平均寿命と健康寿命の差11.63年、「ため息ウォーキング®」開発者がBeauty Japan日本大会へ出場
〜ため息をつきながら歩く独自メソッドでBeauty Japan 2026 BAY大会Culture部門グランプリ。11月12日、横浜BUNTAIの日本大会に出場〜

厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査」によると、介護が必要となった主な原因は、要支援者では「関節疾患」が19.3%で最も多く、全体でも「骨折・転倒」が13.9%で第3位を占めています。また同省の集計では、平均寿命と健康寿命の差、すなわち日常生活に制限のある期間は、2022年時点で男性8.49年、女性11.63年でした。歩けなくなることが、介護のはじまりになっています。
こうしたなか、神奈川県厚木市の「いちから改善☆呼吸と歩き方教室」(代表:五十嵐まき子)は、2025年11月に商標登録を取得した独自メソッド「ため息ウォーキング®」の普及に取り組んでいます。五十嵐は2026年5月23日に横浜市開港記念会館で開催された「Beauty Japan 2026 BAY大会」でCulture部門グランプリを受賞し、2026年11月12日(木)に横浜BUNTAIで開催される日本大会に出場します。
「ため息ウォーキング®」とは
「ため息ウォーキング®」は、五十嵐まき子が教室の受講者とともに作り上げてきた、ため息をつきながら歩く歩行メソッドです。呼吸を止めずに長く吐きながら歩くことで、上半身の力みを抜いた状態で足を運ぶことを目指します。主な特徴は次の3点です。
・道具も広い場所も要らない — 特別な器具やウェアを使わず、通勤や買い物などの普段の移動のなかで実践できます。膝や股関節に不安があり、運動を続けにくい方でも取り組みやすい設計です。
・「頑張って歩く」の反対をいく — 息を止めて姿勢を正そうとするのではなく、吐く息にあわせて肩や背中の力を抜きます。受講者からは「猫背が気にならなくなった」「持っているバッグが軽く感じる」「長く歩いても疲れにくくなった」といった声が寄せられています。
・年齢を問わず学べる — 五十嵐は、100歳を目前にした高齢者を含む幅広い年代に指導してきました。「一生自分の足で歩く」ことを目的に、歩幅や速さを競わない内容としています。
※本メソッドは健康の維持・増進を目的とした運動指導であり、疾病の治療や症状の改善を保証するものではありません。上記の感想は受講者個人の体験に基づくものです。


【研究報告】ため息は生理学的に「深い呼吸」として位置づけられている
ため息は日常では否定的に捉えられがちですが、生理学では「augmented breath(増強呼吸)」と呼ばれ、通常の呼吸に周期的に重なる深い呼吸として研究されてきました。2023年に学術誌『Nature Communications』に掲載された論文では、ため息が肺胞(肺の奥にある小さな空気の袋)の虚脱を防ぐ働きを担うことが、その生理的役割として挙げられています(Severs et al., Nature Communications, 2023(https://www.nature.com/articles/s41467-023-40812-x))。
また、自律神経研究を専門とする順天堂大学医学部の小林弘幸教授は、ため息について「バランスが崩れた自律神経の働きを回復させようとする、体の作用」であり、長く息を吐くことで浅くなった呼吸が深くなると説明しています(日経ビジネス電子版 2016年6月15日(https://business.nikkei.com/atcl/skillup/15/111700008/061500073/))。
五十嵐は、こうした「ため息=体を立て直す呼吸」という視点を歩行に取り入れ、「ため息は最高のセルフケア」というメッセージを発信しています。
背景 — 介護する人を増やすのではなく、歩ける人を増やす
介護人材の不足は各地で深刻化しています。一方で前述のとおり、介護が必要になった原因の上位には「関節疾患」「骨折・転倒」といった、歩行や足腰の衰えに直結する項目が並びます。要支援の段階では、その割合はさらに高くなります。
五十嵐がこの課題に向き合う原点には、自身の家族の姿があります。2026年5月、五十嵐は実母を81歳で亡くしました。晩年の母は転ぶことが増えて外出を嫌がるようになりましたが、寝たきりになることはなく、最期まで自分の足で歩いて生活していました。88歳の父も、要支援・要介護の認定を受けることなく自立した生活を続けています。
「親が自分の足で歩けているから、私は挑戦ができている」。五十嵐はそう語ります。家事・仕事・育児を終えた世代の女性が、親の介護を理由にやりたいことを諦める例は少なくありません。高齢者が自分の足で歩けることは、本人の生活の質だけでなく、その子ども世代の人生の選択肢にも直結します。
「介護施設や介護スタッフを増やすのではなく、自分の足で歩いて自立して生活できる高齢者を増やしたい」。歩行という誰もが毎日行う動作を入り口に、介護を必要としない未来をつくることが、「ため息ウォーキング®」の目的です。五十嵐はこの想いを、note記事「介護しない!介護されない未来を!(https://note.com/kokyu_arukikata/n/ne5da1122821e)」でも公開しています。
今後の展望
いちから改善☆呼吸と歩き方教室は、2026年11月12日(木)に横浜BUNTAIで開催される「Beauty Japan 2026 日本大会」への出場を通じ、「歩くことの大切さ」と「ため息ウォーキング®」を全国に発信します。
あわせて今後1年間で、神奈川県・東京都およびオンラインでの体験会を年24回開催し、延べ100名の受講を目標としています。体験会はいずれも少人数制とし、膝や股関節の状態、通勤・買い物といった日々の歩く場面など、参加者一人ひとりの悩みに合わせて歩き方を伝えます。
さらに、「ため息ウォーキング®」の考え方と実践方法を一冊にまとめ、書籍として商業出版することを目指しています。
レッスン概要
・名称:ため息ウォーキング®(いちから改善☆呼吸と歩き方教室)
・内容:呼吸と歩き方のレッスン(グループレッスン・個別レッスン・体験会)
・対象:膝や股関節に痛みや不安のある方、歩くことがつらい方、健康づくりに関心のある方
・料金:4,500円〜9,000円(税込)
・開講:2020年
・会場:スタジオ24/7(小田急線 本厚木駅)、スタジオプシュケ(小田急線 南林間駅)、アトリエ雑貨カフェ HANAPEKO(JR 赤羽駅)、およびオンライン
・公式サイト:からだ美調整サロン Lapis Lazuli/いちから改善☆呼吸と歩き方教室(http://lapislazuli.moo.jp/)
代表者プロフィール
五十嵐 まき子(いがらし まきこ) 「ため息ウォーキング®」開発者・講師。神奈川県厚木市で「からだ美調整サロン Lapis Lazuli」を営むセラピストとして活動するなかで、正しい姿勢と歩き方を学び、2020年11月に「いちから改善☆呼吸と歩き方教室」を開設。受講者とともにオリジナルメソッド「ため息ウォーキング®」を確立し、2025年11月に商標登録を取得した。2026年5月23日の「Beauty Japan 2026 BAY大会」でCulture部門グランプリを受賞し、同年11月12日の日本大会に出場する。
団体概要
・名称:いちから改善☆呼吸と歩き方教室
・代表者:五十嵐 まき子
・所在地:神奈川県厚木市
・設立:2020年11月
・事業内容:健康サポート(呼吸と歩き方のレッスン、体験会の開催)
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