寄り道したくなる診療所「くわくわ」が【2026年グッドデザイン賞】グッドデザ イン・ベスト100を受賞しました。

一般社団法人くわくわ企画(滋賀県彦根市、代表理事:徳田嘉仁)、合同会社バンクトゥ(京都府京都市、代表:光川貴浩)、株式会社一級建築士事務所 STUDIOMONAKA(京都府京都市、代表:岡山泰士)の三者が手がける、寄り道したくなる診療所「くわくわ」が、2026年度グッドデザイン賞において「グッドデザイン・ベスト100」を受賞しました。
2026年度は5,111件が審査対象となり、うち1,484件がグッドデザイン賞を受賞しました。「グッドデザイン・ベスト100」は、受賞対象の中から特に優れたデザイン100件に贈られるもので、審査対象全体の約2%にあたります。



▼受賞ギャラリー
https://www.g-mark.org/gallery/winners/33998?years=2026
▼グッドデザイン・ベスト100 プレゼンテーション動画
受賞対象の詳細
病気のときだけ行く場所から、寄り道したくなる場所へ。「くわくわ」は滋賀県彦根市稲枝地域の診療所・徳田医院を起点に、建築・出版・福祉・文化活動を束ね、医療と日常を編みなおす。人口減少時代に最後まで残る生活インフラとしての診療所を「Medical Commons(医療の共有圏)」として開きなおすデザインである。


デザインのポイント
01 | 医療:人と医療の関係を結びなおすため、診療所を専門性の内に閉じず、地域の暮らしにひらく制度設計とした
02 | 建築:サンゴ礁の多孔質構造をモチーフに、大屋根の下に居場所を散りばめ、誰もがただ居られる場を生んだ
03 | 出版:医療者自ら出版社を設立し「医療の共有圏」を地域に閉じず、より広く社会へ拡張する仕組みをつくった




グッドデザイン賞審査委員による評価ポイント
療や福祉を地域にひらく実践が各地で生まれるなか、本取り組みは、人口減少の時代にも地域に残り続ける「診療所」という生活インフラそのものを、日常へひらき直した点が興味深い。病気になってから訪れる場所ではなく、カフェや本、音楽などを介して、患者になる前から医療と自然な接点をもつことができる。地域に開かれた空間の魅力に加え、その活動を支える制度まで設計していることにも着目したい。医療法人とは別に一般社団法人を設けることで、医療の枠内では展開しにくい飲食、出版、文化活動、子育て支援などを同じ構想のもとで実践している。こうした日常と医療の間にある敷居を低くしていく試みが、予防や早期受診、孤立の緩和など、地域の人々の暮らしにどのような変化を生むのか。長い時間のなかで見ていきたい。
受賞概要
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名 称 |
寄り道したくなる診療所「くわくわ」 |
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受賞企業 |
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事業主体名 |
一般社団法人 くわくわ企画 |
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受賞番号 |
26G201431 |
グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、日本を代表するデザインの評価・推奨制度です。製品や建築、サービス、取り組みなど幅広い分野を対象に、デザインを通じて暮らしや社会をより良くする取り組みを評価しています。
受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインの象徴として広く知られています。
公式サイト:https://www.g-mark.org/
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