【開催報告】大阪・金蘭会高校にて、3年生全員に手帳研究家®︎てらたまが『感情ケア』の特別授業を実施

日本の教育現場ではまだ珍しい「感情の授業」。ネガティブな気持ちも「自分からの大切なメッセージ」と伝え、次世代のメンタルヘルスを育む

手帳研究家®︎てらたま（ 株式会社Educate Japan 代表取締役：寺田真弓、以下「てらたま」・岐阜県）は、2025年11月22日（土）、大阪府の金蘭会高等学校にて、3年生を対象とした特別授業「私らしく毎日を輝かせる方法〜書くことで見えてくる“本当のわたし”〜」を開催いたしました。

授業では、多感な時期を過ごす生徒たちへ「感情との向き合い方」を伝えると共に、現在実施中のクラウドファンディング（CAMPFIRE）にて寄せられた支援を活用し、参加した生徒全員へ自著『感情が整う 気持ち手帳』（フォレスト出版）を贈呈したことをご報告いたします。

大阪・金蘭会高校3年生とともに

■ 開催の背景：教育現場における「感情ケア」の重要性

現在、日本の教育現場において、自身の感情の扱い方やメンタルヘルスを体系的に学ぶ機会はまだ多くありません。一方で、SNSの普及により他者と自分を比較しやすく、知らず知らずのうちに自己肯定感を低下させてしまう若者が増えています。特に高校3年生という時期は、受験や就職、卒業といった大きな環境変化に直面し、心が不安定になりやすい繊細な時期です。

 

こうした現状に対し、「生徒たちの心に寄り添いたい」という学校側からの要請に応える形で、本特別授業の開催に至りました。

授業では、ネガティブなものも含め、全ての感情には意味があり、どれも大切な“自分からのメッセージ”であることを解説。これからの人生を自分らしく歩むための「心の整え方」について授業を行いました。

■ 実施レポート：授業内容と生徒たちの「気づき」

＜当日の主な内容＞

オリジナルのワークシートを用い、生徒たちが「最近感じた感情」を書き出す実践ワークを行いました。単に感情を羅列するだけでなく、その裏側に隠れている「本当はどうしたかったのか？」という本音（一次感情）まで掘り下げることで、自己理解を深めるプロセスを体験。

＜参加した生徒の声＞

授業後のアンケートでは、自身の感情と向き合った生徒たちから多くの反響が寄せられました。

「イライラすることも、自分を守るための大切な感情なんだと初めて知りました」

「書いて気持ちを整える方法を、もっと詳しく学びたいと思いました」

これまで「ネガティブな感情はダメなもの」と捉えていた生徒たちが、自分の気持ちを否定せずに受け入れる大切さを実感し、表情が明るく変化していく様子が印象的でした。

■ クラウドファンディング支援で実現した“寄贈”と、全国へ広げる「感情ケア」の輪

本特別授業は、現在実施中のクラウドファンディング（CAMPFIRE）を通じて集まった支援により実現しました。プロジェクトでは、感情に振り回されて苦しくなるのではなく、自分の感情に意識を向け、“自分の気持ち”を置き去りにせずに、自分らしく日々を過ごせる人を増やすことを目指しています。その趣旨に基づき、支援金は書籍の購入・配送等に活用し、教育機関をはじめ、子どもや保護者に関わる場を中心に寄贈を進めています。

金蘭会高等学校での授業においても、その取り組みの一環として、参加した高校3年生全員へ自著『感情が整う 気持ち手帳』（フォレスト出版）を贈呈することができました。支援者の皆さまの「次世代を応援したい」という温かい想いが、生徒一人ひとりの手元に形となって届いたことに、心より感謝申し上げます。

株式会社Educate Japanは、今回の実施を一つの起点として、教育現場や地域・家庭へ「感情を大切にする学び」を広げていきます。

学校・自治体・PTA等からの授業導入や講演のご相談は随時受け付けております。感情ケアを必要とする現場へ、継続的に支援を届けられる仕組みづくりを進めてまいりますので、取材・登壇・授業実施のご相談はお問い合わせ先までご連絡ください。

【クラウドファンディング概要】

▼ クラウドファンディング詳細ページ（CAMPFIRE）

 https://camp-fire.jp/projects/892953/view

▼日程：2025年11月8日（土）～12月25日（木）

▼目的： 全国の学校やフリースクールなどの教育機関、子育て支援センター、図書館や産婦人科などへ書籍の寄贈　※寄贈書籍は順次発送中

▼目標金額：1,000,000円（初日12時間で達成し、現在ネクストゴール2,000,000円に挑戦）

■ プロフィール

てらたま　(寺田真弓/てらだ・まゆみ)

手帳研究家®/株式会社Dreamist・株式会社Educate Japan代表取締役

1987年岐阜県生まれ、3児の母。岐阜大学教育学研究科・教職大学院を卒業後、約10年間にわたり小中学校の教員として教壇に立つ。

第一子の出産・育休とコロナ禍が重なり、孤独な育児や過労による心身の不調を経験。感情をコントロールできずに苦しむなか、手帳に感情を綴りはじめる。

書き出すうちに、自身の強い感情には一定のパターンがあること、穏やかでいられる日には要因があることに気づき、手帳を使った自身のご機嫌の取り方を習得する。

これをきっかけに手帳研究に力を入れるようになり、手帳の使い方をSNSで発信。

やがて、フォロワー向けの手帳講座を開始するようになり、教員を退職する。

その後は、手帳研究家として精力的に活動を開始し、手帳のオンライン講座を開講。

時間管理・目標達成・感情ケアの3つを軸にしたプログラムは好評を博し、3年間で延べ2400人以上の女性が受講。

2024年には東京大阪名古屋の3都市セミナーや海外セミナーを開催し、東京都主催のセミナーにも招かれる。2025年には株式会社Educate Japanを設立し、日本における心の教育の普及を目指す。

また、『日経ウーマン』の手帳特集への複数回掲載や『天然生活』の手帳ページ監修、NHK・フジテレビ出演など、メディアへの露出も増えている、今注目の手帳研究家®。

Instagram：https://www.instagram.com/teratama711/

 『感情が整う 気持ち手帳』著者 てらたま ／ 名越 康文監修

■ 本件に関するお問い合わせ・取材依頼

取材、講演依頼、または書籍の寄贈をご希望される施設関係者様は、以下よりお問い合わせください。

株式会社Educate Japan 広報担当　足立

メールアドレス：[e-mail]