内部監査部門向け監査管理システム「TeamMate+」のAIツール「TeamMate+ AI Editor」に業界トップクラスのデータ保護機能を搭載
専門的な情報とソフトウェア並びにサービスの世界的リーダーであるウォルターズ・クルワーは、
内部監査部門向け監査管理システム「TeamMate+」の生成AI文書化エンジン「AI Editor」に業界トップクラスのデータ保護機能を搭載したことを発表します。
ウォルターズ・クルワーと内部監査人協会(IIA)の内部監査財団による最近の調査(※)では、監査人の26%が「すでに監査業務でAIを利用」し、約36%が「AIの将来的な利用を検討している」ことが示されており、AI搭載技術に対する高い関心がうかがえます。一方で、調査対象となった監査法人のリーダーの76%が自身の生成AIスキルを「初心者」または「入門者」レベルと回答しています。内部監査部署で品質と生産性の向上を目的とした、アクセスしやすく使いやすいAIツールが求められていることを示しています。
※Wolters Kluwer・Internal Audit Foundation共同レポート「内部監査のための生成AI」2024年10月30日
「TeamMate+ AI Editor」は、監査人が高品質な文書を効率的、かつ安全に作成するためにAIツールです。業界トップクラスのデータ保護機能とエンドツーエンド暗号化により、企業の機密情報を確実に守りながら監査業務を進めることができます。直感的な操作性と事前構築されたプロンプト機能により、専門知識がなくても高品質な文書を効率的に作成することができます。
■「TeamMate+ AI Editor」の特徴
【データ保護】
データ漏洩や機密情報をAIモデルの学習に利用されることへの懸念に対応するため、TeamMate+ AI Editorには強化されたデータ保護機能が搭載しています。データ分離、データ非保持、エンドツーエンド暗号化、個人情報(PII)ブロッカーなどの業界トップクラスの対策をしており、顧客データの安全性と機密性を確保します。
【安全対策】
内部監査業務のプレッシャーの下では誤りや不明確な記述が生じやすく、監査人は適切な詳細情報と読みやすさのバランスを取るという課題があります。TeamMate+ AI Editorは、不適切または無関係な出力のリスクを最小限に抑え、内部監査業務に特化した適切な文書の作成を支援します。これにより、文書内容の一貫性と焦点を的確に維持することが可能になります。
【事前構築されたプロンプト】
監査人は、手作業による修正時間を削減し、本来の監査業務に集中したいと考えています。TeamMate+ AI Editorは、状況に応じた最適なプロンプトの提案を行うためプロンプトを独自に開発する必要なく、監査人の監査文書の品質向上を支援します。
【多様なプロンプト】
手作業による言語翻訳は、一貫性の欠如や納期の遅延につながることがあります。また、複数人が関わる文書は、内容が断片化やトーン、構成、形式の標準化が不足する可能性があります。TeamMate+ AI Editorは、文章の明確化の向上、トーンの調整、長文の要約、多言語翻訳など、多様なプロンプトを提供し、柔軟に状況に応じたサポートを実現します。
■ウォルターズ・クルワー
監査&保証および法人税担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー
フラン・クラーセン氏のコメント
「監査人は、生産性を向上させ、業務品質を高める革新的なツールを常に求めています。しかし、セキュリティやデータ保護に関する懸念、そして生成AIの複雑さが、新技術の導入と活用における障壁となっていました。TeamMate+ AI Editorは、データが安全かつ機密に保たれる使いやすいツールを提供することで、これらの課題に対応します。」
■監査管理システム「TeamMate+ 」
「TeamMate+ 」は、監査業務を効率的かつ統制の取れた形で管理・実行するための包括的な監査管理システムです。このソリューションは、内部監査部門や監査法人が監査の計画、実施、報告、フォローアップといったプロセス全体を一元管理できるよう設計されています。
「TeamMate+」の主な特長は、リスクベースの監査計画機能、リアルタイムのステータス管理、監査証跡の自動記録、ドキュメント管理、経営陣や関連部署とのレポーティング機能の高度な連携などがあります。
ユーザーは、監査対象の組織やプロジェクトごとにテンプレートを活用しながら、柔軟にカスタマイズ可能なワークフローを構築でき、監査プロセスの標準化と効率化を図ることができます。
また、チーム間での協働を支援するインターフェース設計や、進捗・リスク・対応状況などの可視化機能により、内部統制の強化とガバナンスの高度化にも貢献します。さらに、世界中での導入実績があり、複数拠点や複数言語での監査にも対応することができます。
「TeamMate+」は単なる監査ツールではなく、監査の「全体管理基盤」として、透明性のある組織運営と継続的な改善を支援するソリューションです。
詳細については、https://www.wolterskluwer.com/ja-jp/solutions/teammateをご覧ください。
■ウォルターズ・クルワーについて
Wolters Kluwer(EURONEXT: WKL)は、医療、税務・会計、金融・企業コンプライアンス、法務・規制、企業業績およびESG各分野の専門家向けの情報、ソフトウェアソリューション、サービスを提供するグローバルリーダーです。当社は深い専門知識と技術およびサービスを組み合わせた専門的ソリューションを用意して、お客様の重要な意思決定を日々サポートします。
詳細:https://www.wolterskluwer.com/ja-jp/about-us?fallback=true
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。