小惑星探査機「はやぶさ2」、2月22日にリュウグウへのタッチダウンに成功
~古河電池製リチウムイオン電池搭載~
「はやぶさ2」に搭載したリチウムイオン電池は、打ち上げ時と地球スウィングバイの際、探査機に電力を供給。また、「はやぶさ2」が地球の影を通過した約20分間、探査機の唯一の電源として「はやぶさ2」を支えました。本リチウムイオン電池は、「はやぶさ」に搭載したリチウムイオン電池と同様、高出力放電に強い設計としていることに加え、金星探査機「あかつき」用の電池開発で改善した寿命性能を受け継いでいます。2020年の帰還まで、「はやぶさ2」の太陽電池が使用できなくなった際に、姿勢を回復するための電力を供給する役割を引き続き果たしてまいります。
古河電池は、1960年代に当時の科学技術庁 宇宙開発関連部門より人工衛星用蓄電池の委託研究を受けました。また1966年には、東京大学と科学技術庁より依頼を受けた人工衛星用蓄電池の開発に成功しています。以降、現在まで50年以上にわたり、H-ⅡAロケットへのアルカリ蓄電池の搭載、小惑星探査機「はやぶさ」および「はやぶさ2」ならびに金星探査機「あかつき」へのリチウムイオン電池の搭載、種子島宇宙センターの非常用設備への電源供給など、日本の宇宙開発に貢献してまいりました。
古河電池は、蓄電池・電源事業のもつ「蓄える力、動かす力、見守る力」で「社会を支える」ことを企業使命としています。今後も、培ってきた技術力で宇宙開発を支え、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※本製品は、2月27日(水)~3月1日(金)に開催される「第10回 国際二次電池展~バッテリージャパン~」
に製品展示いたしますのでご来場お待ちしております。
古河電池HP:https://www.furukawadenchi.co.jp/
展示会情報: https://corp.furukawadenchi.co.jp/ja/event.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像