秋のウィーンは、街全体でワインを楽しむ季節へ

ブドウ畑を歩き、ホイリゲで味わう ー 今年のワインハイキングデーは9/26と9/27

ウィーン市観光局

音楽と芸術の都として知られるウィーンは、秋になると、街全体がワインの魅力に包まれる特別な季節を迎えます。市内のブドウ畑では収穫の時期を迎え、郊外の丘陵地にある伝統的なワイン酒場には、地元の人々が集まり、できたてのワインや郷土料理を楽しみます。ウィーンには、秋のワインシーズンの到来を季節の風物詩として楽しむ文化があります。ブドウ畑を歩き、造り手と触れ合い、ホイリゲ(Heuriger)*で一杯を味わう―。食と自然、そして街全体を五感で楽しむ深い体験に出会えます。

世界でも珍しい「街の中のワイナリー」ウィーン

ウィーンは、市域内に本格的なワイナリーを持つ世界で唯一の大都市です。市内には約600ヘクタールのブドウ畑が広がり、年間約250万リットルのワインが生産されています。都市でありながら、街のすぐそばでブドウが育ち、ワインが造られていることが、ウィーンならではの魅力です。ブドウ畑の約85%は白ワイン用品種で占められ、代表的なワインが「ウィーナー・ゲミシュター・サッツ(Wiener Gemischter Satz)」です。

3種類以上のブドウ品種を同じ畑で育て、一緒に収穫・醸造する伝統的な製法で造られるこのワインは、2013年にDAC(原産地呼称制度)に認定され、2024年にはEUの原産地名称保護対象にも追加されました。現在では、ウィーンのブドウ畑の約40%を占めるまでに成長し、伝統を守りながら、気候変動にも対応するワインとして注目されています。

ユネスコ無形文化遺産「ホイリゲ」で味わう、ウィーンの秋

ウィーンのワイン文化を象徴する存在が、ホイリゲ(Heuriger)*です。ホイリゲとは、自家栽培したワインを提供する伝統的なワイン酒場。自家製ワイン、郷土料理、緑豊かな庭園、温かな雰囲気が一体となった、ウィーンならではの食体験を楽しめます。ホイリゲ文化は、ウィーンのカフェ文化ソーセージスタンド文化とともに、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

ブドウ畑を歩く「ワインハイキング」と秋限定の味

秋のウィーンでおすすめしたい体験が、ブドウ畑を巡るワインハイキングです。市内には多くのハイキングコースがあり、丘陵地のブドウ畑を歩きながらブッシェンシャンク(Buschenschank)*へ向かうことができます。毎年開催される「ウィーン・ワインハイキングデー」では、複数のルートを巡りながら、ワイナリーでワインや郷土料理を味わうことができます。今年は9月26日と27日の2日間開催されます。

また、秋だけ楽しめる名物がシュトゥルム(Sturm)は、発酵が始まったばかりのブドウ果汁で、「ワインになる途中」の季節限定ドリンクです。地元では左手で飲み、「マールツァイト!(Mahlzeit)」(召し上がれの意)と言って乾杯するという、ユニークな習慣も残っています。

進化しながら受け継がれていく - 世界が注目するウィーンワイン

 ウィーンのワイン文化は、若い世代の造り手たちによって新たな進化を遂げています。その一つが、ウィーンの14のワイナリーから集まった17名の若手ワイン生産者による団体、REBENTANZ(レーベンタンツ)です。代々続くワイン生産者の家系にルーツを持つメンバーも多く、ウィーンの伝統的なワイン造りを守りながら、現代的で新しいウィーンワインの魅力を発信しています。

レーベンタンツは2021年にイベントをスタート。ウィーンのワインを、進化するフードシーンや音楽、趣のある会場と組み合わせ、これまでとはひと味違ったワインの楽しみ方を提案してきました。こうした活動を通じて、次世代を担うウィーンの若手ワイン生産者とそのワインを紹介するとともに、ウィーンのブドウ畑を経済的・環境的に持続可能なものとして次世代へつなげることを目指しています。伝統を受け継ぎながら新しい感性を取り入れることで、ウィーンのワイン文化は進化を続け、世界中のワイン愛好家から注目を集めています。

*ホイリゲ(Heuriger):

常設のワイン居酒屋です。固定された住所と店舗を持ち、ワインだけでなく、さまざまな料理や郷土料理を提供します。住宅地のほか、ワイン産地にもあります。

*ブッシェンシャンク(Buschenschank):

ワイン生産者が自ら経営する、自身のぶどう畑の中、または、そのすぐ近くに設けられた季節営業のワイン酒場です。自家製ワインやブドウジュース、地域の軽食を提供し、期間限定で開かれます。

ウィーンとウィーン市観光局について

オーストリアの首都ウィーンは、生活の質の高さで常に世界上位にランクされています。公共交通網は、高い安全性と利便性に優れ、多彩な文化・芸術機関を誇ります。市の53%を公共の緑地が占め、豊かな自然とともにあります。市民、駐在員、そして来訪者にとって魅力的な都市環境を提供しています。

1955年に設立されたウィーン市観光局は、市の観光産業における公式のデスティネーション・マーケティング機関です。世界各地でウィーンのプロモーションを展開するとともに、市内の事業者、市民、来訪者に向けてさまざまなサービス、アドバイス、資料および情報を提供しています。 

2026年、ウィーン観光局は「Vienna Bites. Cuisine, Culture, Character.(ウィーンを味わう。食、文化、そして個性。)」をテーマに、食を通じたウィーンの魅力を世界へ発信しています。

詳細は、https://www.wien.info/ja をご覧ください。

公式Instagram @vienna 公式X @_vienna_info_ ハッシュタグ #ViennaNow 

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会社概要

ウィーン市観光局

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
Invalidenstraße 6, 1030 Vienna, Austria
電話番号
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代表者名
ノルベルト・ケットナー
上場
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資本金
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設立
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