【動物園学会 設立】日本初の“動物園学”の基盤構築へ|CAMPFIREにてクラウドファンディングを開始

「動物園から、未来をひらく知の扉」を掲げ、研究・実践・社会をつなぐ新たな学術プラットフォームへ

動物園学会

2026年4月に設立された「動物園学会(Zoo Studies Association of Japan)」は、研究基盤の構築と情報発信体制の整備を目的としたクラウドファンディングを、2026年5月よりCAMPFIREにて開始いたします。

「動物園学会(Zoo Studies Association of Japan)」は、「動物園から、未来をひらく知の扉」をスローガンに掲げ、動物園を単なる展示・娯楽施設ではなく、生物多様性保全・アニマルウェルフェア・教育・社会変革を担う“超学際的な実践の場”として社会にひらいていくための取り組みです。

動物園学会の発起人27人のうち、対面参加した16人での記念撮影

■ 動物園学会について 

動物園学会(Zoo Studies Association of Japan)は、動物園をめぐる理論・実践・社会を横断的につなぐことを目的とした学術組織です。

現在、世界の動物園は「展示施設」から「保全拠点」へと役割を大きく変化させています。一方、日本では、動物園の実践と研究、社会との接続を横断的に支える学術基盤はまだ十分に整備されていません。

動物園学会は、この課題に向き合うために設立されました。
動物園職員、研究者、獣医師、教育関係者、市民など、多様な立場の人々が連携し、動物園の未来をともに考え、育てていく日本初の学術プラットフォームを目指します。

本学会では、現場と研究、そして社会を結び直しながら、未来に向けた“保全文化”の創出を目指します。

■ 動物園学会が目指すこと

動物園学会は、次の4つを柱に活動します。
 1. 動物園現場と学術研究、学生、市民が交わる超学際的プラットフォームの形成
 2. 研究・議論を記録し、公開するメディアの整備
 3. 動物園に関する研究、協働、支援、人材育成を推進する仕組みづくり
 4. 保全文化の創出と、社会変革に向けた提言活動

動物園を取り巻く課題は、動物学(生物学)だけでは解決できません。

歴史学、教育学、経営学など、多様な学問はもちろん、社会とも連携した“超学際領域”を形成する必要があります。それが、私たちの目指す「動物園学」です。

※動物園学会の設立趣意書はこちら

■ 主な活動内容 

動物園学会では、以下の4つを柱として活動を展開していきます。

1. 動物園現場と学術研究、学生、市民が交わる超学際的プラットフォームの形成
2. 研究・議論を記録し、公開するメディアの整備
3. 動物園に関する研究、協働、支援、人材育成を推進する仕組みづくり
4. 保全文化の創出と、社会変革に向けた提言活動

■ クラウドファンディング実施の目的

今回のクラウドファンディングは、単なる資金調達ではなく、「動物園文化をともに育てる仲間を募るプロジェクト」として実施されます。日本の動物園をより良くするためには、動物園職員や研究者の力だけでなく、多くの人々の理解と支援という“浮力”が不可欠です。

日本の動物園文化の向上のために、ともに手を取り合って進む仲間を募るプロジェクトです。集まった支援金は、学会の基盤整備、研究活動、情報発信体制の構築などに活用されます。

本プロジェクトでは、動物園学会設立を記念して制作されたオリジナルグッズや、“動物園学”の世界に触れていただける限定講義動画など、さまざまなリターンをご用意しています。ぜひ本プロジェクトを通じて、動物園学会の活動にご参加いただけましたら幸いです。

※グッズおよび限定講義動画は、2026年9月より順次ご案内・発送を予定しております。限定講義動画は、2026年末までご視聴いただけます。また、「設立記念大会 最終日(2026年11月15日)シンポジウム」の動画視聴につきましても、準備が整い次第、あわせてご案内いたします。

■ 資金の使い道(予定) 

