新潟県中越大震災3周年　復興セレモニーを開催

新潟県中越大震災の発生からちょうど３年が経過した２００７年１０月２３日。
被災地域である長岡市、小千谷市、川口町において、地震の犠牲となられた方々への哀悼の意と、全国そして世界中の方々からの温かいご支援に対する感謝の意を込め、数多くの復興イベントやセレモニーが行われました。
　

地震の発生した午後５時５６分には、長岡市の長岡リリックホール前広場において「中越大震災から３年　～追悼と復興への誓い～」が開催されました。犠牲者の方々への黙祷の後、これまで全国の皆様からいただいたご支援への感謝と復興へのメッセージを送りました。

その後に行われた「復興のつどい」では、２０００年に火山噴火による全島民避難を経験した三宅島より平野祐康三宅村長らをお招きし、被災地域共々に助け合い、励まし合いながら、復興に向けて取り組んでいくことを誓い合いました。

さらには、歌手の平原綾香さんが、被災地の多くの人々に勇気を与えた「Ｊｕｐｉｔｅｒ」、そして被災地である旧山古志村を舞台とした映画「マリと子犬の物語」の主題歌「今、風の中で」を熱唱。心に響く歌声に約１０００人の来場者は癒され、明日への希望を表した花火が夜空を彩り、セレモニーは閉幕しました。

今なお復興に向けて活動する多くの方々に、あらためて「勇気」と「励ましのエール」をお届けした１日となりました。




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