次世代教育プログラム”ドリームキャンプ”2025年8月開催

子どもたちの心へ火を灯す。社会課題を“遊び”で越える

ブルーリペア株式会社

2025年6月17日 16時36分

埼玉県深谷市の企業「ブルーリペア株式会社(代表：田邊洋平　所在地：埼玉県深谷市)」と埼玉県、東京都、神奈川県の10を超える企業や団体、個人が協業し、2025年8月、埼玉県熊谷市にて、小中学生向けの次世代育成プロジェクト「ドリームキャンプ」を初開催する運びとなりましたので、お知らせ申し上げます。

■取り組む社会課題

近年、子どもたちが将来に希望を持てないという調査結果が相次いで発表されています。

たとえば、こども家庭庁が実施した調査（令和5年度）では、「自分の人生に価値を感じている」日本の若者は5.79点（10点満点）と、調査対象6カ国中で最も低く、「自分は社会に貢献できていると感じたことがない」と回答した日本の若者は32.4％にのぼっています。将来に希望を持てない背景には、「社会との接点の欠如」や「自分は役に立てていない」という無力感があるのではないかと感じています。※

我々は、こうした課題に対し、「自分のアイデアが社会に実装される体験」や、「仲間と挑戦し、結果を出す経験」を通じて、夢を実現できる実感と未来への希望を抱くことを目指しています。

■ドリームキャンプを立ち上げた思い

キャンプという体験を通してこの社会課題に取り組むのには、理由があります。

それは、私自身が小学生の時にアメリカで参加したマルチスポーツキャンプと、埼玉県青少年総合野外活動センターで参加した野外キャンプの経験が人生に大きな影響を与えたからです。

例えば、日本ではサッカーが上手なほうではなかったのに、アメリカではスーパーヒーローになることができたり(越境体験)、異年齢との交流によって、それまで興味がなかったリーダーシップを発揮する楽しさを知ったり、キャンプに参加したからこそ得られる体験がありました。今回のキャンプは小学生当時の自分の経験に加えて、大学時代に同野外活動センターでキャンプカウンセラーとして、延べ500人以上を指導してきた経験も活かしたプログラムになっています。また、幼いころから関わってきた親族を始めとする1,000人以上の多様な経営者の方々と関わってきた経験を踏まえ、子どもたちのロールモデルとなる多業種・業界の特別講師を10人以上お呼びした特別なプログラムになっています。開拓者から学ぶアントレプレナーシップ教育としての効果も見込んでいます。

■実施内容

「ドリームキャンプ」は、キャンプの持つ教育効果に、私自身の夢を実現してきた原体験を詰め込んだ、新しい学びのかたちです。このサマーキャンプは、“学び・仕事・遊び”の境界をなくします。

また、スポーツは多くの子どもたちにとって馴染みがあるトピックスです。スポーツをテーマに営業、広報、CSR、総務経理、施設管理などの仕事や役割があることや、スポーツに関連したさまざま事業や企業があることを学ぶことが出来きます。子どもたちが考えたアイデアを実際のスタジアムで実行する機会まで企画しており、自分の考えが現実にファンを喜ばせる体験は、特別な経験になります。

講座内容例

・サッカークラブをつくろう　-地元に愛され応援されるチームをつくるには-

・好きを仕事に　　　-スポーツ×食老舗企業の挑戦 & オリジナルかまぼこ作り体験-

・甲子園から世界に　-元甲子園球児が、世界が注目するベンチャーをつくるまで-

スポーツ体験例

・魔法界発祥のスポーツで箒にのって遊ぶ初体験　クアッドボール体験

・開催地熊谷の人気スポーツで遊ぼう　タグラグビー体験

・ブラインドサッカーで仲間と協力しよう　チームミッション

こうした講座から、ワークショップ、経営ゲームへ、子どもたちが本気で取り組み、その結果を数字やプレゼンで“見える化”していきます。“探究”と“ビジネス”と”人生”がリアルに繋がります。

スポーツ体験では子どもたちが初めて体験する運動ばかり。自分の強みを知り、仲間の強みを伸ばすことで、子どもたちの新たな可能性を発見します。

経営・スポーツ・教育・地域づくりを“遊び”に変えた4日間。

子どもたちの心に火を灯し、社会と出会い、仲間と挑戦し、成長へとつなげていきます。

■全員がWIN-WINになる設計

このキャンプは、子どもだけでなく、保護者・企業・自治体・スポーツチームにとっても価値のある仕組みです。子ども30人に対して、講師やスタッフは20人以上。経営者やスポーツ選手が特別講師を務めるほか、プログラムは早稲田大学出身の教育者と共同開発しています。講師・スタッフの出身校は、東京大学・京都大学・一橋大学・筑波大学・都立大学・早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・青山学院大学など、努力と志を体現した方々です。職業もまた、Jリーグを目指すクラブの経営者、大手企業やベンチャー、伝統企業の経営者、協会理事、NPO代表、熊谷市役所職員、カメラマン、教員など、多様な現場から集結しています。一人ひとりに声をかけ、子どもたちの未来のためにと、理念に共感し、快く参画を引き受けてくださいました。

スキルや知識を教える教育ではなく、社会の現場と人を巻き込み、一時の思い出ではなく生涯の出会いと学びになるこの新しい取り組みを、ぜひ多くの方に知っていただきたいと願っています。

大変お忙しい中とは存じますが、本企画についてぜひ取材いただき、報道のお力で広くご紹介いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

■ドリームキャンプ開催概要

対象者：小学4年生～中学3年生

開催日程：2025年8月4日（月）〜8月7日（木）《3泊4日》

開催場所：熊谷市スポーツ・文化村くまぴあ（埼玉県熊谷市原島315）

■無料体験会in東京について（取材・撮影も可能です）

対象者：どなたでも参加可能（入退場自由）

日時：2025年6月28日（土）11:00〜16:00

会場：豊洲公園芝生広場（東京都江東区豊洲2-3-6）／豊洲スタイルマーケット内

参加費：無料

■主催・お問い合わせ先