通信添削学習サービス「ドラゼミ」が作文力に関する意識調査を実施 『子どもの学力と「作文力」の関係が明らかに』
「作文力」の高い子どもは、偏差値60以上の割合が37%を占め、「作文力」の低い子どもと比べ2.5倍もの開きがあることが判明 http://sakubun.shopro.co.jp/
近年、学校教育においてダンスの必修化やアクティブ・ラーニングの導入など、表現力の習得が重視されおり、その中でも「作文力」は国語の分野における表現力を磨くために非常に重要となります。
「作文力」とは、単に文章を書く力ではなく、自分の想いを「言語化する力」のことを言います。「作文力」を鍛えることで、子どもたちが自分のことを客観的に観察し、正確に表現できるようになり、同時に相手のことも正確に理解できるようになります。それは、世の中の出来事を冷静に判断できる力にも繋がります。当社では、立命館小学校校長顧問陰山英男先生監修の下、「作文力」を構成する“語彙力・表現力・思考力・観察力・構成力”を推し量る10個の項目を設定し、子どもの学力と「作文力」の関係性について調査しました。
調査結果サマリー |
<「作文力」が高い子どもの方が、偏差値も高い傾向に>
「作文力」の高い子どものうち、「偏差値65以上」の子どもの割合は18%を占め、全体平均の10%と比べ約2倍、「作文力」の低い子どもと比べ3倍の開きがあった。
<「作文力」が高い子どもは、成績も良い傾向に>
「作文力」の高い子どものうち、成績が「かなり良い」または「良い」子どもの割合は56%となり、子ども全体の39%に比べ17%高く、「作文力」の低い子どもとは約2倍の開きがあった。
<「作文力」が高い子どもは、進学校への進学意識が高い傾向に>
「作文力」の高い子どものうち、進学校に行きたい気持ちが「ある」または「どちらかといえばある」と答えた子どもの割合は60%となり、子ども全体の41%に比べ19%高く、「作文力」の低い子どもの約2倍の数値となった。
<「作文力」が高い子どもは、自分の将来について明確な意思を持っている傾向に>
「作文力」の高い子どものうち、自分の将来について「真剣に考えている」「世の中の役に立ちたいと思っている」と答えた子どもの割合が「作文力」の低い子どもに比べ3倍以上も多い結果となった。
また、「作文力」の高い子どものうち、自分の夢に対して「譲れないほど強い想いがある」「強い想いがある」「強いかどうかは分からないが、しっかり想いがある」と答えた子どもの割合は66%となり、子ども全体に比べ17%高く、「作文力」の低い子どもに比べて約30%も高いことが判明した。
「作文力」が高い子どもほど、学力も高いことが判明 |
■「作文力」が高い子どもは、“偏差値”も高い傾向に
子どもの「作文力」と偏差値の関係性について調査したところ、「作文力」が高い子どもは偏差値も高い傾向にあることが分かりました。
「作文力」の高い子どものうち、「偏差値65以上」の子どもの割合は18%を占め、全体平均の10%と比べ約2倍、「作文力」の低い子どもと比べ3倍の開きがありました。
■「作文力」が高い子どもは、“学校の成績”も良い傾向に
子どもの「作文力」と成績の関係性について調査したところ、「作文力」が高い子どもは成績も良い傾向にあることが分かりました。
「作文力」の高い子どものうち、成績が「かなり良い」または「良い」子どもの割合は56%となり、子ども全体の39%に比べ17%高く、「作文力」の低い子どもとは約2倍の開きがありました。
作文力の高い子どもは、学業・将来への意識が高いことが判明 |
■「作文力」が高い子どもは、進学校への進学意欲が高い傾向に
子どもの「作文力」と進学校への進学意欲の関係性について調査したところ、「作文力」が高い子どもは進学校への進学意欲が高い傾向にあることが分かりました。
「作文力」の高い子どものうち、進学校に行きたい気持ちが「ある」または「どちらかといえばある」と答えた子どもの割合は60%となり、子ども全体の41%に比べ19%高く、「作文力」の低い子どもの約2倍の数値となりました。
■「作文力」が高い子どもは、自分の将来について明確な意思を持っている傾向に
子どもの「作文力」と将来、夢への想いの強さの関係性について調査したところ、「作文力」が高い子どもほど、自分の将来、夢に対して明確な想いがあることが分かりました。