第1目標:300万円
①ホームページの開設(7月予定)
②学会誌の発行(9月予定)
③設立記念大会の開催(11月13日(金)~15日(日)) ※日本大学湘南キャンパスにて開催予定

第2目標(ネクストゴール):500万円
④研究活動の推進(例、オーラルヒストリー・プロジェクト)

※オーラルヒストリー・プロジェクトとは、さまざまな立場から動物園に関わる人に自らの言葉で動物園の歴史を語ってもらうことで、動物園の歴史研究のベースを形成するプロジェクトです。

■ 今後のスケジュール(予定) 

2026年4月

設立総会

2026年5〜6月

クラウドファンディング実施

2026年7〜8月

Webサイト公開・会員募集開始

2026年9〜10月

学会誌創刊準備

2026年11月

設立記念大会開催

■ 本プロジェクトの社会的意義 

動物園は、単なる「癒し」や「娯楽」の場ではなく、人間と野生動物の関係を再構築する最前線です。 

本学会は、アニマルウェルフェアを前提に、動物園から持続可能な未来を考え、社会へ提案していくことを目指しています。

支援は単なる寄付ではなく、科学的根拠に基づく飼育・保全の向上若手研究者・実務者の育成動物園の社会的価値向上につながる、“未来への参加”そのものです。

動物園を「見る場所」から、「未来をつくる場所」へ。 

日本初となる動物園学会の挑戦は、社会と動物、そして学問をつなぐ新たな一歩となります。

■ 動物園学会への加入を希望される皆様へ(ご案内)

動物園学会では、2026年7月の公式ウェブサイト公開に先立ち、オンライン会員管理システム「ぜぶらる」を活用した先行会員登録の準備を進めています。

なお、現時点ではクレジットカード決済をご利用いただける方を対象としております。

請求書発行や銀行振込での入会をご希望の方は、公式ウェブサイト公開後のご案内をお待ちください。

物園学会は、将来的に「日本学術会議協力学術研究団体」としての位置づけを目指しています。

そのため、本学会では、研究と実践を接続する“研究基盤”の構築を重要な柱としており、学術的な活動を支える研究者コミュニティの形成を重視しています。

大学・研究機関等に研究者として所属されている方、または査読付き論文の投稿経験を有する方は、「研究会員(正会員)」としてご参加いただけます。

それ以外の皆さまにつきましても、準会員・賛助会員としてご参加いただきながら、ともに動物園文化と保全の未来を育てていく仲間として関わっていただければ幸いです。

■ 会員種別・年会費 

(1)研究会員 年会費 6,000円
(2)準会員  年会費 5,000円
(3)学生会員 年会費 2,000円
(4)団体会員 年会費10,000円
(5)賛助会員(個人)年会費10,000円/一口
(6)賛助会員(団体)年会費50,000円/一口

詳細は入会案内ほか資料一式をメール添付でお送りいたします。
こちらのフォームにメールアドレスを登録してください。

■ 会長&副会長メッセージ ~支援者の皆様へ~

動物園学会会長 村田浩一 | 博士(獣医学) よこはま動物園ズーラシア園長

動物園とは何か?その問いに、飼育現場およびその関係機関で働き続けてきた私は、50年間ほど向き合ってきました。調査研究・環境教育・希少種保全・レクリエーションという役割が掲げられながら、現実には十分に機能しているとは言い難い。そのもどかしさこそが、中川志郎さん(元上野動物園飼育課長)の提唱した『動物園学』という超学際領域を志した原点です。動物園は、来園者の目に触れる生きものの飼育や展示だけでなく、見えない部分での多様な技術や研究や思想などによって支えられています。まるで海に浮かぶ氷山のように、動物園の本当に重要なのは水面下にあります。そして、その大きな氷山を支える“浮力”こそ、利用者やサポーター、研究者など広範な関係者の力なのだと考えてきました。動物園を、単なる慰楽の場から社会や生き方を問い直す知の拠点へ。有志たちによるこの新たな挑戦を、共に支えていただくことを心より願っています。

