ビルメンテナンス事業（清掃）のリスク対策に教育DXで取り組む。「清掃スタッフのリスク管理教育」をスマホで提供する定額教育サービス「SOKOKARA 清掃スタッフコース」正式リリース。

一般財団法人建築物管理訓練センター協賛。

DC株式会社（東京都江戸川区／代表取締役社長 石川学）は、ビルメンテナンス事業（清掃業務）のリスク対策に有効な教育サービスとして「SOKOKARA 清掃スタッフコース」を令和7年3月に正式リリースしました。清掃スタッフの多様化、取引先の情報セキュリティ意識の高まり、誰もが使えるSNSの登場など、これまでの常識だのみの現場運営は難しくなっています。

そのような環境下で清掃契約の解約リスク、清掃スタッフの離職リスクをいかに克服していくか、DC株式会社はモバイルラーニング「SOKOKARA 清掃スタッフコース」による現場の常識（モラル・マナー、コンプライアンス、ホスピタリティ）の標準化を行います。本サービスは、清掃業務の教育啓蒙に取り組む一般財団法人建築物管理訓練センターからも協賛を受けており、業界の品質底上げに努めます。

■ビルメンテナンス会社様のための 清掃スタッフ向け品質向上モバイルラーニング

「SOKOKARA 清掃スタッフコース」

https://sokokara.online/

人材不足・教育リソース不足に悩む清掃業界の現実

■ 採用難と高い離職率が続くビルメンテナンス業界

少子高齢化の進行により、日本全体で人材不足が深刻化しています。特にビルメンテナンス・清掃業界では、就業者の高齢化も進んでおり、外国人清掃スタッフ、未経験の清掃スタッフでも採用が難しい状況です。

厚生労働省職業安定局の調査によると、2022年度のビルメンテナンス業界の有効求人倍率は2.65倍。これは全職種平均を大きく上回っており、人材確保の難しさを如実に物語っています。加えて、離職率も高く、多くの事業者が採用しても長く働いてもらうことに課題を感じています。

■ 清掃スタッフの“暗黙知”が品質を左右する現場の実態

特に清掃現場では、単なる作業手順だけでなく、「立ち居振る舞い」「お客様への気配り」といった現場スタッフの“当たり前”の行動＝暗黙知が、お客様の評価や契約の継続に直結します。

万が一の事故やトラブル時には「教育を行っていたかどうか」が契約リスクに直結するケースも多く、現場の清掃スタッフへの教育体制の整備は非常に重要です。
しかしこうしたナレッジは属人化しやすく、新人スタッフや外国人スタッフに伝えることが難しいという課題があります。

■ スタッフ教育の拡充が後回しになる企業事情

また、企業側では日々の業務に追われ、清掃スタッフへの教育に十分な時間やリソースを割くことができていない現実があります。

ビルメンテナンス・清掃業界は、高齢者・女性・外国人など様々な属性のスタッフが働いているため、勤務体系に合わせた教育や、研修ツール、言語の配慮などが難しくなりがちです。

「SOKOKARA 清掃スタッフコース」が現場の人材育成をDXで支援

■ PC・スマホで誰でもアクセスできる仕組み

「SOKOKARA 清掃スタッフコース」は、PC・スマートフォンを活用したオンライン学習サービス。入社時等の集合研修を簡単に実施していただけると共に、現場で働く清掃スタッフが、いつでもどこでも手軽に自分のペースで学習できる環境を提供します。

ナレーション付き動画教材は、視覚的でわかりやすく、再生スピードの調整など学習環境を調整する機能も提供しています。理解を深めたい内容については繰り返し視聴することができるため、経験の浅いスタッフや日本語が得意でない方でも無理なく学習していただけます。

■ 理解度確認のためのテスト機能

学習セクションごとに理解度を確認するためのテスト機能を提供しています。テスト結果は自動判定でその場で清掃スタッフ様が確認できます。また、管理者様もコース別の学習状況を分析し、特にテコ入れが必要なテーマが何かなどを特定できます。

■ 教育の属人化を解消し、組織での学習を可能に

「SOKOKARA 清掃スタッフコース」では、現場で求められるノウハウを体系化し、誰にでも・同じように・繰り返し学べる仕組みを実現。教育の標準化と効率化を支援します。

また、学習履歴や進捗状況は自動で可視化され、管理者がスタッフ一人ひとりの学習状況をリアルタイムで確認できるため、トラブル時にも“教育を実施していた”という証明につながります。

清掃業界に特化。多様なスタッフ属性にも対応

■ 清掃業界に特化した専門研修

数ある現場スタッフ教育のモバイル学習サービスの中でも、清掃業界に特化したモラル・マナー・コンプライアンス研修が受けられるのは「SOKOKARA 清掃スタッフコース」だけの特徴です。

単なる作業マニュアルではなく、「お客様にどう見られるか」「どんな振る舞いが求められているか」など、清掃品質の“見えない部分”まで伝える教育コンテンツを備えています。

■ 多様な働き方に対応した柔軟な学習スタイル

清掃業界では、パート・アルバイト・フルタイムなど勤務時間が多様で、一斉に研修を行うことが難しいという課題があります。

「SOKOKARA 清掃スタッフコース」では、スタッフ個人のスマートフォンを使って、通勤中や休憩時間などのスキマ時間に自分のペースで学習が可能。忙しい現場でも無理なく学べることで、教育機会の格差を解消します。

■ 高齢スタッフも無理なく活用

最新の調査によると、70代のスマートフォン普及率は8割を超えており、高齢化が進む清掃業界でもスマホ学習の導入は十分に実現可能です。スマホ操作の基本的な部分から解説した受講者ガイドも整備し、年齢やITスキルに関係なく、誰でも使いやすいことが強みです。

■ 外国人スタッフ向けの多言語対応

「SOKOKARA 清掃スタッフコース」は、多言語版としてインドネシア語・ベトナム語・中国語に対応しています。外国人スタッフが安心して働ける環境を支援するとともに、企業側にとっても教育の負担を大幅に軽減します。

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DC株式会社では、2025年6月27日にビルメンテナンス企業向けのオンラインセミナーを開催いたします。

■ 50人以上のスタッフを抱えるビルメンテナンス企業が考えるべき、ビルメンDXセミナー

業界特化コンサルタントがビルメンテナンス業界の最新時流を徹底解説

第1部では、船井総合研究所 櫛谷氏が成熟期を迎えつつあるこのビルメンテナンス業界において、業界の現状を多角的に分析し、LTV（顧客生涯価値）を軸にした経営戦略の重要性と、人材の定着が果たす経営への役割について詳しく解説します。

ビルメンテナンス業界向け研修DXの実践事例

第2部では、DC株式会社が開発したモバイルラーニング「SOKOKARA」を活用した効果的な人材育成方法について、具体的な提案を行います。

◎開催概要

開催日程：2025年6月27日　午前11時～12時

開催場所：オンライン開催

参加申し込み期限：2025年6月26日 24時

ご参加を希望の方はこちらのフォームに必要事項をご記入の上、送信ください。

https://forms.gle/DFSN2asx9WBaFc9x5

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提供会社：DC株式会社

1992年設立のオフィス総合サービス会社。施設運用から総務アウトソーシングサービスまで、ファシリティサービスを一括で提供する。不動産、清掃サービス、オフィスサービスを柱に、ITサービス、建物管理、癒しビジネス、イベント企画事業、コンサルティング事業、家具・雑貨販売など多岐にわたり展開。

https://dccc.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

DC株式会社 コンサルティング事業部

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