CULTURE TRADING COMPANY「SHIKI INC.」、日本テレビのスマホコンテンツブティック「VIRAL POCKET」 共同プロジェクト作品を公開
トップクリエイター陣との共創で「生成AI」を掛け合わせた新たな映像表現プロジェクト『The Unseen Beauty』のMVを全世界公開

CULTURE TRADING COMPANY「SHIKI INC.」(以下、SHIKI)は、日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)のスマホコンテンツブティック「VIRAL POCKET」との共同プロジェクトとして、生成AIクリエイターの宮城明弘氏、脚本家・映像監督の廣田純平氏らと共創し、生成AIを活用して新たな映像表現に挑むプロジェクト『The Unseen Beauty』の作品を公開いたしました。
視覚に依存しない知覚や感性に着目し、障害当事者の個性発掘と社会参加の機会創出に取り組む株式会社ePARA(以下ePARA)に所属する4名の視覚障害者が映像監督として参加。それぞれが音から広がるイメージを言語化し、宮城氏の手がける生成AIを通じて映像として立ち上げました。
題材には、ヒューマンビートボックスクルーSARUKANIの楽曲『CROWN』を採用し、参加者の解釈をもとにストーリーを構築。さらに映像の世界観に合わせて楽曲も再構成することで、音と映像が相互に影響し合う表現を試みました。
本プロジェクトは、視覚に頼らない発想から生まれるクリエイティブの可能性に着目し、生成AIによって拡張される新たな映像制作のあり方を模索するものです。
ミュージックビデオは4月8日(水)から SARUKANIの公式YouTube(URL:https://youtu.be/PtCzVhUE57s) 、The Unseen Beauty 特設サイト(https://epara.co.jp/unseen_beauty/)にて全世界に公開いたしました。
ミュージックビデオ


■ミュージックビデオ制作のプロセス
1.アーティストの楽曲を、視覚以外の知覚や感性をもとに解釈
2.そのストーリーラインをもとに、生成AIを活用して映像化
3.映像の世界観やストーリーに合わせて、楽曲を新たにアレンジ
4.ミュージックビデオとして全世界へ公開
■作品概要
MUSIC VIDEO:SARUKANI『CROWN(Water Remix)』
視覚障害をもつ、eスポーツプレイヤー、声優、エンジニア、ピアノ、声楽、演劇など異なる分野で活動する4名が監督を務め、ヒューマンビートボックスクルーSARUKANIの楽曲『CROWN』をアレンジした『CROWN(Water Remix)』を、生成AIを活用して映像化したミュージックビデオ作品です。
■CONCEPT:
水は、形を持たず、壊れ、混ざり、循環しながら存在を続けています
この作品は、水の変化そのものを通して、人の感情と存在のあり方を描いています。
◾️メッセージ
水は常に私たちのそばにあります。
体の中にも、世界の中にも存在しています。
それは一つの形に留まらず、
分かれ、混ざり、押し潰され、立ち上がりながら、
循環し続ける存在です。
人の感情や生き方もまた同じように、
壊れ、揺らぎ、形を失いながらも、
完全に消えることはありません。
この作品は、水の変化を通して、
人は止まることなく、形を変えながら生き続けているという事実を描いています。
ミュージックビデオ配信URL:https://youtu.be/PtCzVhUE57s
楽曲配信URL: https://orcd.co/crown_waterremix
■クレジット情報
タイトル:CROWN(Water Remix)
アーティスト:SARUKANI
映像監督:北村直也・関場理生・西脇有希・真しろ(ePARA)
生成AIクリエイティブ:宮城明弘(KANA-L HOLDINGS)
脚本・映像構成:廣田純平(GOKKO)
クリエイティブディレクター:南俊輔(SHIKI INC.)
プロデューサー:平岡辰太朗/井上直也(日本テレビ)、井上隆/三宅布司弥(SHIKI INC.)
アシスタントプロデューサー:丸山紗季(日本テレビ)
制作協力:AOI.Pro
プロジェクトムービー


