AIに“任せたい”のに、任せられない - 生成AI利用者の実態調査
定型業務を「AIに任せたい」人は74.8%、実際に「任せられてい る」人は18.3%。約8割が「期待した回答が得られなかった」経験、原因1位は「自分の指示が曖昧」。
マインドマップツール「MindMeister(マインドマイスター)」の国内公式パートナーである株式会社アイガモは、20〜50代の働く人330名を対象に「生成AI活用と思考整理に関する調査」を実施しました。まず、業務で週1回以上、生成AIを利用する人は39.7%にとどまる一方、実際に利用している131名に絞って課題を尋ねると、定型・繰り返し業務を「AIに任せたい」人は74.8%に上るのに対し、実際に「任せられている」人は18.3%にとどまり、大きなギャップがあることが分かりました。背景には、約8割(77.1%)が「AIから期待した回答が得られなかった」経験を持ち、その原因1位が「自分の指示(プロンプト)が曖昧だった」(45.8%)という、“AIへの伝え方”の課題が浮かび上がっています。
調査結果サマリー
• 業務で週1回以上、生成AIを利用する人は39.7%。「ほとんど・まったく使わない」が50.3%で最多(n=330)
• 定型業務を「AIに任せたい」74.8%、一方「実際に任せている」は18.3%(n=131)
• 任せる際の壁は「どこまで任せてよいかの判断」38.9%、「手順・ルールの設計」34.4%(n=131)
• 「期待した回答が得られなかった」経験がある人は77.1%(n=131)
• うまくいかない原因1位は「自分の指示が曖昧だった」45.8%(n=131)
• AIに指示する前の整理方法は「頭の中で考えるだけ」49.6%が最多。「図やマインドマップで可視化」は13.7%(n=131)

働く人の半数は、まだ業務で生成AIを使っていない(全体:n=330)
本調査ではまず、20〜50代の働く人330名に業務での生成AI利用状況を尋ねました。
その結果、「業務で週1回以上、生成AIを利用する」人は39.7%(ほぼ毎日17.3%+週に数回14.2%+週1回程度8.2%)にとどまり、「ほとんど・まったく使わない」が50.3%で最多となりました。話題性の高さに比べ、日常業務での定着はこれからの段階にあることがうかがえます。以下では、実際に生成AIを使いこなそうとしている「週1回以上の利用者131名」に絞り、その課題を深掘りします。

「AIに任せたい」は7割超、でも実際に任せられているのは2割未満(n=131)
定型・繰り返し業務をAIに任せたい人は74.8%(「すでに任せている」18.3%+「任せたいが、まだできていない」56.5%)に達しました。一方で、実際に任せられている人は18.3%にとどまります。任せる際に難しいと感じることは、「どこまで任せてよいかの判断」(38.9%)、「手順・ルールの設計」(34.4%)、「どの作業を任せるかの切り分け」(32.8%)、「作業の分解の仕方」(28.2%)と、いずれも“業務をどう分解し、どう設計するか”に関する項目が上位を占めました。
約8割が「期待外れ」を経験。原因は“AIの性能”より“伝え方”(n=131)
「期待した回答が得られなかった」経験がある人は77.1%に上りました(よくある16.8%+時々ある60.3%)。その原因として最も多かったのは「自分の指示(プロンプト)が曖昧だった」(45.8%)で、以下「必要な情報を渡せていなかった」(34.4%)、「前提・背景を伝えきれなかった」(29.0%)と続きます。「AIの性能・知識の限界」(19.8%)を上回り、多くの人がAIそのものよりも“自分の伝え方”に課題を感じていることが分かりました。

思考整理は「頭の中だけ」が約半数——“可視化”の余地(n=131)
AIに指示する前に目的や条件を整理する人は60.3%(「いつも」15.3%+「だいたい」45.0%)でした。ただ、その整理方法は「頭の中で考えるだけ」(49.6%)が最多で、「メモ・箇条書き」(40.5%)が続きます。一方、「図やマインドマップで可視化」して整理する人は13.7%にとどまり、考えを“見える形”に整理する習慣はまだ一般的ではないことが示されました。

考察:AIに“任せる”時代に求められる「業務の可視化・設計」
今回の調査からは、AIを使いこなすうえでの課題が、AIの性能よりも「人間側が業務や指示をどう整理・設計するか」にあることが浮かび上がりました。「どの作業を、どう分解し、どんな手順で任せるか」を可視化することは、要素を書き出して構造化するマインドマップと相性が良く、頭の中の業務フローを“見える形”に整理することで、AIに渡しやすい形に組み立て直すことができます。
さらに、作成したマインドマップは、文章のプロンプトに変換するだけでなく、構造化された図そのものをAIへの入力として渡すこともできます。考えを“見える化”した設計図が、そのまま指示になる——という使い方です。MindMeisterは、AIに任せる業務の設計と、指示の前の思考整理を支える存在を目指します。
「調査から見えたのは、AIを使いこなせるかどうかが、AIの性能よりも『任せ方・伝え方の設計』に左右されているという実態です。その出発点となるのが、考えを見える形に整理することだと考えています。MindMeisterが、AIに任せる業務の設計を支える存在になれば幸いです。」(MindMeister 日本公式パートナー 代表)
調査概要
調査名:生成AI活用と「思考整理」に関する調査/調査主体:株式会社アイガモ(MindMeister 日本公式パートナー)/調査方法:インターネット調査(Questant、マクロミルのモニターパネル)/調査対象:20〜50代の働く人/有効回答数:330名(うち週1回以上利用者131名。設問により集計対象が異なります)/調査期間:2026年9月2日〜4日
MindMeisterについて
MindMeisterは、4,000万人以上が利用するオンラインのマインドマップツールです。ブラウザ上で直感的にマインドマップを作成・共有でき、チームでのリアルタイム共同編集にも対応しています。アイデア創出、学習、プロジェクト計画、会議の整理など、幅広い用途で利用されています。
MeisterLabs GmbH社について
MeisterLabs GmbHは2006年設立、ドイツ・ファーターシュテッテンに本社を置くソフトウェア企業です。創造性と生産性を高めるコラボレーションツールを提供し、世界中の個人・チームの働き方を支援しています。主な製品として、マインドマップツール「MindMeister」、タスク管理ツール「MeisterTask」を提供しています。
https://www.mindmeister.com/ ・ https://www.meistertask.com/
株式会社アイガモについて
「MindMeister」の国内唯一の公式パートナー。日本国内における同ツールのマーケティング活動、コンテンツ展開などのローカライズ全般を包括的に手がけています。
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