2023;17(1):sfad254
※2 Foreman K.J., et al. Forecasting life expectancy, years of life lost, and all-cause and cause-specific mortality for 250 causes of death: reference and alternative scenarios for 2016–40 for 195 countries and territories
※3 Esposito P, et al. Clin Kidney J 2024;17(8):sfae231
※4 Hoste EAJ, et al. Intensive Care Med 2015; 41:1411–423
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。