「これからの消臭は、壁の封印」特殊清掃現場発の新技術『封印リキッド』を本格展開
匂いを分解せず、壁ごと物理的に封じ込める新発想。特許出願済み、第三者機関による試験も実施
ケシサルJapan株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役:河合徳治)は、特殊清掃の現場経験から生まれた消臭・封印技術『封印リキッド』の本格展開を開始しました。当社は「匂いは消すのではなく、発生源ごと物理的に閉じ込める」という考え方を「壁の封印」と名づけ、賃貸・宿泊・ペット関連施設などにおける臭気対策の新しい常識として提唱します。
■「壁の封印」という新発想
一般的な消臭剤は、匂い分子を化学的に分解・中和したり、香りで覆ったりします。しかし現場では「清掃直後は消えても、数週間後に壁から匂いが戻ってくる」という“ニオイ戻り”が長年の課題でした。
匂いの多くは、壁紙や石膏ボード、コンクリートといった建材の微細な孔(あな)に染み込んでいます。『封印リキッド』は、結晶化する特殊な成分がこの孔の奥まで浸透し、乾燥とともに孔の形のまま固まって「蓋」をします。猫砂がアンモニアを吸って固まり閉じ込める仕組みを、透明な液剤として壁面に応用したものです。
匂いを消すのではなく、発生源ごと物理的に閉じ込める。だから、封印すれば匂いは戻らない――これが「壁の封印」です。
■ 開発の背景
代表の河合は不動産オーナーとして孤独死・特殊清掃の現場に長年立ち会う中で、「どれだけ清掃しても匂いが戻る」という根本課題に直面してきました。表面を覆うのではなく発生源を封じ込めるという発想から本技術の開発に至り、現在特許を出願しています(特願2026-069426)。
■ 価格の考え方 ― 比較対象は「消臭剤」ではなく「リフォーム工事」
市販の消臭剤は単価数百円ですが、壁に染み込んだ匂いは止められません。染み付いた匂いへの現実的な対処は、これまでクロスの全面張替え、ひどい場合は石膏ボードごとの交換でした。つまり『封印リキッド』が単価で競う相手は、消臭剤ではなくリフォーム工事の費用です。工賃・材料費が上がり続ける今、原状回復リフォームは管理会社・オーナーの利益を確実に削っています。
クロスを剥がさず洗浄・殺菌して封印すれば、匂いを理由とした張替えを回避できる場合があります。当社の試算では、その費用はクロス全面張替えのおよそ半分に収まる設計です(対象面積・現場条件により変動します)。
■ 特許および第三者機関による試験
・特許出願:「封止用組成物及び揮発性物質の封止方法」を出願(特願2026-069426/2026年4月20日/出願人:株式会社カワイコーポレーション)。吸着や化学分解によらず、乾燥時に形成される立体的なネットワーク構造で、においの通り道を物理的に遮断する封止機構を中心に権利化を図ります。
・急性経口毒性試験:一般財団法人日本食品分析センターにて実施(2026年3月)。
・消臭性試験(酢酸):地方独立行政法人大阪産業技術研究所(ORIST)にて実施。封印リキッド処理面では酢酸ガス濃度が測定下限(0.125ppm)未満まで低下しました(未処理面・ブランクでは10〜30ppmが残存)。
・臭気透過性試験:同(ORIST)。処理面は未処理面と比べ、酢酸をほぼ完全に、アセトアルデヒドを約半分に遮断しました。
・抗ウイルス性試験(ISO 21702:2019):一般財団法人ボーケン品質評価機構にて実施(2026年7月)。ネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替指標として用いられる)に対し、抗ウイルス活性値4.1を確認しました。特定の試験条件下におけるフィルム表面での結果であり、あらゆるウイルス・環境における効果や感染予防効果を示すものではありません。
・静電気・帯電性試験(JIS L1094 半減期測定法):ORISTにて実施。処理品の帯電半減期は0.30秒(未処理品3.2秒)と、約10分の1に短縮しました。
※いずれも特定条件下での試験結果であり、すべての菌・ウイルス・臭気・環境における効果を保証するものではありません。
■ 現場の道具を、家庭へ ― 一般向けセットも展開
『封印リキッド』は特殊清掃などプロの現場で使われてきましたが、これを家庭でも使いやすい小容量にした一般消費者向けセットも展開しています。強いニオイ対策用の『封印リキッド』300mlと、日常の消臭・除菌に使う弱酸性次亜塩素酸水「CELA(セラ水)」300mlを組み合わせた2本セットで、価格は7,980円(税込)。届いてすぐに使用でき、使い方マニュアルが付属します。家庭のほか、オフィス、ホテル・民泊、タクシー・レンタカー、ペットまわり、介護・医療施設、店舗・飲食店などでの使用を想定しています。
■ 今後の展開
まずは賃貸物件の退去時に発生する臭気トラブルへの対応を軸に、不動産管理会社・ホテル・ペット関連施設などの法人向けに、研修を受けた代理店・加盟店ネットワークによる全国展開を進めます。関西エリアではホテル向け販売の代理店候補との協議も進行中です。将来的には、化学物質過敏症(MCS)に配慮した室内環境づくりなど、より広い分野への応用も視野に入れています。
■ 会社概要
会社名:ケシサルJapan株式会社(旧商号:株式会社スピネーカー)
設立:2017年3月
所在地:大阪市北区梅田2-5-13 桜橋第一ビル304号
代表者:代表取締役 河合徳治
事業内容:消臭・封印技術『封印リキッド』の開発・製造・販売、建築物の特殊清掃・原状回復、消臭施工技術の認定・教育
公式サイト:https://www.keshisaru.com/
■ 本件に関するお問い合わせ
ケシサルJapan株式会社 広報担当:河合徳治
TEL:050-6883-5501
MAIL:keshisaru-g@keshisaru.com