田中貴金属工業、FC EXPO 2019に出展
世界トップクラスの出荷量を誇る燃料電池用電極触媒をはじめとする、貴金属を用いた様々な燃料電池関連製品を展示
TANAKAホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:田苗 明)は、田中貴金属グループの製造事業を展開する田中貴金属工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:田苗 明)が、2019年2月27日(水)から3月1日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される世界最大規模の燃料電池の展示会「第15回[国際]水素・燃料電池展 ~FC EXPO 2019~」に出展することを発表します。
田中貴金属工業では、世界トップクラスの出荷量を誇り、固体高分子形燃料電池(PEFC)に用いられている「燃料電池用電極触媒」をはじめ、水の電気分解(水電解)により、水素を製造するために必要な触媒である「水電解用電極触媒」、水素原料ガス中の不純ガスを取り除き、高純度な水素精製を実現する「パラジウム水素透過膜」、天然ガスなどの炭化水素から水素を生成する触媒である「改質触媒」、水素生成の際の一酸化炭素を選択的に酸化除去する性能を持つ「PROX触媒」、水素精製過程で発生した不純ガスなどを低温で浄化・脱臭するための触媒である「燃焼系浄化触媒」など、貴金属を用いた様々な燃料電池関連製品を展示します。
【第15回[国際]水素・燃料電池展 ~FC EXPO 2019~ 出展概要】
■会期:2019年2月27日(水)~3月1日(金) 10:00~18:00(最終日は17:00終了)
■会場:東京ビッグサイト 西4ホール 田中貴金属工業ブース(ブース番号/W27-48)
■展示会公式サイト:https://www.fcexpo.jp/ja-jp.html
■主な展示内容:
・燃料電池用電極触媒
長年培ってきた貴金属触媒技術や電気化学技術を結集し、燃料電池のカソード用に高活性な触媒を開発しています。また、アノード用には耐一酸化炭素(CO)被毒特性の優れた触媒を開発しています。
・水電解用電極触媒
水電解のアノード(酸素発生極)に用いられる電極触媒です。比表面積が大きく、酸素発生過電圧の低い触媒です。
・パラジウム合金水素透過膜
燃料電池の水素製造において、金属の中でパラジウムだけが持つ水素ガスのみを透過する性質を利用し、水素原料ガス中の不純ガスを取り除きます。
田中貴金属工業独自の極薄材加工技術と高洗浄技術により、信頼性が高く、水素透過性能を最大限に引き出した水素ガス精製が可能です。
・改質触媒
改質触媒とは、天然ガスなどの炭化水素から水素を生成する触媒です。
現在、天然ガスの主成分であるメタンを中心に水蒸気改質触媒の開発を行なっています。
ルテニウムでカーボン析出を抑制、プラチナ-ロジウムで副生成物を抑制し、また幅広い温度領域で活性を維持し、低貴金属担持量でも高い活性を維持出来るようになり、低コストで触媒を提供可能です。
・PROX触媒
燃料電池に使用される改質ガス中に含まれる一酸化炭素を酸素で選択的に酸化除去するための触媒です。
貴金属を高分散化することによって、高空間速度領域においても、低温から高温の幅広い温度領域でも高活性を示し、貴金属担持量を低く抑えた低コスト製品です。
・燃焼系浄化触媒
水素精製過程で発生した不純ガスなどを浄化・脱臭する触媒です。
メタルハニカムに貴金属触媒を担持した触媒により、低温での燃焼が可能です。
■TANAKAホールディングス株式会社(田中貴金属グループを統括する持株会社)
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング22F
代表:代表取締役社長執行役員 田苗 明
創業:1885年 設立:1918年※ 資本金:5億円
グループ連結従業員数:5,034名(2017年度)
グループ連結売上高:9,766億1,300万円(2017年度)
グループの主な事業内容:田中貴金属グループの中心となる持ち株会社として、グループの戦略的かつ効率的な運営とグループ各社への経営指導
HPアドレス:https://www.tanaka.co.jp(グループ)、https://pro.tanaka.co.jp(産業製品)
※2010年4月1日にTANAKAホールディングス株式会社を持株会社とする体制へと移行いたしました。
■田中貴金属工業株式会社
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング22F
代表:代表取締役社長執行役員 田苗 明
創業:1885年 設立:1918年 資本金:5億円
従業員数:2,246名(2018年3月31日) 売上高:8,270億4,020万1,000円(2017年度)
事業内容:貴金属地金(白金、金、銀ほか)及び各種産業用貴金属製品の製造・販売、輸出入
HPアドレス:https://pro.tanaka.co.jp
<田中貴金属グループについて>
田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇り、長年に渡って、産業用貴金属製品の製造・販売ならびに、宝飾品や資産としての貴金属商品を提供。貴金属に携わる専門家集団として、国内外のグループ各社が製造、販売そして技術が一体となって連携・協力し、製品とサービスを提供しております。また、さらにグローバル化を推進するため、2016年にMetalor Technologies International SAをグループ企業として迎え入れました。
今後も貴金属のプロとして事業を通じ、ゆとりある豊かな暮らしに貢献し続けます。
田中貴金属グループの中核5社は以下の通りです。
・TANAKAホールディングス株式会社(純粋持株会社)
・田中貴金属工業株式会社
・田中電子工業株式会社
・日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース株式会社
・田中貴金属ジュエリー株式会社
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