インドネシアでのEV電池事業参入および中国主要メーカー2社との基本合意書締結に関するお知らせ
株式会社イクヨ(以下「当社」)は、当社のインドネシア現地子会社「PTイクヨ・インドネシア」の遊休スペースを活用した電気自動車(EV)用バッテリーシステム事業への参入、および中国のEV電池領域における主要企業であるPT Unified Advanced Battery System Indonesia(以下「UABS」)および康耐拓(蘇州)汽車技術有限公司(以下「CONEXAL」)の2社との間で、資本・組織提携を含む業務提携に向けた「基本協力合意書」を締結いたします。

1. 本提携の背景と目的:成長戦略の実行
当社が2025年7月に策定した「今後の成長戦略」では、既存の自動車部品事業の競争力強化に加え、「新規事業領域への挑戦」および「戦略的アライアンス(業務・資本提携)の推進によるグローバル市場でのプレゼンス向上」を主要方針として掲げています。
本件は、この成長戦略を具体化する重要な第一歩です。急速にEVシフトが進む東南アジアおよび日本市場において、世界トップクラスのEV電池技術を持つUABSおよびCONEXALの2社と強固なアライアンスを構築することで、当社の持続的な企業価値向上を目指します。
2. 本提携のポイント
(1)初期投資リスクの最小化
PTイクヨ・インドネシアの工場内遊休スペースと人員基盤を有効活用します。また、製造ラインに必要な設備投資額は中国・電池2社側が負担するため、当社の財務リスクを最小限に抑えつつ最先端技術を取り込みます。
(2)確固たるガバナンスの維持
当社はPTイクヨ・インドネシアにおける資本提携を検討しますが、経営の主導権および連結対象としての体制を維持します。
(3)3段階の市場展開
①インドネシア現地市場 → ②ASEAN・新興国市場 → ③日本の完成車メーカーへの供給へと、段階的な市場拡大を検討します。
3. 基本合意書の概要
(1)締結日:2026年7月1日(予定)
(2)提携内容:EV用バッテリーシステムの現地設計、POC(概念実証)、製造および販売、ならびに資本・組織提携の検討
(3)有効期間:締結日から1年間(自動延長条項あり)
4. 今後の見通し
本件による当社の業績への影響につきましては現在精査中であり、今後開示すべき事項が生じた場合は速やかにお知らせいたします。
【提携先企業の概要】
PT Unified Advanced Battery System Indonesia((UABS):大手自動車メーカーSAIC(上汽集団)と、世界最大級の電池メーカーCATL(寧徳時代)の合弁会社。EV用電池システムの開発・製造を行う。
康耐拓(蘇州)汽車技術有限公司(CONEXAL):高いR&D(研究開発)比率を誇る技術型企業。電池パック筐体やアルミ合金軽量化部品の製造でグローバルに展開。
【当社】
会社名:株式会社イクヨ
代 表:代表取締役社長 孫 峰
本 社:東京都港区赤坂4-9-25 新東洋赤坂ビル2階
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