ウエスコ、スペースシフトと共同申請した事業がJAXA宇宙戦略基金(第二期)に採択
〜衛星データによる盛土検知・土砂崩落リスク評価の社会実装に貢献〜

総合建設コンサルタントである株式会社ウエスコ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:北村彰秀、以下「ウエスコ」)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)が公募した宇宙戦略基金(第二期)の技術開発テーマ「衛星データ利用システム実装加速化事業」において、採択されたことをお知らせします。本事業は当社を代表機関とし、株式会社スペースシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役:金本成生、以下「スペースシフト」)を連携機関として共同申請した技術開発課題「マルチモーダルAIによる違法・不正盛土検知と土砂崩落リスク評価」です。
■ 本事業における役割と強み
本事業においてウエスコは、代表機関としてプロジェクト全体を統括します。総合建設コンサルタントとしてこれまで培ってきた土木工学的知見と各種測量・調査技術、数多く担ってきた実業務の経験を活かし、防災・インフラ分野における教師データの整備やリスク評価の要素検討を担います。
連携機関であるスペースシフトは、合成開口レーダー(SAR)衛星データおよび光学衛星データを活用した盛土検知AIアルゴリズムの開発・検証、ならびに土砂崩落リスク算定モデルの開発・検証を担当します。当社の知見とスペースシフトの深層学習モデル開発を連携させることで、盛土検知の高精度化と社会実装の加速に貢献してまいります。
参考:JAXA 採択結果一覧 https://fund.jaxa.jp/content/uploads/kekka2_22.pdf
■ 背景と課題
2021年の静岡県熱海市における盛土崩壊災害を契機に、2023年5月に盛土規制法が施行され、全国の自治体には概ね5年ごとの盛土調査が義務付けられました。しかし、全国に数十万箇所以上あるとされる盛土の把握や、不法盛土の監視を限られた人員と予算で実施することは、大きな社会課題となっています。
■ 開発するシステムの概要と目指す姿
本事業では、複数の衛星データとAI技術を組み合わせ、広域にわたる盛土の自動検知と、検知された盛土の土砂崩落リスクを定量的に評価するシステムを開発します。自治体の調査ニーズに応じた複数の検知モードを備え、天候条件に左右されにくい安定的な監視体制の構築を目指します。

■ 今後の展望
技術開発完了後は、自治体向けの盛土調査支援サービスの提供を皮切りに、インフラ管理事業者や保険・金融分野への展開を目指します。さらには、アジア諸国への海外展開も視野に入れた事業化を推進してまいります。
■ 株式会社ウエスコについて
「未来に残す、自然との共生社会」を掲げる総合建設コンサルタントとして、空間情報、防災・環境、社会基盤デザインなど幅広い分野で社会課題の解決に取り組んでいます。
会社名:株式会社ウエスコ (英文表記:Wesco Inc.)
代表者:代表取締役社長 北村彰秀 (きたむら あきひで)
本社所在地:岡山県岡山市北区島田本町2-5-35
設立:1970年9月21日
資本金:100,000,000円
<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ウエスコ 技術推進室(担当:今西、川端)
お問い合わせE-mail:m-imanishi@wesco.co.jp
TEL:086-254-2353(直)
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