地域の後継者課題を解決する「ニホン継業バンク」が、日本財団「ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」第4期生に採択
ココホレジャパンが、日本財団とImpacTechが、大きな社会的インパクトを与える可能性を秘めたスタートアップを支援する「ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」の一員に選ばれました。
小規模事業者の後継者課題を解決するプラットフォーム・サービス「ニホン継業バンク」を運営する、ココホレジャパン株式会社(代表取締役:淺井克俊、所在地:岡山県岡山市)が、アクセラレーター事業をグローバルで展開する一般社団法人ImpacTech Japan(所在地:東京都渋谷区、以下「ImpacTech」)と公益財団法人 日本財団(所在地:東京都港区、以下「日本財団」)が共同運営する、社会課題に挑むスタートアップを対象とした起業支援プログラム「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ BEYOND DISTANCE」(以下「本プログラム」)の第4期生として採択されたことをお知らせ致します。
▼「ニホン継業バンク」概要
経済合理性を優先するM&Aでは承継の機会が与えられない地域の小さな仕事の本質的な価値を伝え、継ぎ手を探す「事業承継版・空き家バンク=継業バンク」。「仲介手数料無料」「高齢者へのオフライン対応」 「事業譲渡(売る)以外の選択肢」を実装したオンライン・プラットフォームを基礎自治体単位で開設し、地域ぐるみで極小規模事業を承継するエコシステムを構築しています。ウェブサイト:https://keigyo.jp/
▼「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」のプログラム概要
本プログラムは「社会課題の解決に取り組む創業初期のスタートアップ」を対象にしており、持続的な事業展開とその拡大・発展のために不可欠な自立した経営基盤の構築を支援しています。具体的には、約4ヶ月に渡り、各領域の専門家が講師及びメンターとしてスタートアップを多角的に支援し、また、ImpacTechのグローバル・ネットワークに所属する海外のメンターや専門家、卒業生らのコミュニティによるサポートも得ることができます。プログラム最終日に開催されるデモデイでは、スタートアップには投資家や大手企業、そして日本財団からの資金調達等の機会が与えられます。
▼「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」設立の背景
課題先進国である日本は、行政による施策や公的サービスだけでは解決できない問題が山積しています。近年、斬新なアイデアや手法でこれら社会課題に挑むスタートアップが続々と登場している一方で、これらのスタートアップを支える体制がまだまだ日本では不足しています。こうした現状を踏まえ、社会的インパクトの創出支援で実績のあるImpacTechと、ソーシャルイノベーションを日本最大規模の助成事業で牽引する日本財団が共同でアクセラレーター・プログラムを提供することとなりました。本事業は、社会課題の解決を全面的に掲げる起業家の強い課題意識にアイデアと持続性のあるビジネスモデルを組み合わせ、社会に対するポジティブインパクトの創出を支援するものです。本プログラムを通して、日本財団と共に社会課題解決に取り組む新たなパートナーを、既存の枠組みにとらわれずに発掘・育成します。
▼ImpacTechについて
シンガポールを拠点に活動する2名のイスラエル人起業家により2015年に設立されたアクセラレーター。現在はシンガポール、タイ、そして日本に拠点を有し、これまでにグローバルで300社以上のスタートアップを支援した実績を持つ。ビジネスの成長・拡大を早め、生み出す社会的インパクトをより広範囲に届ける可能性を持つテクノロジーの活用を推進しており、そうした「ソーシャ・テック」のけん引役としてアジアで高い評価を得ている。国内外で数多くの講演活動も実施。2018年、「2nd Best Accelerator Program in Asia」に選出。日本では、一般社団法人ImpacTech Japanを2018年に設立。
ウェブサイト:https://impactech.com
Facebook:https://www.facebook.com/impactechjp/
▼日本財団について
日本財団は1962年の設立以来、日本国内外で社会をよりよくする活動を推進している。市民、企業、NPO、政府、国際機関など世界中のあらゆるネットワークに働きかけ、知識・経験・人材をつなぎ、ひとりひとりが自分にできることで社会を変える、ソーシャルイノベーションの輪を広げ、「みんながみんなを支える社会」を目指して活動。
ウェブサイト:https://www.nippon-foundation.or.jp
スタートアップウェブサイト:
日本財団スタートアップ支援プロジェクト http://nf-startup.jp
▼ココホレジャパン株式会社について
岡山県・瀬戸内海地域を拠点にし、地方創生、SDGs領域に専門性を持つコンテンツ制作プロダクション。
岡山を代表する魚「ままかり」をアンチョビ風にアレンジした「ままチョビ」の商品化。施設に玉ねぎのクレーンゲームを設置するなどした淡路島のタウンプロモーション「おっタマげ!淡路島」など、地域ならではのユニークなプロモーションを企画・展開している。
2020年1月にニホン継業バンクを公開。
ウェブサイト:https://kkhr.jp/
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