カタール投資庁とブルー・アウル・キャピタル デジタル・インフラストラクチャー・プラットフォームの構築に向けた提携に合意
両社は新たなパーマネント・キャピタル・プラットフォームの構築に向け協業し、ブルー・アウルの有力なデジタル・インフラストラクチャー事業をさらに拡大
世界最大級の政府系投資ファンドであるカタール投資庁(以下、「QIA」)とグローバルなオルタナティブ資産運用会社のブルー・アウル・キャピタル(NYSE: OWL)(以下、「ブルー・アウル」)は、クラウドやAIによる変革が急速に進む中で、主要ハイパースケーラー向けのグローバルなコンピューティングを加速させることを目的とした、デジタル・インフラストラクチャー・プラットフォームを構築するための戦略的パートナーシップ契約を締結しました。
QIAの本パートナーシップへの出資は、当初30億ドル超のデータセンター資産からなるデジタル・インフラストラクチャー・プラットフォームの設立に活用され、今後さらに拡大する見込みです。また、QIAは、ブルー・アウルのパーマネント・キャピタル戦略に沿った、グローバルな投資視点、長期的な資本基盤、インフラやテクノロジー分野における豊富な経験を本パートナーシップにもたらします。
QIAのモハメッド・サイフ・アル・ソワイディ最高経営責任者は、次のように述べています。「この変革的なデジタル・インフラストラクチャー・プラットフォームにおいて、ブルー・アウルと提携できることを大変嬉しく思います。本提携は、世界的に高まるデータセンター需要に対応するグローバルで先進的な企業と連携するという、QIAの戦略に則ったものです。QIAとブルー・アウルは、データ接続性の向上に特に重点を置きながら、世界的に高まるデータストレージおよびコンピューティングの需要を満たすデジタル・インフラストラクチャーの拡張に取り組んでいます」
ブルー・アウルの共同最高経営責任者であるダグ・オストロバーとマーク・リップシュルツは、次のように述べています。「QIAと提携し、グローバルなデータセンター・エコシステムの発展に貢献できることを光栄に思います。QIAのイノベーションに対する取り組みは、大規模で耐性のあるデジタル・インフラストラクチャー・ポートフォリオに資金調達ソリューションを提供するという、当社の戦略と完全に合致しています。当社はQIAと共に、急増するデータ接続性への需要に対応し、次世代のデジタル・トランスフォーメーションを推進することを目指します」
ブルー・アウルのデジタル・インフラストラクチャー戦略は、ブルー・アウルのリアルアセット・プラットフォームの一環であり、クラウドとAIの変革を支えるミッションクリティカルな資産への投資に特化しています。2025年6月30日現在、デジタル・インフラストラクチャー戦略は390億ドルの資金を調達し、世界28市場で104の施設に投資しています。
カタール投資庁(QIA)について
カタール投資庁(QIA)はカタール国の政府系投資ファンド(SWF)です。2005年に国家準備資金の運用・管理を目的に設立されました。QIAは世界で最大規模かつ最も活発な政府系投資ファンドの一つです。幅広い資産クラスと地域に投資するほか、世界中の主要機関と提携し、グローバルで分散された投資ポートフォリオを構築しています。
www.qia.qa
ブルー・アウルについて
ブルー・アウル(NYSE: OWL)は、オルタナティブ投資を再定義®する業界のリーディング・カンパニーです。2025年6月30日現在の運用資産総額は2,840億ドル(約41.8兆円)を超え、クレジット、リアルアセット、GPストラテジック・キャピタルの3つのマルチ戦略プラットフォームで投資を展開しています。パーマネント・キャピタルを礎に、企業に対して長期的成長を促進するプライベート・キャピタル・ソリューションを提供するとともに、機関投資家、個人投資家、保険会社に対して優れたパフォーマンス、リスク調整後リターン、資本保全を目指す差別化されたオルタナティブ投資機会を提供しています。
世界中に約1,200名超の経験豊富な専門家を擁するブルー・アウルは、卓越した成果を生み出すビジョンと規律をもたらします。詳細は www.blueowl.com をご覧ください。
将来に関する記述
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本リリースに含まれる特定の記述は、米国私募証券訴訟改革法(1995年)の「セーフハーバー」規定における「将来予測に関する記述」に該当します。本プレスリリースにおいて、「推定する」、「予測する」、「期待する」、「予想する」、「見込む」、「計画する」、「意図する」、「確信する」、「目指す」、「模索する」、「かもしれない」、「するだろう」、「~するはずである」、「~すべきである」、「将来」、「提案する」、「目標」、「目的」、「見通し」およびこれらの語句の変形表現(またはこれらの語句の否定形)は、将来予測に関する記述を特定する意図で使用されています。かかる将来に関する記述は、適用される証券法に基づくセーフハーバー規定に従って行われるものであり、その時点での見解を示すものです。ブルー・アウルは、法令で要求される場合を除き、かかる将来に関する記述を更新または修正する義務を負いません。
これらの将来に関する記述は、将来のパフォーマンス、状況、結果を保証するものではなく、ブルー・アウルが制御できない多くの既知および未知のリスク、不確実性、仮定、その他の重要な要素を伴い、実際の結果や成果が将来に関する記述で議論された内容と大きく異なる可能性があります。
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実際の結果や成果に影響を与える可能性のある重要な要素には、とりわけ以下のものが含まれます:戦略的買収による予想利益の認識不能、買収に関連する費用、ブルー・アウル株式のニューヨーク証券取引所上場維持不能、ブルー・アウルの成長管理能力、事業計画の実行および予測達成能力、ブルー・アウルを巻き込む可能性のある訴訟、適用される法令・規制の変更、その他経済的・事業的・地政学的・競争的要因からブルー・アウルが著しい影響を受ける可能性。
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