●「作文力」の高い子どものうち、自分の将来について「真剣に考えている」「世の中の役に立ちたいと思っている」と答えた子どもの割合が「作文力」の低い子どもに比べ3倍以上も多い結果となりました。
●「作文力」の高い子どものうち、自分の夢に対して「譲れないほど強い想いがある」「強い想いがある」「強いかどうかは分からないが、しっかり想いがある」と答えた子どもの割合は66%となり、子ども全体に比べ17%高く、「作文力」の低い子どもに比べて約30%も高いことが判明しました。
更に、「作文力」の高い子どもが目指す職業として人気なのは、公務員、スポーツ選手・スポーツ関係、医者・弁護士・検察官などであることが分かりました。
■「作文力に関する意識調査」 調査概要
○調査対象と回収サンプル数
20代~50代の小学生~高校生のお子様を持つ男女約930名
○調査地域 :全国
○調査方法 :インターネット調査(マクロミル)
○調査期間 :2015年11月26日(木)~2015年11月30日(月)
○調査実施 :「ドラゼミ教育研究所」(http://www.shopro.co.jp/dora/)
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず『ドラゼミ調べ』とご明記ください。
≪陰山英男先生監修:作文力調査10項目≫
上記の10の構成要素において、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」 と回答した”個数”によって、作文力を定義した。
●作文力「高」⇒回答個数6個以上●作文力「中」⇒回答個数2-5個
●作文力「低」⇒回答個数0-1個
≪陰山英男≫
立命館小学校校長顧問、立命館大学教育開発推進機構教授。
子どもたちの生活習慣改善と、「読み・書き・計算」を主とする徹底した反復学習で学力を飛躍的に向上させる指導理論は、「陰山メソッド」として多くの学校・家庭で成果をあげている。
小学館の通信添削学習「ドラゼミ」のご紹介 |
■ドラゼミで身につく「作文力」に必要な5つのポイント
「作文力」とは、単に文章を書く力ではなく、自分の想いを「言語化する力」のことを言います。自分のことを客観的に観察し、正確に表現できるようになると、同時に相手のことも正確に理解できるようになります。それは、世の中の出来事を冷静に判断できる力を持っているということにもなります。
ドラゼミでは「作文力」に必要な5つの力を、多彩な問題を通じて磨いていきます。
■ドラゼミが提供する要素別カリキュラム
-語彙力
言葉をたくさん覚えることは「作文力」養う上でベースとなる力です。
毎月、さまざまな角度から語彙を増やす問題を出題します。
-観察力
身の回りにあるものを題材にし、実際に比べてみることで、観察力がより確実なものとして身につきます。
-思考力
しりとりを問題にして飽きさせないようにする工夫や、教室という身近な設定を問題にすることで、学習意欲を高めます。
-構成力
教材付属のパズルを使いながら図形の組み合わせを考える問題や、まんがのブランクの内容を考え、どういう順番で並べれば相手により伝わるかを考えさせる問題で構成力を磨きます。
-表現力
まんがを見て人物の気持ちを読み取り、心の中の言葉としてふさわしい言葉を考える問題は、表現力を育てるのに適しています。
【小学館の通信添削学習 ドラゼミとは】
『ドラゼミ』は創業90年以上の歴史を持つ出版社・小学館のノウハウを反映させた、通信教育学習(3歳~小学6年生対象)です。
小学生コースでは、「百ます計算」などでおなじみの隂山英男先生がスーパーバイザーを務め、学校の教科書以上の内容も取り入れたオリジナルカリキュラムで、作文の表現力や、図形問題に対する柔軟な発想力も伸ばしていきます。一人ひとりのお子さんの理解度に合わせた、きめ細かな添削指導も特長です。
ぷちドラゼミ(幼児向け通信教育)は、ドラえもんたちがたくさん登場するストーリー構成のテキストで、「学ぶ楽しさ」を伝えます。入学前の「もじ・かず」学習や、家庭学習の習慣づけにぴったりの教材です。
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