東京都荒川区のモノづくりブランド「ara!kawa」 第2回認定商品発表会を開催
東京都荒川区は、モノづくりブランド「ara!kawa」の第2回認定商品発表会を、ゆいの森あらかわ ゆいの森ホールにて2024年1月31日に開催します。
荒川区では、荒川区のモノづくりの魅力を区内・区外へ幅広くアピールすることを目的として、令和元年度にモノづくりブランド「ara!kawa」を立ち上げました。
「あら、かわってる。あら、かわいい。」をコンセプトとして、新しさや独創性のある商品や、共感、驚き、好意をもたれる、デザイン性に優れた商品を、令和3年度より「ara!kawa認定商品」としてブランド認定しています。
卵かけご飯専用調理器具として「ヒルナンデス!」「モノ・マガジン」など各種メディアで紹介され大ヒット商品となった「ときここち」や、国内唯一のエボナイト製造工場・日興エボナイト製造所が作る「tan-pen」など、過去に9商品を荒川区発の「あら、かわってる。あら、かわいい。」商品として認定して参りました。
この度、令和5年度の認定商品が決定致しました。
つきましては、令和5年度の認定商品を披露する発表会を開催します。
発表会内では、「ara!kawa」ブランドの概要説明や新たに認定された商品及び開発者の紹介だけでなく、過去に「ara!kawa」認定を受けた商品のその後についてのご紹介、そして令和5年度新規認定商品を含む「ara!kawa認定商品」の展示も行います。
本プレスリリースで実際の認定商品をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
全社ではありませんが、認定商品の開発元が同席する展示品については、展示商品に関する写真撮影や取材も可能です。入場無料・事前申込制となっておりますので、ぜひお気軽にお早めに下記よりお申込ください。
また、令和4年度までの過去の「ara!kawa」認定商品は、すべて「ara!kawa」プロジェクトを進める荒川区ブランディング推進委員会が運営するECサイト「荒川探訪商店」でお買い求めいただけます。
【開催概要】
■ 名称:第2回ara!kawa認定商品発表会
■ 日時:令和6年1月31日(水)14:00~15:00
■ 会場:ゆいの森あらかわ ゆいの森ホール
〒116-0002 東京都荒川区荒川2-50-1
※町屋駅(東京メトロ千代田線/京成線)下車徒歩8分
■ 内容:事業概要説明、認定商品紹介及び認定証授与式、写真撮影等
【参加申込方法】
発表会にご出席または取材をいただける場合には、お手数ですが、1月30日(火)正午までにメールにてご連絡賜りますようお願いいたします。
【お問い合わせ先】
荒川区ブランディング推進委員会事務局(荒川区産業経済部経営支援課)
担当:小嶋
電話:03-3802-4808
FAX:03-3803-2333
メールアドレス:keieishien@city.arakawa.lg.jp
【令和5年度ara!kawa認定商品ご紹介】
>> 認定番号 23001
>> 製本職人が刷毛で仕上げた、開きの良い丈夫なノート
渡邉製本株式会社「BOOK NOTE」
創業77年の製本工場がこれまでの経験を活かし、「使いやすさ」にこだわったノートを作りました。
手でおさえなくても180°フルフラットに開いた状態をキープでき、勝手に閉じないからストレスフリー。背中合わせに360°折り返せば、狭いテーブルや立ったままの仕様にも便利です。
丈夫さと開きの良さの秘密は、伝統的な技法「糸かがり綴じ」や、職人が一冊ずつ刷毛仕事で丁寧に仕上げているから。国産高級中性紙「OKフールス」が様々な筆記具を心地よく受け止めます。
本づくりに対するひたむきな想いが詰まった、ただのノートブックじゃない「BOOK NOTE」です。
>> 認定番号 23002
>> 温泉施設などで胸元をさりげなく隠すことのできるタオル
munepoji「MUNEPOSI TOWEL」
「乳がんサバイバーの方が手術のあとを気にせず以前と変わりなく温泉を楽しめるようになれば」という願いから開発されました。首から掛けて胸元まですっぽり隠れる長さ、体のLINEが出にくい凹凸のある水切れの良い記事、両手を自由に動かして身体が洗える工夫など様々な特徴があり、浴槽に入るときにさっと頭に巻けば、お湯につかるぎりぎりまで胸を隠せます。
