【11月3日は「物理の日」】磁力で“浮いて見える”構造オブジェ「TENSEG-COIN-」 創業110年、大田区の町工場がつくる“物理を遊ぶ”オリジナル製品を開発

張力と磁力が生む不思議な均衡。普段はオブジェとして、コインを載せればゲームとしても楽しめる自社製品を開発しました。

株式会社大橋製作所

株式会社大橋製作所(東京都大田区)は、テンセグリティ構造と磁力を組み合わせた、宙に浮いて見える構造オブジェ「TENSEG-COIN-(テンセグ・コイン)」を展開しています。

普段は不思議な均衡を眺めるオブジェとして、付属のコインを載せれば、荷重によって変化するバランスを利用したゲームとしても楽しめます。

11月3日の「物理の日」に合わせ、1916年の第1次操業から110年を迎える大田区の町工場が生み出した、“物理を遊ぶ”オリジナル製品をご紹介します。

「なぜ、浮いて見える?」張力と磁力がつくる不思議な構造

TENSEG-COIN-のベースになっているのは、「テンセグリティ」と呼ばれる構造です。

張力のつり合いによって全体の形を保つテンセグリティ構造に、中央部を磁力によって非接触で支持する機構を組み合わせています。

そのため、一部が空中に浮いているように見えながら、全体はひとつの構造として均衡を保ちます。

正面から見る。横から見る。近づいて構造を追ってみる。

「なぜ、この状態で止まっているのか。」

思わず仕組みを確かめたくなるような、不思議な均衡そのものをオブジェとして楽しめることが、TENSEG-COIN-の特徴です。

構造そのものを、オブジェとして楽しむ。

TENSEG-COIN-は、宙に浮いて見える不思議な構造そのものを、オブジェとして眺めて楽しめるプロダクトです。

幾何学的な構造と金属の質感、見る角度によって変わるシルエット。カラーはblack / red / goldの3色を展開し、棚やデスクなど日常の空間に置くことができます。

動かしていないときにも成立する佇まいを持たせることで、「遊ぶためのもの」だけではないプロダクトを目指しました。

コインを載せると、静かなオブジェが動き始める

盤面にコインを載せると、その重さと位置によって全体のバランスが変化。構造体はわずかに揺れながら、新しい均衡点を探して再び静止します。

さらにコインを載せていくと均衡状態は少しずつ変化し、限界を超えた瞬間にバランスが崩れます。

その構造を利用して、複数人で順番にコインを載せ、平衡を崩さないよう競うゲームとしても楽しむことができます。

オブジェとして眺めているだけでは見えにくかった力の変化が、コインを加えることで“動き”として現れる。

静止しているときの不思議さと、崩れそうで崩れない緊張感。ひとつの構造から、二つの楽しみ方が生まれます。

コンセプトは「物理を遊ぶ。」

2025年、日本物理学会は11月3日を「物理の日」として制定しました。

11月3日は、1949年に湯川秀樹氏へのノーベル賞授賞が決定・発表された日であること、また、日本で発見された元素「ニホニウム」の原子番号が113であることに由来します。

2026年は、日本物理学会の創立80周年にもあたります。

日本物理学会「物理の日」

TENSEG-COIN-のコンセプトも、

「物理を遊ぶ。」です。

どうして浮いているように見えるのか。なぜコインを置く場所によって傾き方が変わるのか。
なぜ崩れそうなのに、また止まるのか。

TENSEG-COIN-は、こうした物理現象を説明するための教材としてつくられたものではありません。

まず眺める。触れてみる。動かしてみる。そして、「なぜ?」と思う。

物理を理解してから楽しむのではなく、まず面白がることから物理に触れる。

それが、「物理を遊ぶ。」というコンセプトに込めた考えです。

※TENSEG-COIN-および本取り組みは、日本物理学会による公式企画・共催企画ではありません。

110年続く町工場の技術を、“眺め、触れるもの”へ

大橋製作所のものづくりの歴史は、1916年に始まりました。
現在、メタル事業部では東京都大田区を拠点に、精密板金加工を中心に、材料試験機や自社製品の開発・製造を行っています。2026年は、第1次操業から110年にあたります。

抜き、曲げ、溶接、組立。

長年、産業を支えるものづくりの中で培ってきた技術を、一般の人が直接眺め、触れ、楽しめるものへ展開できないか。

TENSEG-COIN-も、そうした自社製品開発の中から生まれました。

目指したのは、加工精度そのものを見せることではありません。

ものづくりの技術だからこそ成立する構造や動きを、思わず「触ってみたい」と感じる体験へ変えること。

普段は産業を支えている町工場の技術を、ひとつのオブジェへ。
それがTENSEG-COIN-です。

株式会社大橋製作所 メタル事業部

「常識を、曲げて、驚きを。」オリジナル製品への取り組み

メタル事業部では、「常識を、曲げて、驚きを。」を掲げ、これまで培ってきた加工技術や発想を活かしたオリジナル製品の開発に取り組んでいます。
これまでも数学アートなど、ものづくりの技術を異なるかたちで見せる試みを重ねてきました。TENSEG-COIN-も、その流れから生まれた製品のひとつです。
今後も、町工場の技術を一般の人が眺め、触れ、楽しめる製品へと展開していきます。

ギフト・ショーへの出展を重ね、現在は羽田「PiO PARK」で展示中

TENSEG-COIN-は、写真だけでは伝わりにくい構造や動きを、実物を通して伝える機会を重ねてきました。

2025年2月の「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025」ではコンセプトモデルを、2026年2月の「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2026」では量産試作モデルを出展しました。

さらに、2026年9月2日~4日に開催された「第102回 東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026」では、完成した量産モデルを披露。来場者の方々に、テンセグリティ構造と磁力が生み出す不思議な浮遊感や動きを、実際に体験していただきました。

また、2026年9月14日からは、羽田イノベーションシティ内「PiO PARK」のショーケーシングエリアでも展示を開始しています。

写真や映像だけでは伝えきれない、テンセグリティ構造と磁力による非接触支持が生み出す独特な浮遊感を、実物を通してご覧いただけます。

PiO PARK「TENSEG-COIN-」展示情報

製品概要

製品名:TENSEG-COIN-(テンセグ・コイン)
価格:11,000円(税込)
サイズ:約 W140 × D142 × H105mm
カラー:black / red / gold
主な素材:アルミニウム、ステンレス、ネオジム磁石
付属品:専用コイン50枚、サイコロ、収納用巾着、取扱説明書
対象年齢:15歳以上

公式オンラインストア

カラー各種
パッケージ
専用コイン50枚、サイコロ、収納用巾着

株式会社大橋製作所について

株式会社大橋製作所は、東京都大田区を拠点に、精密板金加工、材料試験機、各種産業装置などの開発・製造を行うものづくり企業です。

1916年の第1次操業から2026年で110年。近年は、培ってきた加工技術を生かしたオリジナルプロダクトの開発にも取り組んでいます。

株式会社大橋製作所 公式サイト

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会社概要

株式会社大橋製作所

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URL
https://www.ohashi-engineering.co.jp/metal/index.html
業種
製造業
本社所在地
東京都大田区大森南3-1-10 株式会社大橋製作所
電話番号
03-3743-8950
代表者名
大橋一道
上場
未上場
資本金
9600万円
設立
1959年08月