7月1日は「世界気管支拡張症デー」です。
日本呼吸器障害者情報センター(J-BREATH)は啓発活動に賛同し、共に取り組んで参ります。
7月1日は「世界気管支拡張症デー(World Bronchiectasis Day)」です。この日は、気管支拡張症の啓発と患者支援の重要性を国際社会と共有する機会として設けられました。

世界的に患者数が増え続けている気管支拡張症とは?
気管支拡張症は、気管支が不可逆的に拡張し、咳や痰が続く病気です。血痰や喀血がみられることもあります。進行すると呼吸機能が低下し、日常生活に支障をきたします。我が国では、高齢化社会の進展や非結核性抗酸菌症患者の増加に伴い、気管支拡張症の患者数が増加傾向にあります。
気管支拡張症の早期診断や適切な管理が求められる一方、その認知度は低く、適切な診断や治療が遅れるケースも少なくありません。患者さんの生活の質(QOL)を向上させるためには、医療現場のみならず社会全体での取り組みが重要です。
J-BREATHは、患者会として啓発活動に取り組んで参ります
日本呼吸器障害者情報センター(J-BREATH)は、患者団体として、気管支拡張症を含めた呼吸器疾患患者さんに寄り添う活動を行っています。また気管支拡張症についてより多くの人に知っていただき、適切な管理や新たな治療法がさらに開発されることを願って、日本結核・非結核性抗酸菌症学会が取り組む啓発活動に賛同し、共に取り組んで参ります。
J-BREATHが現在、取り組んでいること
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年間6回発行の会報紙「より良い呼吸のために J-BREATH」での特集記事の掲載
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別冊J-BREATH「肺NTM症・気管支拡張症を理解しよう」の制作
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公式サイトでの情報提供
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気管支拡張症・非結核性抗酸菌症患者の患者会員向けオンライン交流の開設

別冊J-BREATHでの肺NTM特集
会報紙「より良い呼吸のために J-BREATH」124号〜125号(2023年2月〜4月)に掲載した記事を再構成したものです。
患者さんが辛そうな症状に苦しんでいるときに、あるいは元気そうに見えても心の中で不安とたたかっているときに、家族や職場といった身近な方々がこの病気を理解して寄り添っていただけるよう、専門医らの対談を通して、検査・診断から治療やリハビリテーションに関する情報をまとめました。
日本結核・非結核性抗酸菌症学会のホームページより
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啓発ポスター(PNG) 7月1日は世界気管支拡張症デー
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啓発ポスター(PDF)は以下からダウンロードできます。

NPO法人日本呼吸器障害者情報センター(J-BREATH)
J-BREATH(NPO法人日本呼吸器障害者情報センター)は、COPD(シー・オー・ピー・ディー)や間質性肺炎などの慢性呼吸器疾患患者さんとその家族のための、患者支援団体=患者会で、2000年に創設されました。患者さんがより良い療養生活を送れるよう、電話による悩み相談のほか、会報紙「J-BREATH」を通じて、療養関連情報を提供し、医療講演会やイベントによる疾患啓発活動を行っています。また、日本呼吸器学会及び他の呼吸器疾患患者団体と連携・協働して患者さんの声(意見・要望)を集めてより良い療養環境を整えるための国への陳情活動などを行っています。
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