Anamorphosis Networks、業界初のオートノマス学習を搭載したAI外観検査システム「NuLMiL」の公式Webサイトをグランドオープン

画像検査ゼミや事例について紹介するページを充実。公式サイトを通じ、AI外観検査技術と現場ノウハウを幅広く発信

株式会社Anamorphosis Networks

2025年6月25日 10時00分

「誰もが使えるAI」で製造業の業務効率化を支援する株式会社Anamorphosis Networks（本社：京都府京都市、代表取締役　炭谷翔悟）は、業界初のオートノマス学習を搭載したAI外観検査システム「NuLMiL」のWebサイトをグランドオープンしました。

不良品ゼロを目指す！オートノマス学習搭載「NuLMiL」が品質管理を革新

NuLMiL　Webサイト　https://nulmil.net/

株式会社Anamorphosis Networksは、製造業の現場に息づく知恵と工夫をテクノロジーで支え、次世代のものづくりに貢献することを目指しています。この想いをかたちにしたのが、AIが自律的に学習する業界初の「オートノマス学習」を搭載したAI外観検査システム「NuLMiL」（ヌルミル）です。専門知識がなくても現場の知見をAIに学ばせることで、誰もが直感的に扱える「等身大の製造業DX」を実現します。

■ 現場の知見をAIが自ら学ぶ「オートノマス学習」

「NuLMiL」の最大の特徴は、AIが自律的に学習しパラメータを最適化する「オートノマス学習」機能です。これにより、従来は製品ごとに必要だった膨大な教師データの準備や個別の学習プロセスが不要となり、特に少量多品種の生産現場でも即座に導入し、品質管理体制を構築できます。

■ 専門知識は不要。現場のフィードバックがAIを育てる

NuLMiLの操作は驚くほど直感的です。検査員が画像上の不良箇所を色塗りするだけで欠陥を分類でき、そのフィードバックを基にAIが学習を重ねます。良品と不良品の学習を組み合わせたハイブリッド学習により、少量のデータからでも100%に近い精度で不良品を検出。これまで熟練者の経験や勘に頼っていた繊細な判断も、現場のフィードバックを通じてAIが自律的に最適化し、誰でも簡単に高精度な検査AIの構築・運用が可能です。

■ 人がより人らしく働ける環境へ

本システムは、現場作業者向けに設計されたオンプレミス型の外観検査AIです。専門知識が必要とされるAIパラメータの調整はバックグラウンドで自動的に行われ、シンプルな操作だけで高精度な検査を実現します。多品種に対応でき、使い回しが可能な柔軟性も備えています。

さらに、単なる検査業務の自動化にとどまらず、生産プロセスの改善や品質管理の最適化を支援する機能も今後追加を予定しています。「不良を市場に出さない」から「不良を作らない」へ。些細な気づきを次の改善につなげることで、日々の業務に前向きな循環を生み出し、作業者がより付加価値の高い仕事に集中できる環境を構築します。

導入コストを抑えながらも、検査業務の自動化、人的リソースの最適化、品質向上を同時に実現可能です。現在までに300社以上で利用されており、実績あるソリューションとして高い評価を得ています。

NuLMiL　Webサイトを見る