AIで仕事量は変わった?ライター・編集者・校正者の75%が「AIの普及が関係」 AIをほぼ毎日使う人でも、増えた人と減った人はほぼ同数

184人調査。AIを「ほぼ毎日」使う人の31%が1年前より案件数が増え、32%が減少。AIを使うときの不安の1位は「AIの答えが正しいか分からない」(54%)

株式会社リーフレイン

編集プロダクション雨輝(あまてる)を運営する株式会社リーフレイン(所在地:東京都港区、代表取締役兼編集長:清水景)は、AIの普及でライター・編集者・校正者の仕事がどう変わっているかを確かめるため、2026年9月22日〜30日にライター・編集者・校正者を対象としたインターネット調査を行い、184人から回答を得ました。75%が「この1年の案件数の変化にAIの普及が関係している」と回答した一方、仕事でAIを「ほぼ毎日」使う人(55%)でも、1年前より案件数が増えた人は31%、減った人は32%とほぼ同じで、AIを使う頻度が高い人ほど案件が増える傾向は見られませんでした。AIを使うときの不安の1位は「AIの答えが正しいか分からない」(54%)でした。

調査結果のポイント(ライター・編集者・校正者184人調査、2026年9月、編集プロダクション雨輝調べ)

調査の背景

生成AIは、ライター・編集者・校正者にとって日常の仕事道具になりつつあります。一方で、AIの普及が書き手の案件数にどう影響しているのかは、外からは見えにくいものです。

雨輝は1,000人規模の執筆・編集チームとともに、年間5,000本の記事を制作しています。書き手や編集者が実際にどのくらいAIを使い、案件の数がどう変わったのかを、現場で働く人に直接聞いて数字で確かめるため、今回の調査を行いました。

調査結果のポイント

  • 75%が、この1年の案件数の変化にAIの普及が関係していると回答

  • 仕事でAIを「ほぼ毎日」使う人は55%

  • AIを「ほぼ毎日」使う人でも、案件数が増えた人は31%、減った人は32%

  • 1年前と比べて案件数が増えた人・減った人は、どちらも28%

  • AIを使うときの不安の1位は「AIの答えが正しいか分からない」54%、2位は「著作権に触れないか心配」50%

  • 今後3か月で試したいこと(自由記述)の1位は「AIの活用・効率化」29%

調査結果の詳細

1.仕事でAIを「ほぼ毎日」使う人は55%。週に数回以上使う人は8割

直近1か月に仕事でAIをどのくらい使ったかを聞いたところ、「ほぼ毎日使う」が55%で最も多く、「週に数回程度使う」25%と合わせると80%でした。「使ったことがない」は4%でした。

図1 直近1か月、仕事でAIをどのくらい使っていますか(単一選択、183人が回答)

2.1年前と比べて案件数が「増えた」人と「減った」人は、どちらも28%

1年前と比べた月あたりの担当案件数は、「大きく増えた」8%・「少し増えた」20%を合わせた「増えた」が28%、「少し減った」16%・「大きく減った」12%を合わせた「減った」も28%で、同じ割合でした。「ほぼ変わらない」は30%でした。

※この設問は、雨輝からの案件に限らず、月あたりの担当案件数全体を聞いています。

図2 1年前と比べて、月あたりの担当案件数はどう変わりましたか(単一選択、184人が回答)

3.75%が、案件数の変化に「AIの普及が関係している」と回答

この1年の案件数の変化にAIの普及がどの程度関係していると感じるかを聞いたところ、「大きく関係していると感じる」が46%、「ある程度関係していると感じる」が29%で、合わせて75%でした。「関係していないと感じる」(「あまり」「まったく」の合計)は11%にとどまりました。

図3 この1年の案件数の変化に、AIの普及がどの程度関係していると感じますか(単一選択、184人が回答)

4.AIを「ほぼ毎日」使う人でも、案件が増えた人31%・減った人32%

AIを使う頻度別に案件数の変化を集計しました。「ほぼ毎日使う」人(100人)では、案件数が増えた人が31%、減った人が32%でした。「週に数回程度使う」人(45人)では増えた人31%・減った人20%、「月に数回程度使う」人(26人)では増えた人23%・減った人31%でした。AIを使う頻度が高い人ほど案件数が増えている、という傾向は見られませんでした。

※AIを使っていない12人は人数が少ないため除いています。「月に数回程度使う」人は26人と少なく、割合のぶれが大きくなっています。

図4 AIを使う頻度別に見た、案件数の変化(集計対象171人。AIを使っていない12人は除く)

5.AIを使うときの不安の1位は「AIの答えが正しいか分からない」54%

AIを仕事で使うときに不安なこと(複数選択)は、「AIの答えが正しいか分からない」が54%で最も多く、「著作権に触れないか心配」50%、「機密情報や個人情報を入れてよいか分からない」32%、「取引先との契約で、AIを使ってよいか分からない」19%が続きました。「特にない」は16%でした。

図5 AIを仕事で使うとき、不安なことをすべて選んでください(複数選択、182人が回答)

6.今後3か月で試したいことの1位は「AIの活用・効率化」29%

「これからも言葉の仕事を続けるために、今後3か月で試したいこと・変えてみたいこと」を自由記述で聞き、回答した112人の内容を分類しました。「AIの活用・効率化」が29%で最も多く、「仕事の幅を広げる(新しいジャンル・分野)」17%、「自分で発信する(SNS・ブログ・noteなど)」13%、「営業・案件を増やす」12%が続きました。「AIに任せる部分と人が担う部分の線引き」を挙げた人も7%いました。