本プロジェクトにおける制作の様子やプロセスを記録したドキュメンタリー。視覚障害のある参加者が、映像制作に取り組む過程や、試行錯誤の様子を通じて、本作がどのように形づくられていったのかを記録しています。
URL:https://epara.co.jp/unseen_beauty/(The Unseen Beauty 特設サイト)
コメント
生成AIクリエイター:宮城 明弘 氏からのコメント
見えていない世界だからこそ生み出せるものがあると感じています。今回は水の一滴一滴を、彼らの触覚の感覚や、流れや時間を方向性に見立て、彼らが本当に頭で思い描いているものに近づけたいと思って制作しました。今まで実現できなかったことを再現するのはAIの力があるからこそ。障害という言葉が一人歩きせず、同じ人間として、感じた世界観を世界中の方に受容してもらえると一番いいかなと思います。
脚本家・映像監督:廣田 純平 氏からのコメント
視覚障害の方が生成AIで映像化するという話を聞き、まだ誰も見たことないような作品に出会えるのではないかとワクワクしました。実際にお話を聞くと、音を『硬い』『柔らかい』と捉える表現がすごく繊細で、映像制作者として勉強になりました。AIによって、目が見えなくても自分の思い描いた世界を映像化することが、もう手につき始めている。誰しもが表現できる世界になるんじゃないかなと思います。
クリエイティブ・ディレクター:南俊輔(SHIKI INC.) からのコメント
世界を見渡しても、生成AIはコミュニケーションの領域においてまだ正解がない。
今回の取り組みは、生成AIを、ひとの感性やクリエイティビティをブーストするためのツールとして使うものである。
本件は、生成AIによるクリエイティブの新しい地平を拓く事例であると同時に、「他のひとには世界がどう見えているのか」という普遍的で根源的な問いかけに応答するものなのだ。
日本テレビ 「VIRAL POCKET」プロデューサー
本作は、多様なクリエイターの感性が掛け合わさることで生まれた作品です。
視覚に依存しない知覚や感性をもとに監督を務めたePARAの4名を起点に、その声に耳を傾けながら構想を描いた廣田さん、さらにそのクリエイティブを生成AIによって最大限に引き出した宮城さん、そしてそこから生まれた世界観をもとに楽曲を再構築したSARUKANIさん。
異なる領域のクリエイターが交差する“掛け算”によって、今回の表現に辿り着きました。
多くの方に、この作品を通して新しい感覚を感じてもらいたいです。
参加者・アーティストプロフィール
北村 直也(きたむら なおや)

eスポーツプレイヤー/エンジニア/ナレーター
先天性の小眼球で、二十歳頃まではわずかな色と光が見える程度、以降は全盲。好奇心旺盛な個性を生かし、eスポーツプレイヤー・ナレーター・声優・エンジニアなど、幅広い領域で活動。最近は、視覚補助としての生成AI活用を探求している。プライベートでは、小説の出版、生成AIを用いた作曲、ゲーム実況を行っている。
関場 理生(せきば りお)

俳優・劇作家・ナレーター
2歳で失明し全盲となる。日本大学芸術学部演劇学科卒業。自ら舞台に立つ他、視覚障害者向けの観劇サポートにも携わる。また、「ePARA Voice」や「みみよみ」に所属し、ナレーターとしても活動。近年、「スーパーパントマイムシアターSOUKI(ソウキ)」に入団し、言葉のない表現にも挑戦中。
西脇 有希(にしわき ゆき)

声楽・音楽活動
先天性の弱視で、大学卒業後に全盲の診断を受ける。大学で声楽を専攻。現在でもナレーター業務を含め、音と声を活用した業務に従事。就労移行支援の訓練でボイストレーニングを行い、技能の向上に励む。プライベートでは、地域の合唱団に所属し、ピアノと声楽を継続。電車オタクで、車内アナウンスのものまねを得意とする。
藤本昌宏(真しろ)