思春期のお子様の修学旅行、入浴介助、乳がん検査の際の着用など、ざまざまなシーンで利用が広がっています。
>> 認定番号 23003
>> 抱っこ紐につけられるママのお役立ちリュック
ベビーリュック専門店noa「抱っこ紐バッグとベビーリュックの2WAYで使える!帆布x岡山産デニムのベビーリュック」
赤ちゃんを抱っこしながらの買い物やお出かけの際、別持ちしたバッグからものを取り出すのはとても大変です。本商品は、赤ちゃんが生まれ、抱っこ紐でニューしたらすぐに「抱っこ紐につけられるバッグ」として使うことができます。お子さんが歩き始めたら、ベビーリュックとして、初めはオムツを入れたり、お子様のお気に入りのおもちゃを入れたり。1歳のお誕生日に一升餅リュックとしても使用可能です。ママが使ってお子様の初めてのリュックとして贈ることができる、そんな商品です。
【令和3年度&令和4年度ara!kawa認定商品のその後】
過去に「ara!kawa」認定商品となった各社の商品が、認定後どのように成長を遂げているのかを簡単にご紹介します。当日会場内でもご紹介致します。
>> まだ卵を箸でかき混ぜてるの?混ぜればわかる、衝撃の滑らか食感。
トネ製作所「ときここち」
卵を絶妙に溶きほぐす「卵かけご飯専用の調理器具」として誕生した「ときここち」は、そのコンセプトの斬新さやプロダクトとしての完成度の高さ、「卵の白身のドロドロが苦手な妻に美味しい卵かけご飯を食べさせてあげたい」という社長の開発ストーリーや奥様のキャラクターなどが相俟って、各種メディアでの紹介が相次ぐ大ヒット商品となりました。
大手通販業者からの取り扱い希望も殺到、令和5年11月からは大丸松坂屋東京店の「明日見世」でも展示販売され、存在感を高めています。令和4年度には卵を一気に30個まで溶きほぐすことができる業務用の「ときここちPro」も発売開始。飲食のプロの現場でも高い評価を得ています。
ホテルのビュッフェなどで卵の横に置かれたり、飲食提供時のパフォーマンスのひとつとして採用されるなど、その存在感は高まる一方です。
>> 凹凸加工ではみ出しに気付きながら5つのステップで楽しくひらがなが学習できる!
株式会社オフィスサニー「凹凸書字ドリル」
>> ザラザラタッチでイメージ通りの文字が書けるようになる下じき
株式会社オフィスサニー「魔法のザラザラ下じき」
自社の持つ凹凸印刷の技術をお子さんの読み書き学習や発達支援分野で応用するオフィスサニー。
子ども発達支援分野における作業療法士の第一人者である鴨下賢一先生監修のもと開発された「凹凸書字ドリル」はドリルに凹凸加工が施されており、文字を書くのに必要なえんぴつを思ったように動かす力「運筆力」と、手指の器用さ「巧緻性」を養い、線や形をまねして書く力「模写力」と、整った文字を書くのに重要な「書き順」を段階的に身に付けることができます。
同じく凹凸のあるザラザラ加工が施された下じきは、紙とえんぴつの間に生じる摩擦が振動になって手指に伝わることで、文字書きに必要な「運筆力」を効果的に育てる商品です。
令和4年度は夏頃から「支援教材・グッズ体験会」の開催をスタート、合計20回ほど開催しました。
コロナ禍ではなかなか開催できなかった「お子さんが直接商品を見て、触って、体験できる機会」は開発者にとっても感想やご意見がリアルタイムで得られ、商品の改良や開発に活かせる貴重な場となっています。
これまでは都内近郊を中心に開催してきましたが、SNSで体験会の開催を告知したところ、「関西での開催はありませんか?」「札幌開催はいつですか?」などのご意見を多数いただき、自分たちの商品に対するニーズを実感しています。全国6都市(札幌・仙台・新潟・名古屋・大阪・福岡)での開催を目標にクラウドファンディングを立ち上げました。
自社製品だけでなく、他社の教材も紹介、さらに発達障がいのお子さんを持つ親の会の協力を得て、手先が不器用な子どもたちでも使いやすい、市販の文房具やグッズ、おすすめの書籍も紹介しています。
目に見えない発達障がい・学習障がいで自分の思うようにうまくできず、園や学校で困っている子どもたちに「できた!」を感じて欲しい。そんな思いで今後も自社の技術を活かした支援教材の開発と体験機会の提供を進めていく予定です。
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