次世代空調システムの開発を加速──新会社「株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリング」設立のお知らせ
「未来をデザインする空調技術で、持続可能な社会を創造する」をミッションに、輻射式冷暖房「THEAR」の製造元として開発体制を強化
次世代空調の常識を変える、新会社が始動
空調システムの技術革新を目指す株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリング（本社：神奈川県鎌倉市、代表取締役社長：藤原 淳之介）は、2024年12月25日付で新たに設立されました。
地球環境への負荷を最小限に抑えた 輻射空調システムを通じて、エネルギー効率の高い、 持続可能な未来を目指します。次世代の空調技術を提供し、環境保全と快適な生活の両立を実現します。
輻射空調「THEAR」の展開強化に向け、新体制へ
株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリングは、これまで株式会社シアーコーポレーションで商品開発・販売を進めてきた輻射式冷暖房「THEAR」シリーズのノウハウ・体制を基盤に設立された、新たな製品開発・事業推進の主体組織です。
「THEAR」は株式会社シアーコーポレーションを通じて一定の市場評価と実績を積み重ねてきましたが、今後のさらなる製品強化・用途拡張・協業展開を見据え、より柔軟かつ専門性の高い体制を整えるべく、開発・企画の主導権を株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリングが担う形へと移行しました。
製品ブランドとしての「THEAR」も、現在は株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリングのもとで展開されており、従来製品を含む「THEAR」シリーズ全体の再編・進化を図っていきます。今後は、株式会社シアーコーポレーションが持つ販売チャネルやプロモーションの知見を活かしながら、両社がそれぞれの強みを発揮する新たな体制のもと、製品のさらなる普及と市場開拓を進めてまいります。
なお、株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリングの代表には、株式会社シアーコーポレーションにて「THEAR」シリーズの企画・開発を一貫してリードしてきた藤原 淳之介が就任。製品と市場を深く理解する当事者による体制の強化により、プロダクトと事業の両面でさらなる飛躍を図ってまいります。
新会社設立の背景と狙い
気候変動の深刻化やエネルギー価格の高騰、さらには美意識や健康意識の高まりにより、空調設備に求められる価値は大きく変化しています。
世界の人口は2019年の約77億人から、50年には約97億人へと約20億人増えると予想されています。 また、開発途上国では経済発展が加速し、エネルギー消費量が大幅に増加することが見込まれています。
世界のエアコンの稼働台数は、今後30年で約3倍に増加するとの予測があり、増加し続ける世界のエアコン需要に対応するソリューションが必要になります。
一方、稼働するエアコン台数の増加に比例して消費電力、排出フロンガスが増え、環境への影響が懸念される中、環境課題、省エネにも対応した製品が求められています。
こうした市場に対し、長年にわたりTHEARで培った革新的な輻射空調技術を基盤に、輻射空調の普及と進化を目指し、空調の枠を超えた実用性の高い製品づくりに挑戦しています。多様なプロダクトや企業とのコラボレーションを通じて、新しい形の輻射空調ソリューションを世界に提供するため、新会社「株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリング」を設立いたしました。
熱効率に優れた輻射熱の最新技術を活かし、洗練された空調機器として開発されたシステム
本新会社では、単なる空調設備ではなく、環境・デザイン・健康のすべてを考慮し、
持続可能で快適な空間を提供する"スマートな"システム“スマートレイ”をプロダクトおよびサービスの総称として取り扱います。
“スマートレイ”ラインナップ
●MOVA輻射式エアコン THEAR※（シアー）
●タオルウォーマー LAVETO（ラヴェート）
●可動式パネル空調ユニット MOVA（モーヴァ）
●輻射空調付きキッチン KUAIR（クエア）
●床暖房 WELL WARM（ウェルウォーム）
●壁空調 NUDA （ヌーダ）
●石空調 LITHORA （リソラ）
革新的デザイン・快適性と健康の追求
空間デザインと調和するミニマルな美しさ、97％リサイクル可能な素材設計、風を出さず乾燥させない輻射式冷暖房といった先進的な特長をもつ空調システムの開発・製造・導入を一貫して担います。
特に、高級レジデンスや研究機関、上質な商業空間など“空間の質”が重視される現場では、これまでの空調では応えきれないニーズ──静けさ、無風感、美観、健康配慮、そして環境負荷の低減──が高まっています。
快適性・機能性・美しさのすべてを求める空間にふさわしい、新たな空調の常識を社会に実装していきます。
輻射式冷暖房とは
輻射式冷暖房とは、主に温度と輻射熱（放射熱）をコントロールし、
室内の温熱環境の快適性を総合的に高めるシステムです。
「輻射」とは、エネルギーが波や粒子の形で空間を通じて伝播する現象です。地球上のすべての物体は熱エネルギーを放出し、また環境から熱エネルギーを受け取っています。輻射式冷暖房はこれらの自然エネルギー方式を利用した冷暖房システムです。
今後の展望
当社では、製品の性能だけでなく、施工品質や顧客体験を含めたトータルな空調ソリューションの提供を目指し、以下の取り組み・展開を進めてまいります。
■ 施工・メンテナンスの内製化による品質循環
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自社で施工・メンテナンスを一貫対応
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現場からのフィードバックを製品改善に即時反映
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技術と体験の両面で“進化し続けるエアコンシステム”を構築
■ ハイグレード住宅市場への展開
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輻射空調「スマートレイ」シリーズを高級マンションに導入
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不動産ディベロッパーとの協業を推進
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建築美と快適性の両立を図り、住宅分野での普及を拡大
■ 特殊用途（核シェルター等）への応用
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無風・静音・密閉対応により、核シェルターなど高機密環境への導入が進行中
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民間用途を超えた特殊環境への対応力を強化
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高性能空調の新たな用途拡大を目指す
■ OEM供給・海外展開による成長戦略
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OEMを含む技術供給体制を構築
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国内外のパートナー企業との協業を推進
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輻射空調のマーケットリーダーとして、国際的な市場展開を図る
新会社「株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリング」概要
会社名：株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリング
事業所：東京都文京区小石川1-4-12文京ガーデンザウエスト1004
登記：神奈川県鎌倉市腰越3-21-2
代表者：代表取締役社長 藤原 淳之介
設立：2024年12月25日
資本金：2,000万円
事業内容：
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輻射空調機の設計・開発・デザイン・製造・販売
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インテリア用品・家具・雑貨の設計・開発・デザイン・製造・販売
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金属・樹脂製品の設計・開発・デザイン・製造・販売 その他輻射空調に関する一切の事業
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