音楽が動き出す──“どこへでも行くLIVE”が、身体性を取り戻す時代の実験に

AI時代の逆行者、Dan Mitchelが始めた“音楽宅配プロジェクト”が全国展開へ。小さな空間でしか得られない臨場感と、即興演奏の価値を届ける。

デジタル全盛の今、音楽はますます“便利で効率的”になっている。
生成AIによって誰もが音楽を作れ、ストリーミングで即座に届く時代──
だが、その一方で、音楽の原点である「人と人の間に生まれる身体的なやりとり」は失われつつある。

そうした風潮に対し、**「音楽をもう一度、人の手で運び、人の前で奏でる」**という逆行的な試みが、静かに注目を集めている。

このプロジェクトの名は、「出張プライベートLIVE」

立ち上げたのは、ドラマティックアーティストとして活動するDan Mitchel(株式会社ドラマティックフロンティア所属)
個人宅からカフェ、キャンプ場、地域イベント、リハーサルスタジオに至るまで、あらゆる場所に機材を持ち込み、オーダーメイドのライブ空間を“即興で”創り出す。

■プロジェクトの発起人:Dan Mitchelとは?

このプロジェクトを立ち上げたのは、アーティスト/映画監督/音楽家/俳優として活動するDan Mitchel。
過去に監督・主演・脚本・プロデュースを手がけた短編映画が、ハリウッドの映画祭に入選し、さらにイタリアの映画祭では「Best Asian Film」を受賞。
舞台、映像、音楽、文学──あらゆるジャンルで“ドラマティックな表現”を軸に活動してきた。

最近ではシングル『都会のターザン』をデジタルリリース。音楽・映像・身体表現を横断する総合的なアーティスト活動を展開している。

「AIにはできない“感情の空気”を、アートで届けるのが自分の仕事」と語るMitchelは、現代における“アナログな詩人”ともいえる存在だ。

■プロジェクトの特徴

ソロ/バンド編成/ダンサー・PA含むチーム構成まで対応

AIや打ち込みでは再現できない即興演奏がメイン

小さな空間での臨場感(マイクを通さない音も含めた体感)

高齢者施設や子ども向けの音楽体験にも応用可能

全国対応(+海外出張も可能/要交通費)

直近では、「大人の遠足~Luxury HAYAMA~」(kokolo sauna×Atelier Câlin共催)にて、持ち込みアンプを使ったバンド演奏を披露。和太鼓奏者・椿拓也(LA SEÑAS)も参加し、観客を熱狂させた。

■公共性と社会的意義

AI音楽の台頭へのカウンターとして、音楽の“身体性”を再定義

地方や小規模空間でもクオリティの高い生演奏を届ける=音楽体験の格差是正

教育的価値も高く、実際のリハーサル風景・セッションの様子をYouTubeで無修正公開中

ライブ音楽を「一部の人の贅沢」ではなく「誰にでも届く日常」へと解放する試み

■代表コメント(Dan Mitchel)

「音楽って、本来“目の前の誰かのために奏でるもの”だったと思うんです。
今の時代、誰かの耳に届いていても、身体には届いていない気がして。
このプロジェクトは、“音楽が動く”ことで、心も動く体験を届けたいんです」

■過去の参加メンバー(一部抜粋)

石井ひなた(The fin.サポート/ピアノ・サックス):欧州・アジアツアー経験を持つ若き即興プレイヤー

GODO Terasawa:ロックバンド「fade」のギタリストとして北米・アジアツアーを経験。現在はソロアーティスト・画家・作家としても活動中。柔軟な表現力と緻密な音づくりに定評あり。

影田穂高(IKILLU):洗練されたベースグルーヴで空間を引き締める。YouTube「みのミュージック」などにもベース演奏で出演歴あり。

Gai Seki(La Señas/w.a.u):ラテン打楽器と即興指揮で構成する“演奏そのものがアート”なリズム職人。

Aiko Yoshiba:国際作曲賞受賞歴あり。Dan監督作品の映画音楽も手がける。

Jasmine Mazlika:コンテンポラリーダンスとDJのスキルを融合させ、国内外で表現活動を展開。身体表現における世界観構築に優れ、ステージに詩的な熱をもたらす。

■今後の展開・取材対応

今後は、地域主催の音楽イベント、教育施設でのワークショップ、福祉施設との連携なども予定。
すでに3月には、リハーサルとライブを含む5時間のドキュメントイベント「今夜は、ずっとリハーサル?」が開催され、ドキュメンタリー映像もYouTubeにてノーカット・無修正で公開中。

Cover Photo:Leo Kuroyanagi

■料金設定(目安)

ソロ:3万円〜 +交通費

バンド編成:15万円〜 +交通費
※プラン内容・規模により変動あり。

Square決済でオーダー可だが、メール相談も受け付けている。

■編集者・メディア関係者様へ

本プロジェクトは、「AIにできないものは何か?」という問いに対するひとつの実験です。
ご希望があればライブ取材・密着・インタビューも柔軟に対応可能です。
また、今後の社会的展開(教育・地域・海外など)についても構想段階からご案内できます。

■まとめ

音楽の未来を、“聴く”から“感じる”へ。

それは、音楽を贅沢から日常へ引き戻すための、一歩かもしれない。

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会社概要

URL
https://dramaticfrontier.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都目黒区上目黒1-7-3 203
電話番号
-
代表者名
山本悠
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2024年07月