東京都と東専各、専門学校の第三者評価を共同推進 - 評価者養成講座を10月開講
学校教育法改正で専門学校の第三者評価が努力義務化。東京都と東専各が受審環境の整備、評価者養成、評価者バンクの構築を進める
公益社団法人東京都専修学校各種学校協会(所在地:東京都渋谷区、会長:坂本 歩、以下「東専各」)は、東京都と共同で「東京都専修学校第三者評価促進事業」を実施しています。本事業は、2026年4月施行の学校教育法改正により、専門課程を置く専修学校における第三者評価の実施が努力義務化されたことを踏まえ、都内専門学校の第三者評価の受審環境を整備し、教育の質の向上を図るものです。
東京都では、本事業において第三者評価を受審し一定要件を満たした専門学校を「モデル校」として認定する予定です。東専各では、その基盤となる評価人材を養成するため、2026年10月より「評価者養成講座」を開講します。
■ 学校教育法改正を背景に、東京都と東専各が受審環境を整備
2026年4月施行の学校教育法改正では、専門課程を置く専修学校について、自己点検評価の実施が義務化されるとともに、外部の識見を有する者による第三者評価の実施が努力義務とされました。一方で、専門学校を対象とする第三者評価機関や評価システムは全国的にも限られており、受審環境の整備が課題となっています。東京都と東専各は、この課題に対応し、都内専門学校の教育の質向上を図るため、本事業を共同で実施しています。
■ 東京都が「モデル校」の認定へ
将来的に第三者評価を受審し一定要件を満たした専門学校を、東京都が「モデル校」として認定する予定です。また、東京都の私立専修学校教育環境整備費補助金における学校評価促進のうち「第三者評価」の補助を受ける際にも、東京都が文部科学省[学校評価ガイドライン]の任意項目から都の実情に応じて選定した自己点検項目による自己点検評価を実施し、それを踏まえた第三者評価の受審を要件とする予定です。
■ 評価を担う人材を育てる「評価者養成講座」
東専各では、本事業の一環として2026年10月から「評価者養成講座」を開講します。東京都が指定した自己点検評価項目に基づく「自己点検報告書」を題材に、専門学校制度の基本理解から第三者評価の考え方、評価者の役割、評価技術、評価演習までを講義と演習で学びます。修了者は「評価者バンク」への登録を行い、都内専門学校の第三者評価を担う評価者として活動することを前提としています。
評価者養成講座の開講案内はこちら


なぜ今、専門学校に「第三者評価」が必要なのか
1|法改正
2026年4月施行の学校教育法改正により、専門課程を置く専修学校では「自己点検評価」が義務化され、外部の識見を有する者による「第三者評価」は努力義務となりました。評価項目も、大学との制度的整合性を意識した項目へと見直されています。
2|受審環境の課題
一方、全国的に専門学校を対象とする第三者評価機関・評価システムは限られており、学校側にとって受審環境が十分に整っていないことが課題です。
そこで東京都と東専各は、評価機関への委託だけでなく、複数名の評価者による「チーム評価」も含めた受審の仕組みを整備します。
3|目的は「質保証」と「質向上」
第三者評価は、学校間の優劣を単純に比較するための制度ではありません。
自己点検評価を基礎に、外部の客観的な視点から教育活動・学校運営を検証し、改善につなげるPDCAを機能させることが重要です。
都内専門学校が第三者評価を受けやすい環境を整え、教育の質向上につなげる

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