長野県白馬村発の地域エネルギー会社「雪だるま電力」が、8月1日から高圧電力の供給をスタート

株式会社雪だるま電力

株式会社雪だるま電力(所在地:長野県北安曇郡白馬村、代表取締役:尾川 耕)は、2026年8月1日から、中部電力エリアにおいて高圧電力の供給を開始します。

雪だるま電力は、自治体や大手企業が出資して設立する形ではなく、地元住民2人が自ら資金を出し合い、2025年6月に設立した地域新電力会社です。再生可能エネルギーの普及と地域内経済循環を進め、将来的には電力事業で得た利益を、地域が抱える課題の解決に還元することを目指します。

供給開始にあわせ、株式会社五竜が運営する「エイブル白馬五竜スキー場」の一部リフトについても、2026年8月1日付で雪だるま電力との電力契約を開始します。

雪が資源の地域で、自ら電力会社をつくる

白馬村をはじめとする長野県の北アルプス地域や松本地域では、雪と豊かな自然環境が、スキー場、宿泊施設、飲食店、小売店など、多くの地域事業者と住民の暮らしを支えています。一方、気温の上昇や降雪状況の変化は、雪を重要な観光資源とする地域にとって、事業の将来に関わる課題です。

雪だるま電力の創業メンバーは、地域での宿泊事業や村政、気候変動対策、再生可能エネルギーへの切り替えなどに携わる中で、環境問題と地域経済の課題は切り離して考えられないと感じてきました。

地域の事業者が再生可能エネルギーを選びやすい環境を整えること。同時に、地域で毎月支払われている電気料金の一部を地域内に残し、地域の将来に必要な取り組みへつなげること。そのための仕組みを地域に暮らす住民自身でつくろうと、2025年6月6日に株式会社雪だるま電力を設立しました。

小売電気事業者としての登録と供給体制の整備を進め、設立から約1年を経た2026年8月1日、高圧電力供給を開始します。

最初の供給先は、環境保全を積極的に進めるエイブル白馬五竜スキー場

エイブル白馬五竜スキー場を運営する株式会社五竜は、早くから気候変動対策や自然環境の保全に取り組んできた地域事業者です。2023年12月には、ゴンドラやリフト、レストラン、ショップ、降雪機など、同社が運営する五竜エリア施設全体の使用電力を、実質再生可能エネルギー100%へ切り替えました。また、同社が運営する白馬五竜高山植物園は、2025年には白馬エリアで初めて、国内スキー場として他のスキー場と並んで第1号となる環境省の「自然共生サイト」に認定されました。

地域の脱炭素と生物多様性保全を先行して進めるエイブル白馬五竜スキー場に、供給開始時から電力契約先として雪だるま電力を選んでいただいたことは、当社にとって大きな誇りです。同時に、地域を代表する観光施設の運営を電力面から支える責任を重く受け止め、安定した電力供給と丁寧な顧客対応に取り組みます。

株式会社UPDATER(旧:みんな電力)との連携で、地域密着と安定運営を両立

雪だるま電力は、全国で再生可能エネルギー100%の電力供給や企業・自治体の脱炭素支援に取り組んできた株式会社UPDATERと連携しています。同社が持つ電力事業の専門性や全国規模の事業基盤を活用し、電力供給に必要な仕組みを整備してきました。

一方で雪だるま電力は、地域ごとの産業や暮らし、自然環境、事業者が抱える課題を理解し、顔の見える関係で向き合う地元企業ならではの強みを大事にしてきました。地域で使われる電力は、できる限り地域の企業が担い、その収益や価値を地域の脱炭素と地域づくりにつなげるべきだと考えています。雪だるま電力の地域密着力と、その理念に共感するUPDATER社の専門性を掛け合わせ、地域事業者が長期的に相談できる電力会社を目指します。

電気料金を、地域の未来をつくる資金へ

地域の企業や住民が毎月支払う電気料金の多くは、地域外へ流出しています。雪だるま電力は、地域の事業者が日常的に支払う電気料金の一部を地域内に残し、地域の中で循環させる仕組みをつくることを目指します。

将来的には、電力事業で得た利益を、住宅や事業所の断熱、地域交通、子どもたちへの環境教育、地域の再生可能エネルギー導入などに活用する方針です。

具体的な還元方法については、事業の成長状況や地域の意見を踏まえながら設計します。単に契約する電力会社を変更するだけではなく、日常的に支払う電気料金を、地域の脱炭素と地域課題の解決につなげる選択肢を提供します。

地域でつくられた再生可能エネルギーを、地域で使う仕組みへ

供給開始時は、卸電力市場などから調達した電力に、再生可能エネルギー由来の環境価値を組み合わせたプランを提供します。今後は、地域内の再生可能エネルギーや卒FIT電源などとの連携を進め、地域で生み出された再生可能エネルギーを、地域の企業や施設が利用できる仕組みの構築を目指します。

発電する地域と電気を使う地域を近づけることで、再生可能エネルギーの普及に加え、発電によって生まれる経済的な価値を地域に残していきます。

高圧電力サービスの概要

供給開始日

2026年8月1日

供給可能エリア

中部電力エリア

主な対象施設

スキー場、宿泊施設、学校、工場、事務所、商業施設、公共施設など

※ 低圧電力については、一般家庭、小規模な宿泊施設、飲食店、事務所、店舗などへの供給を想定し、現在、サービス開始に向けた準備を進めています。供給体制や料金メニューが整い次第、あらためて発表します。

高圧電力を利用する地域事業者からの相談を受付中

雪だるま電力では、高圧電力の切り替えや、再生可能エネルギーの導入を検討している事業者からの相談を受け付けています。

現在の電気料金との比較、再生可能エネルギーへの切り替え、CO₂排出量の削減などについて、各施設の契約内容や電力使用状況に応じて個別に提案します。

料金比較には、現在契約している電力会社の請求書、過去12ヶ月分の電力使用量、30分ごとの電力使用量データなどを使用します。

株式会社雪だるま電力について

会社名:株式会社雪だるま電力
所在地:長野県北安曇郡白馬村大字北城11026番地
代表者:代表取締役 尾川 耕
設立:2025年6月6日
資本金:1,000万円
事業内容:電力小売事業、再生可能エネルギー関連事業、地域脱炭素や地域貢献プロジェクト
電力供給開始日:2026年8月1日
小売電気事業者登録番号:A0986
ウェブサイト:https://www.yukiden.co.jp

本件に関するお問い合わせ先

株式会社雪だるま電力
担当:坪井
メールアドレス:tsuboi.natsuki@yukiden.co.jp

※本リリースに記載されているサービス内容および将来計画は、発表日時点の情報です。今後変更となる場合があります。

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会社概要

株式会社雪だるま電力

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URL
https://www.yukiden.co.jp
業種
電気・ガス業
本社所在地
長野県北安曇郡白馬村北城11026番地
電話番号
050-3649-9319
代表者名
尾川 耕
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2025年06月