図6 これからも言葉の仕事を続けるために、今後3か月で試したいこと(自由記述を分類、112人が回答)

回答者の声(自由記述から一部抜粋)

※お名前や個人が特定できる内容は外し、職種/経験年数で表記しています。

「AIに自由に考えてもらうのではなく、AIに渡す情報や、ガイドラインは自分が選別、作成し、AIの自由度を制御した使い方を体系化している。それをかたちにして行きたい。」

(Webライター/経験1〜2年)

「AIの進化が速い中で、執筆のどこをAIに任せ、どこに自分の経験や専門知識を加えるべきか、実際の案件を通じて試してみたいです。」

(Webライター/経験6〜9年)

「今まで書いたことのないジャンルの記事にも挑戦して、書けるジャンルの幅を広げてみたいです。」

(Webライター/経験3〜5年)

「実務経験や資格といった肩書がある人以外(ブルーカラー出身など)が「AIに代替されない価値」を発揮できるケーススタディを知りたいです。」

(取材ライター/経験3〜5年)

「安易あるいは下手なAIの使い方をする方の制作物の修正に時間をとられるので困っている。AI利用の間口だけが広がってそういう層が増えると、ことばに関する仕事全体のレベルが落ちると懸念している。」

(取材ライター/経験10年以上)

調査を受けて

今回の調査では、仕事でAIを「ほぼ毎日」使う人が半数を超えた一方、AIを使う頻度と案件数の増減に目立った関係は見られませんでした。不安の1位は「AIの答えが正しいか分からない」(54%)で、AIを「使えるかどうか」よりも、AIの答えを確かめ、原稿の品質につなげられるかどうかが、書き手・編集者に問われ始めていることがうかがえます。

雨輝は、1,000人規模の執筆・編集チームとともに、企画・取材・執筆・編集・校正を手がけてきました。運営会社のリーフレインでは、2026年9月にファクトチェック・記事監修サービス「Fact Check PRO」の正式提供を始めています。今後も、AIを使いながらも内容を人の目で確かめる制作体制と、書き手が力を伸ばし、仕事につなげられる環境づくりに取り組みます。

編集長コメント

株式会社リーフレイン 代表取締役兼編集長/編集プロダクション雨輝 編集長 清水景

「仕事でAIを毎日使う人が半数を超えた一方で、それだけで案件が増えるわけではないことが、今回の数字から見えてきました。不安の1位が「AIの答えが正しいか分からない」だったのは、書き手の皆さんが内容の確かさに真剣に向き合っているからだと受け止めています。AIが下書きを速く出せる時代だからこそ、その中身を確かめ、読者に責任を持てる原稿に仕上げる力が、書き手と編集者の価値になると考えています。雨輝はこれからも、AIを使いながら内容を人の目で確かめる制作を大切にし、書き手が力を伸ばして仕事につなげられる環境をつくっていきます。」

調査概要

  • 調査名:AI時代のライター・編集者・校正者の仕事についてのアンケート

  • 調査主体:編集プロダクション雨輝(運営:株式会社リーフレイン)

  • 調査期間:2026年9月22日〜9月30日

  • 調査方法:インターネット調査(Googleフォーム)

  • 調査対象:ライター・編集者・校正者(雨輝の案件情報共有チャットやXなどで告知)

  • 有効回答数:184人

  • 回答者の内訳:Webライター49%、取材ライター21%、編集者12%、校正・校閲者6%ほか。専業フリーランス47%、副業31%、会社員18%ほか。経験年数は10年以上41%、6〜9年19%、3〜5年18%、1〜2年15%、1年未満7%

  • 回答者がアンケートを知った場所:雨輝の案件情報共有チャット(Chatwork)92人、X 44人、LINE 7人、その他・無回答41人

  • %は各設問に回答した人を母数として算出し、小数点以下を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります

  • 自由記述は、雨輝が回答を1件ずつ読んで内容ごとに分類しました。1つの回答に複数の内容が含まれる場合は、それぞれに数えています

  • 回答者には、もともとAIに関心のある方が多く含まれます。日本のライター・編集者・校正者全体の平均を示すものではありません

本調査の引用・転載について

本調査の結果・図表を引用・転載される際は、「編集プロダクション雨輝調べ」と出典を明記し、本リリースのURLへのリンクをお願いいたします。図表データのご提供や、調査内容に関する取材は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

株式会社リーフレインについて

株式会社リーフレインは、編集プロダクション雨輝(あまてる)、翻訳ブランド word drops、マーケティング支援 HALCYAN EDITORIAL、ファクトチェック・専門家監修 Fact Check PROを展開しています。編集プロダクション雨輝は、1,000人規模の執筆・編集チームを持ち、年間5,000本の記事制作と、500を超える媒体への掲載実績がある編集プロダクションです。編集・コンテンツ制作、翻訳、マーケティングを通じて、企業やメディアの情報発信を支援しています。

  • 法人名:株式会社リーフレイン(LEAF RAIN Inc.)

  • 代表取締役兼編集長:清水景

  • 所在地:東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2階

  • 会社情報:https://www.leafrain.jp/about

  • 編集プロダクション雨輝:https://amaterupro.jp/

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会社概要

株式会社リーフレイン

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URL
https://www.leafrain.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2階
電話番号
050-3553-4900
代表者名
清水景
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2025年01月