PHPの緊急脆弱性、自社サイトは大丈夫か 確かめる手順を公開、URL送信だけの無料点検も

Webサイトの7割はPHPで動いています。どのバージョンかは、サーバーの管理画面を開かないと分かりません。URLだけで、PHPを含む7項目を外から確かめます。

株式会社Yamanaka JAPAN

AI会社台帳やAI実技測定を展開する株式会社Yamanaka JAPAN(東京都港区、代表取締役 山中勇輝)は、10月22日、企業のWebサイトを無料で点検する受付を始めました。URLを送っていただくと、誰でも外から見える範囲だけを確かめて、直すべき点を一覧にしてお返しします。10月21日夜にPHPの緊急の脆弱性が公表されたことを受けて、まずPHPのバージョンが外から見えるかどうか等の初期確認から始めます。ログインIDやパスワードはお預かりしません。

2026年の漏えいは、すでに延べ1億6,500万人分

不正アクセスで個人情報が漏れた、または漏れたおそれがあると公表された件数は、2026年に入ってから延べ1億6,500万人分を超えました(セキュリティ企業マクニカの集計。NHKが10月16日に報道)。

10月21日の夜、PHPに緊急の脆弱性

そこに重なったのが、PHPの脆弱性です。PHPは、WordPressをはじめ多くのWebサイトを動かしているプログラム言語です。サーバー側の言語が判明しているサイトのうち、69.3%がPHPで動いています(W3Techs、2026年10月22日時点)。10月21日、開発元がPHPに「緊急」の脆弱性2件(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)があると公表しました。ログインしなくても、外からサーバーの上で好きなプログラムを動かされるおそれがあります。

同じ日の午後10時前には、高市早苗首相と国家サイバー統括室が、Xで修正プログラムの速やかな適用を呼びかけました。首相の投稿には「今夜に対応して頂きたい大至急のお願い」とあり、すぐに適用できない場合は、サイトを一時的に止めることも有効だとしています。修正版は、その約1時間後に公開されました。

まず、自社で確かめる手順

PHPの件は、サイトの管理画面を開ける方なら、次の順で確かめられます。

(1)PHPを使っているか。WordPressで作ったサイトは、PHPで動いています。Wix、STUDIOなどで作ったサイトは、今回の対象ではありません。

(2)バージョンの数字を見る。レンタルサーバーの管理画面の「PHP設定」などに出ています。8.2.35/8.3.36/8.4.27/8.5.12 より古ければ、更新が必要です。

(3)7.4、8.0、8.1 だった場合。開発元のサポートが終わっている版です。契約しているレンタルサーバー会社に対応を問い合わせるか、新しい版に移してください。

(4)すぐに更新できない場合。首相の投稿にあるとおり、サイトを一時的に止めるのも被害を防ぐ手です。

PHPのほかに、外から見える6つの項目

管理画面を開けない会社や、サイトを作った制作会社との契約が切れている会社では、上の手順もたどれません。そして、外から見て危ないのはPHPだけではありません。

・証明書の期限:切れると、ブラウザに「保護されていない通信」と出て、お客さんがページを閉じます。

・ドメインの期限:切れると、サイトもメールも止まります。失効したドメインを、他人に取られることもあります。

・なりすましメール対策(DMARCなど):設定がないと、御社の名前で偽のメールを送られても、受け取った側で止まりません。

・管理画面の公開:ログイン画面が誰でも開ける場所に置かれていないか。URLにアクセスできるかを見るだけで、ログインは試しません。

・HTTPS:通信が暗号化されているかどうか。

・問い合わせフォームの送信:フォームの送信が暗号化(HTTPS)されているか。

無料点検でやること、やらないこと

URLを送っていただくと、上のPHPを含む7項目を外から確かめて、結果を3色でお返しします。

・赤:すぐに直したほうがいいもの

・黄:直したほうがいいもの

・灰:外からは判定できないので、社内で確かめてほしいもの

外から分かるのは、外に見えている情報だけです。たとえばPHPのバージョンを外に出さない設定のサイトは、外からは判定できません。見えないことは、安全だという意味ではありません。だから結果に「安全です」とは書かず、判定できなかった項目は灰色でお返しします。

点検では、ログインを試すことも、脆弱性を実際に試すこともしません。申し込めるのは、自社で管理しているサイトだけです。

結果をお伝えするところまでが、無料で行う範囲です。見つかった点は、普段お使いの制作会社にそのまま渡していただける形で書きます。別途、作業をご依頼いただく場合は有料での対応となります。

1社ずつ確かめて一覧にするため、今回は先着30社、10月31日までの受付とします。

受付ページ:https://yamanakajapan.com/tanaoroshi/

当社代表コメント

「自分の会社のサイトが何で動いているか、即答できる経営者は少ないと思います。『サイトを作った制作会社との契約が切れていて、誰に聞けばいいか分からない』『管理画面の見方が分からない』——そういう相談が寄せられたことから本点検を受け付けることといたしました。今回の無料点検は喫緊のPHPが中心になりますが、まずは初期の対応だけでも、お役に立てないかと思っています」(株式会社Yamanaka JAPAN 代表取締役 山中勇輝)

会社概要

株式会社Yamanaka JAPAN

代表者:代表取締役 山中勇輝

所在地:〒106-0031 東京都港区西麻布2-15-3

事業:企業の調査、コンサルティング、プロダクト開発、AI研修

URL:https://yamanakajapan.com

無料点検受付ページ:https://yamanakajapan.com/tanaoroshi/

▼AI会社台帳(https://kaishadaicho.jp):ChatGPTやGeminiに自社のことを聞かれたとき、どう答えられているかを測り、ずれを直します。

▼AI実技測定(https://ai-jitsugi.jp):AIの利用ルールを作った会社向けに、社員が業務の途中でAIに何を渡しているかを、業務そっくりの課題で測ります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社Yamanaka JAPAN

0フォロワー

RSS
URL
https://yamanakajapan.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区西麻布2-15-3
電話番号
03-6809-4829
代表者名
山中 勇輝
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年07月