Global Catalyst Partners Japan、ストラクチャード・スピンイン投資モデルを活用した戦略投資先ベンチャー企業の売却を発表

~2社目の売却案件成立。体験型サービスを提供する(株)休日ハックをライオン(株)へ売却~

日本と米国シリコンバレーに活動拠点を置くベンチャーキャピタルであるGlobal Catalyst Partners Japan(読み:グローバル・カタリスト・パートナーズ・ジャパン、本社:東京都港区、代表:大澤弘治、以下「GCPJ」)は、大企業のガバナンスと整合性を担保した新規事業創出型投資モデル「ストラクチャード・スピンイン(SSI)投資モデル」による戦略投資先ベンチャー企業を売却することを発表いたします。本件は同投資モデルによる2社目の売却案件となり、体験型サービスの企画・開発・販売を行う株式会社休日ハック(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中和貴、以下「(株)休日ハック」)を大手生活用品メーカーのライオン株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:掬川正純、以下「ライオン(株)」)へ2022年1月に売却いたします。

GCPJでは、「イノベーション母集団の拡大」「失敗を許容する場の提供」「イノベーション人材育成」を目的とし、IT分野をメインとしたマルチステージ(シード~グロース)のベンチャー投資ファンドとして活動して参りました。通常のベンチャー投資に加え、「オープンイノベーション」活動の一環として日本の大企業が新規事業開発に取り組む中で、領域によって推進が難しい事業アイデアを社内から一時的に隔離し、GCPJが100%出資するベンチャー企業として事業開発する仕組みであるSSI投資モデルを構築し、日本に於けるイノベーション母集団拡大を目指してきました。これまでにGCPJ1号ファンドで6社、2号ファンドでは8社のSSIベンチャー企業を設立し、活発な事業創出活動を続けています。GCPJは、今後も様々な事業分野の企業との新規事業創出を活性化させるとともに、SSIモデルの成功事例の共有と活用方法を広く公開することにより、さらなるイノベーション母集団の拡大を目指して参ります。

<SSI投資モデルのメリット>
■有限責任組合員(以下、LP)として参画した企業は、不確実性の高い初期段階の新規事業を社外の独立したベンチャー企業として設立することで、リスクやLiabilityを限定しつつスピード感を持って事業の発展可能性を見極められます。
■当該企業の買収について優先交渉権をコールオプションとして事前付与するため、事業進捗の状況を見ながら自社に取り込む是非が判断できます。
■LP企業の人材は出向等の形式でベンチャー企業の立ち上げに参画できるため、失敗した場合でもセーフティーネットが担保された状態で会社経営を実践し、キャリア開発が可能となります。

<第2号売却案件の概要:ライオン(株)×(株)休日ハック>
■「休日ハック!」は2019年10月に開催されたライオン(株)の社内新価値創造プログラム「NOIL」より選出されたアイデアです。事業化検討の後、GCPJのサポートにより2020年2月に(株)休日ハックを設立いたしました。
■日常の生活では新しい体験に巡り合うことが難しいというユーザーに対し、「体験してみたい」要望や予算を元に「未知」の体験を企画し、協業先である企業とともにサービス提供しております。ユーザーには当日まで体験の詳細は明かされないというワクワク感を醸成し、体験による満足感を際立たせています。また、「Covid-19」の影響による「お出かけ需要の減少」に対応するべく、家の中で新たな体験ができる「おうちハック!」を展開、当該事業が大きく反響を生んでいます。
■時流とユーザーの心を掴んだことによりメディアへの露出とともに認知が拡大し、サービス開始1年という短期間でライオン(株)との間に設定したマイルストーンを達成、2021年6月に売却に関する方針が決定いたしました。
■(株)休日ハックは、SSI投資モデルを活用することによって大企業における新事業開発の出口戦略を増やし、同時に経営人材、イノベーション人材育成をともに実践、実証したケースとなります。

<ライオン(株)ビジネス開発センター ビジネスインキュベーション 藤村部長より>
ライオン(株)では新規事業創出の一環として社内公募型プログラム「NOIL」を実施しています。GCPJ大澤代表には、開催1回目となるNOIL2019より審査員として参画頂き、提案される事業アイデアに対して投資家目線での事業性見極め、加えてSSI投資モデルを活用した事業化可能性を検討して頂いています。
「休日ハック!」は、ライオンでのSSI投資モデル第1号案件であり、社内での事業検証が難しいテーマを独立ベンチャー企業とすることで、スピーディーに二つの事業を立ち上げることができました。今回は、「休日ハック!」「おうちハック!」が一定規模に拡大する事業であると見極められたことから、(株)休日ハックの全株式を取得することに致しました。

<SSI投資モデルの活用事例>
大企業の既存のガバナンスを変えることなく外部リソースを活用した柔軟性の高いイノベーションモデルとして、以下の通り活用されています。

■事業規模見込、事業領域等の問題で社内での推進が難しい新規事業への取組みとその蓋然性を高めるプロセスとして活用
■新規事業創出のための事業プランコンテスト等の出口戦略の一つとして活用
■特定の事業アイデアを絞らず、複数事業の「種」に関する市場性の有無を検証する場の提供
■社内イノベーション人材への「失敗が許容される」挑戦/育成の場の提供
■合弁事業等の新会社設立初期の不確実性の高いリスクを回避する為に活用

2019年8月に組成した2号ファンドには、SOMPOホールディングス株式会社、三菱UFJ信託銀行株式会社、株式会社静岡銀行、日本電気株式会社、株式会社ブリヂストン、ヤマハ発動機株式会社、ライオン株式会社、スカパーJSAT株式会社、合同会社K4 Ventures、パーソルイノベーション株式会社等がLPとして参加しています。

▼株式会社休日ハック 会社概要
普段とは違う、個人ではなかなか見つけることのできない体験型サービスの企画・運営・提供をしております。いつもと変わらない休日、マンネリ化したデート、何か新しいわくわくすることをしてみたいという思いを叶えるサービスです。メディアやSNSの活用で順調に利用者数を伸ばしており、また、利用したユーザーからは口コミ等で多くの高評価を頂いております。


■社名    :株式会社休日ハック
■H P      :https://www.kyuzituhack.com/

■所在地 :東京都港区南青山1−1−1新青山ビル西館7階
■設立    :2020年2月18日
■代表者 :代表取締役社長 田中 和貴
■事業    :体験型サービスの企画・開発・販売

▼Global Catalyst Partners Japan 会社概要

GCPJは、1999年にシリコンバレーで創業したGlobal Catalyst Partners(以下、GCP)を起源とする日本ファンドです。GCPは米国にて3ファンドを設立し、2018年にユニコーンベンチャーの仲間入りをしたSoundHound社をシードステージから育成する等、事業創造型ファンドとして投資活動を行ってきました。GCPJは、GCPの共同創設者でマネージング・ディレクターの大澤弘治を中心に2014年に創業し、平出亮らをファンドマネージャーに加えGCPと同様に事業創造型ファンドとして日本でのイノベーション活性化を目指しています。

■社名     :Global Catalyst Partners Japan(グローバル・カタリスト・パートナーズ・ジャパン)
■H P      :https://gcp-j.com/
■所在地  :東京都港区南青山1−1−1新青山ビル西館7階
■設立     :2014年8月
■代表者  :マネージング・ディレクター兼共同創設者 大澤弘治

 

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