工業所有権情報・研修館と東北大学の産学連携活動に関する連携協定の締結について

工業所有権情報・研修館（ＩＮＰＩＴ）と東北大学は、令和７年３月７日に「産学連携活動に関する業務連携・協力に関する協定書」を締結しました。

ＩＮＰＩＴとして初めてとなる大学との連携協定となります。　

今後は、東北大学における研究開発やスタートアップ創出において、ＩＮＰＩＴが実施する知的財産に関する支援が一層活用され、人材育成についても相互協力を図ることで、革新的な研究成果をイノベーションに繋げる取組を強化し、国内産業の発展に一層貢献することを目指します。

ＩＮＰＩＴ　瓜生　和久　理事（左）、東北大学　遠山 毅　理事（右）

1．概要

令和６年度、ＩＮＰＩＴは「工業所有権情報・研修館」の名称となってから２０周年を迎え、東北大学は国際卓越研究大学に認定されました。

双方にとって大きな節目を迎えたことを踏まえ、令和７年２月１３日に、ＩＮＰＩＴの渡辺治理事長と東北大学の冨永悌二総長が、研究力の向上、スタートアップ創出、人材育成をテーマに対談（※）を行い、知的財産面での相互協力を推進することを確認しました。

そして今般、ＩＮＰＩＴと東北大学は、革新的な研究成果をイノベーションに繋げる取組を強化し、国内産業の発展に一層貢献することを目的として、連携協定を締結しました。

※対談の内容は、後日、INPIT20周年特設サイトにて公表予定です。

2．協定の内容

(１) 研究成果の社会実装に向けた知的財産支援

　東北大学の職員・学生による知的財産に関する相談を行いやすくするため、ＩＮＰＩＴは東北大学専用の相談連絡先を整備し、東北大学は職員・学生に対する周知活動を行います。

(２) 人材育成

ＩＮＰＩＴと東北大学は、知的財産に関する研修や人材交流について、相互協力します。

3．今後の展開

今後、ＩＮＰＩＴは、本連携協定によって得られた知見や経験を、より多くの大学の研究成果に関する知的財産支援に活用していきます。

（本発表資料のお問い合わせ先）

独立行政法人工業所有権情報・研修館（INPIT）

　知財活用支援センター　知財戦略部長　鷲﨑 亮

担当者：杉田、平井

電　話：03-3581-1101 （内線3909）