海外広報/eスポーツプレイヤー/クリエイター
先天性全盲。大学では英米文学などを研究し、在学中に英国留学も経験。当時から株式会社ePARAの海外広報業務に従事し、全盲eスポーツプレイヤーとしても活動。芸術分野では、美術・演劇の鑑賞ワークショップのファシリや、音声ガイドのレビューなどを経験。その他、ラジオドラマ・ボイスドラマの制作、詩の執筆などにも積極的に取り組んでいる。
SARUKANI

KAJI、Kohey、RUSY の3人からなる世界No.1ビートボックスクル
ー。ジャンルを越えたポップダンスミュージックを創り出し、ライブでは重低音のビートが全身を揺さぶる圧倒的なステージを展開。世界大会「GRAND BEATBOX BATTLE 2023」でチャンピオンに輝き、スペインの人気番組『GOT TALENT ESPAÑA』で決勝3位を獲得するなど、グローバルな舞台で実績を積み重ね、国内外の音楽シーンで注目を集めている。
Official HP: http://sarukani.net/
X: https://twitter.com/SarukaniBeatbox
Instagram: https://www.instagram.com/sarukanibeatbox/
YouTube: https://www.youtube.com/SARUKANI
TikTok: https://www.tiktok.com/@sarukanibeatbox
宮城 明弘 / Akihiro Miyagi

生成AIクリエイター
KANA-L HOLDINGS所属の生成AIクリエイター。最先端AIと独自の美的センスを融合し、映像制作の常識を覆すクリエイター。2025年には欧米やインドなど世界各国のプロダクションと独占契約を結び、国際的評価を確立し、公開された300本超のAI映像は多ジャンルで信頼を集め、エンタメと教育の新たなビジョンを世界へ提示し続けている。
廣田 純平 / Junpei Hirota

脚本家・映像監督
2021年「ごっこ倶楽部」創設期に参画し、縦型ショートドラマの可能性を切り拓く。総再生回数7億回、平均350万回。既存の枠を越えた映像体験を生み出し、映画・ドラマ・広告など領域横断で作品を手がける。
南 俊輔 / Shunsuke Minami(SHIKI INC. )

クリエイティブ・ディレクター
2016年博報堂入社。博報堂ケトルを経て2026年よりSHIKI INC.に参画。日本およびグローバルの統合的なブランディング/コミュニケーションを手掛ける。戦略とクリエイティブとカルチャーを融合させたプランニングを得意とする。海外での実績多数。
株式会社ePARAについて

「個性を発掘し、未来をつくる。」をミッションとし、障害の有無に関わらず誰もが活躍できる社会の実現を目指す企業。バリアフリーeスポーツの企画・運営や就労支援、企業・団体との共創事業を展開し、障害当事者が自分らしく活躍する機会の創出に取り組んでいる。企業メッセージは「挑戦の、連鎖(コンボ)を決めろ。」
Official HP: https://epara.co.jp/
X:https://x.com/ePARA_official
SHIKI INC.について

戦略的クリエイティブとプロデュースの力をベースに、広告やコンテンツ、ファッションや映画など、様々なアプローチでコミュニケーションとエクスペリエンスを作り出すCULTURE TRADING COMPANY。まるで四季が巡るように、カルチャーを世界中に循環させてゆく、そんなチームです。
◆WEBサイト:https://www.shiki-inc.jp/
日本テレビ「VIRAL POCKET」について

「VIRAL POCKET(バイラルポケット)」は、日本テレビが立ち上げた、縦型動画を中心としたスマホ時代のコンテンツに特化した組織です。SNS総再生30億回超えのショートドラマ「毎日はにかむ僕たちは。」や、Z世代に人気のショートバラエティ「ちょこっとぱーちー」など、ヒットコンテンツを多数展開。自社コンテンツ開発から、企業との共創によるコンテンツプロデュース、SNSマーケティング支援までを一貫して手がけます。テレビ局の企画・制作力に、Z世代への感度をかけ合わせ、カルチャーとビジネスの両面から“次のエンタメ”を共創していきます。
◆WEBサイト:https://viralpocket.jp
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