岐阜県・東白川村歌舞伎保存会が復活50周年!伝統の「地歌舞伎」を次世代へつなぐ記念公演の成功に向け、クラウドファンディングを開始

東白川村歌舞伎保存会(会長:田口房国)は、2026年9月に復活50周年を記念する特別公演の開催と、公演運営と活動継続のための資金を募るクラウドファンディングを開始したことをお知らせします。

東白川村歌舞伎保存会

【クラウドファンディング プロジェクトURL(READYFOR)】

https://readyfor.jp/projects/higashishirakawa-kabuki

背景:農山村の娯楽”地歌舞伎”

 東白川村は岐阜県の東部に位置する豊かな自然に囲まれた人口約2,000人の小さな村です。昔は御嶽信仰の宿場として賑わったこの地で、江戸時代から村人の娯楽として親しまれてきたのが「地歌舞伎(地芝居)」。プロによる興行が少なかった地方では、村に暮らす住民自らが、演じ、支える”庶民の娯楽”として地歌舞伎は神社の祭典などで上演されました。特に岐阜県は各地で地歌舞伎が盛んで、農山村文化が色濃く残る、地域の絆の象徴です。

東白川村歌舞伎保存会:50年の歴史と、直面する伝統継承の危機

 当保存会は約300名の会員によって支えられながら、地歌舞伎公演を行う約60名(役者30名/裏方30名)で活動し、毎年9月の定期公演に向けて年間15回前後の稽古を行っています。役者やスタッフの年齢は小学生から80代と幅広く、老若男女が一丸となって公演をつくりあげます。内容も、子供だけで演じる子供歌舞伎から大人による重厚な義太夫の時代物まで、毎年様々な演目を吟味しながら公演を開催しています。

 また、地歌舞伎振付師の松本団女師匠にご指導いただくことで、地歌舞伎にしかない型や外題を上演することも当保存会の特徴です。

地歌舞伎に残る外題の一つ「三日太平記」を上演

 以前、村には3つの芝居小屋がありましたが戦後の高度成長期に芝居小屋はなくなり、歌舞伎上演も一旦は絶えてしまいました。しかし”もう一度歌舞伎をやろう!”と歌舞伎好きな村人が集まり愛好会を発足。1977年(昭和52年)に復活公演を開催しました。それ以来毎年9月に定期公演を行い、1994年には保存会に発展、村の伝統芸能である地歌舞伎を絶やすことなく継承してきました。

 しかし、復活から50年が経過し、舞台で欠かせない衣装や大道具、小道具の老朽化が深刻な課題となっています。また、古典芸能離れや人口減少が進む中、後継者育成のための環境整備も急務であり、このままでは村の大切な文化が失われかねない危機に直面しています。「この灯を絶やしてはならない」という強い決意のもと、2026年9月の50周年記念公演を最高のものにするための支援を募ります。

かつてあった芝居小屋の一つ、”神田座”の引幕

50周年記念公演:伝統を次の50年へつなぐ挑戦

 当保存会はこの50周年という機会を未来へ向けた大きな契機にするために、初めてクラウドファンディングに取り組むことにしました。

〈クラウドファンディングの主な目的〉

①復活50周年記念公演を最高の舞台にするための運営資金

②老朽化した道具や設備の改修

③全国のより多くの人に東白川村の地歌舞伎を知っていただく

村内外からの支援と盛り上がりによって記念公演を成功させることで、さらに次の50年にもつながる取り組みになると期待しています。

 また、令和7年には歌舞伎役者の尾上右近さんに当保存会の名誉顧問に就いていただき、一緒に盛り上げていただきます。名誉顧問として、節目の年の取り組みにアドバイスをいただきながら、地歌舞伎の魅力をより多くの方に届ける後押しをしていただく予定です。

 伝統文化の継承という枠を超え、人口約2,000人の小さな村から日本中に「地歌舞伎」の熱量を届ける挑戦が始まります。

地歌舞伎の特徴とも言える”おひねり”
子供に地域の伝統文化を伝える
公演を支える多くの裏方のチカラ
仕事を終えてから毎夜、稽古に励む役者たち
左から東白川村議長、保存会長、尾上右近丈、東白川村長

クラウドファンディング プロジェクト概要

タイトル:「岐阜・東白川村の伝統を次世代へ。地歌舞伎50周年公演を成功させたい」

実行者: 東白川村歌舞伎保存会

サービス提供:READYFOR

目標金額: 100万円

形式:寄付型 / All-or-Nothing(目標金額に達した場合のみ成立)

公開期間:2026年2月20日(金) 10:00 〜 3月31日(火) 23:00

公開URL: https://readyfor.jp/projects/higashishirakawa-kabuki

リターン例:記念Tシャツ、村内カフェ商品券、席確保、楽屋ガイド他多数

支援金の使い道:50周年記念特別公演の開催費用、舞台装置・小道具の修繕、その他

東白川村郷土歌舞伎 復活50周年記念公演(予定)

日時:2026年9月20日(日)11時〜17時

会場:はなのき会館 (東白川村神土606)

演目:4外題上演予定

見どころ:

地歌舞伎ならではの歌舞伎上演/小学生からお年寄りまで役者として熱い演技を披露/村内大工、若手メンバーによる本気の舞台装置/村内芝居小屋にあった引幕などの展示/村の特産品が味わえる出店

村外の方へ:

アクセス 電車:JR中央本線 中津川駅〜レンタカー50分/JR高山線白川口駅 濃飛バス(東白川村役場前)徒歩10分

お車:無料駐車場完備

※予定は変更になる可能性があります

公演が行われる”はなのき会館”。公演独特の装飾が施され、雰囲気を盛り上げる

東白川村歌舞伎保存会 会長よりメッセージ

東白川村の地歌舞伎は、村人の情熱と地域の絆によって今日まで受け継がれてきました。しかし平坦な道のりではなく、この50年の間には社会も大きく変わり、コロナ禍では存続の危機すらも感じました。こうして50周年という大きな節目を迎えるにあたり、これまでの歴史と先人の努力に感謝するとともに、次の50年を担う特に若者、子どもたちにもこの感動を繋いでいきたいと考えています。クラウドファンディングに挑戦することで多くの皆様に当保存会の活動を知っていただき、記念公演に足を運んでいただくことで地域に根付く文化の面白さや東白川村の魅力を感じていただければ幸いです。

【団体概要・お問い合わせ先】

団体名: 東白川村歌舞伎保存会

所在地: (事務局)岐阜県加茂郡東白川村神土548 東白川村教育委員会内

活動内容: 地歌舞伎の保存・継承、定期公演の実施

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会社概要

東白川村歌舞伎保存会

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業種
サービス業
本社所在地
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電話番号
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代表者名
田口房国
上場
未上場
資本金
-
設立
1994年02月