動物園学会 副会長 湯本貴和 | 京都大学名誉教授(理学博士) 公益社団法人日本モンキーセンター所長 

わたしはこれまで45年余、アフリカ・東南アジア・南米の熱帯を中心に野外で動物の生態を研究してきました。野生動物は本来の生息地で観察するのが一番だとお考えかもしれませんが、実際には夜行性あるいは昼行性でも人目につかない場所に潜んでいる動物など飼育しないと全くわからないことを痛感してきました。安心・安全な環境で飼育され、自然な行動や生態を垣間見せてくれる野生動物には、映像にはない「本物」のインパクトがあります。展示されている動物の先に、危機に直面している生息地や地球環境そのものを感じられる動物園。動物園関係者が不断の努力によって最新の飼育技術や展示方法を身につけるのはもちろんですが、それを支える研究者やサポーターのみなさんの力が必要です。さまざまな分野の研究者とサポーターをつなぐ仕組みづくりとして動物園学会がスタートします。より良い動物園をつくるこの運動にご参加くださいますよう、こころからお願い申し上げます。

応援メッセージ

山極 壽一 | 京都大学名誉教授(理学博士) 総合地球環境学研究所所長

戦後、日本の動物園は都市公園として人々の憩いの場となり、レクリエーションを主な目的に運営されてきました。「人は人生で必ず3回は動物園に行く」と言われ、すべて子ども、あるいは子ども連れのための施設と見なされていました。でも、1990年代からは環境省との連携も強まり、生物多様性や動物の行動・生態を学ぶ場となりました。動物園は「野生をのぞく窓」だと私は思っています。動物たちはその姿や行動を通じて、まだ私たちが知らない野生の世界へと導いてくれます。今、地球環境は人為の影響でこれまでにはない変化が起こっています。それを改善するには、人間とは違う野生動物たちの知恵を学ぶ必要があります。動物園で学ぶことは、生きている地球を知ることになるのです。地球の未来は人間だけのことを考えていては豊かになりません。私たちの未来を構想するために、ぜひ動物園を学びの場として活用しましょう。そのために、皆様のご支援を心よりお願いします。

本田公夫 | ノーウォーク・マリタイム水族館、展示副部長

私は動物園を学問の対象とすることを必ずしも良しとしません。なぜなら学問は対象を客観的に扱うもので、それ自体に必ずしも目的があるわけではないと考えているからです。では動物園運営にサイエンスは不要かというとこれはまったく真逆で、たとえば目まぐるしく知見が更新される現在の分類学の理解なくしては保全に寄与する個体群の維持はおろか正確な種名ラベルを作ることすらできません。ところが、自然史博物館の延長として生まれた西欧の近代動物園と違って、日本の動物園は主に子供の健康な発育・成長に寄与する公園施設として性格づけられ、科学の重要性は軽視されてきました。水産学という強固な科学基盤の上に成立してきた水族館とは対照的です。動物園の科学の対象は動物だけでなく、利用者や運営方法などあらゆる側面に及び、研究と援用の両方の機会に満ちています。動物園を健全に維持・成長させ、社会的価値を高めるためには科学が必須なのです。皆様のご協力を心からお願いいたします。

■ 実施概要 

【プロジェクト名】動物園学会始動プロジェクト―理論と実践をつなぐ新たな基盤へ

【実施主体】動物園学会(Zoo Studies Association of Japan)

【クラウドファンディング実施期間】2026年5月28日〜7月16日終了予定

【クラウドファンディング実施プラットフォーム】CAMPFIRE

【目標金額】500万円

【クラウドファンディングページ】
https://camp-fire.jp/projects/930862/view

◼️ お問い合わせ先

動物園学会事務局

info@zoostudy.jp

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会社概要

動物園学会

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URL
-
業種
教育・学習支援業
本社所在地
山梨県上野原市八ツ沢2525 帝京科学大学
電話番号
-
代表者名
村田浩一
上場
未上場
資本金
-
設立
2026年04月