感情と花がつなぐ体験デザイン―「花ごころアート」―

日本ホビーショー2025 出展レポート

“花で想いを咲かせる”—感情を届ける新しいアート体験を発表

株式会社ディスト（代表取締役 佐藤有紀）は、フラワーライフ振興協議会の理念に共感し、2025年4月の日本ホビーショーにて「花ごころアート」を初披露しました。

本プロジェクトでは、出荷用に咲いて摘まれてしまう花や、市場に出回らない規格外の花など、まだ美しく咲いている花々に再び光を当て、人と人の想いをつなぐ参加型アート体験を展開しています。

公式サイト関連ページ：https://dist.co.jp/works/hanagokoro

人の想いが集まり、咲き、つながる体験

・花を感じるステージ空間とフォトブース

規格外の花々を使い、ステージとキッズフォトブースを演出しました。

・参加型フラワーウォール：

来場者が一輪の花を選び、想いを込めて壁に添えるインスタレーションを実施しました。

※写真：キッズフォトブースと、花ごころアートに参加する方の様子

今回は、全国5か所から旅してきたフラワーロスの花たちが色鮮やかに会場を飾りました。

• 富山県：チューリップ（球根出荷用に切り取られるが、出荷されない花）

• 和歌山県：スターチス（規格外品）

• 淡路島：カーネーション（余剰在庫）

• 愛知県：ショートローズ（サイズ規格外）

• 静岡県・浜松市：ガーベラ（生産過剰分）

花に再び、命と感情を宿す

ガーベラ農家さんの出荷準備の様子

「花ごころアート」は、感情デザインを軸に、廃棄予定だった花々に命と意味を与えなおすプロジェクトです。

日本では、まだ咲いているのに「規格外」や「出荷調整」によって廃棄される花が少なくありません。

フラワーロスは、生産者にも流通側にも解決が難しい課題とされてきました。こうした“見えにくいロス”に、演出や感情を介在させることで、新たな価値を生みだせるのではないか。

そんな問いから生まれたのが、花ごころアートです。

想いを込めて添えられた花は、消費されるモノではなく、共感を届ける“場”になれるのかもしれません。

花に再び、命と感情を宿す

ホビーショーの会場では、来場者が一輪の花を選び、会話を楽しみながら装飾に参加する体験を設計しました。

ただ花を飾るだけではなく、フラワーロスの背景を知るきっかけとしても意味のある時間となりました。

この“花ごころアート”を通じて、企業・地域・教育・福祉の場にも、やさしさと想いが自然につながる場を届けていきたいと考えています。

球根出荷で廃棄されてしまうチューリップの花摘み体験の様子

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花ごころアートが活きる場面

花ごころアートは、空間やテーマに応じて自由にカスタマイズ可能です。

【演出スタイル】

• 壁面インスタレーション（参加型フラワーウォール）

• フラワーカーペット（床面を活用したSNS向け演出）

• フラワーワークショップ（その場で持ち帰れる体験型）

【活用シーン例】

• 地域イベント・マルシェの企画

• 商業施設・展示会での空間演出

• 企業の記念日・社内イベント

• 医療・福祉・教育の場での心のケア導入

【特長】

• 会場規模・目的に応じた柔軟設計

• 花材・演出・運営を一括対応

• 全国展開・巡回開催も対応可能

チューリップのフラワーカーペット

花ごころアート｜初回展示概要

• 出展イベント：日本ホビーショー2025

• 開催日程：2025年4月17日（木）〜19日（土）

• 会場：東京ビッグサイト

• 出展名義：株式会社ディスト

• 協力：フラワーライフ振興協議会　https://flower-life.org/

「感情をデザインし未来を奏でる」株式会社ディスト

株式会社ディストは、

「伝えたい」を、“伝わったね”へ。

感情と構造のデザインで、社会に届く仕組みをつくる会社です。

想いを“伝わるかたち”に変えるため、考察と企画（Plan）・構造設計（Structure）・制作と実装（Create）のすべてを一気通貫で担うチームです。

ただ考えるだけではなく、ただ作るだけでもない。

想いの出発点から、届けるその瞬間まで、感情と構造の両面から伴走します。企画から実装まで一気通貫での対応はもちろん、プロジェクトの一部工程へのご相談にも柔軟に対応しています。

会社名：株式会社ディスト

所在地：〒171-0031 東京都豊島区目白2丁目16-22 ロンアイル池袋102

公式WEBサイト：https://dist.co.jp

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