国内初のAGA※管理アプリ「HIX（ヒックス）」を運営する株式会社エムボックスがジェネシア・ベンチャーズ、守屋実氏からシードラウンドでの資金調達を実施　※男性型脱毛症

アプリの機能開発、マーケティングへの投資を行い更なる事業成長を目指します

国内初となるAGA管理アプリ「HIX（ヒックス）」を運営する株式会社エムボックス（本社：東京都中央区、代表取締役CEO：金澤大介、以下エムボックス）は、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、守屋実氏などからシードラウンドで総額約4千万円の資金調達を実施いたしました。今回の資金調達を通じて、AGA管理アプリ「HIX」の更なる機能開発とマーケティングへの投資、製品開発等を行ってまいります。

【AGA管理アプリ「HIX（ヒックス）」について】
「HIX」は、国内初となるAGA管理アプリで、2020年7月にβ版をリリースしました。
ユーザーはスマートフォンで髪と頭皮の画像を撮影し、問診に回答すると、薄毛・AGAの進行状態を診断し、一人一人にあった対策方法をご提案します。またアプリからカウンセラーにチャット相談したり、発毛剤（医薬品）等を購入して自宅でのヘアケアをすることもできます。
AI（人工知能）を用いた画像判定技術とAGA専門医が監修した対策支援アルゴリズムを搭載しており、自宅にいながら手軽に薄毛診断ができ、診断結果に基づいた信頼性の高いヘアケアを行うことができる革新的なアプリケーションです。
iOS β版公開から会員登録数は約1,000名、診断画像数は3,000件を超えました。

【「HIX」アプリのダウンロードについて】

AGA管理アプリ「HIX」
iOS版　　：http://gateway.hix-selfcheck.com/l/SCRCtNXJ
Android版：http://gateway.hix-selfcheck.com/l/jCDsTKrg
※Google Play、Androidは、Google LLC.の商標または登録商標です。
※iOS は米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標です。


【「HIX」開発の経緯】
創業メンバーであるCEO金澤と小西は、クリニックや薬局の運営経験から、薄毛や多汗症、ニキビなどのパーソナルヘルス領域での治療や服薬支援に従事してきました。毛髪や肌の病気は見た目の悩みに繋がるので、症状を抱えている方は気持ちの沈みが大きく、QOLが低下してしまいます。その中でも、特に悩みが深いのが男性のAGA（男性型脱毛症）です。
日本国内には薄毛に悩む男性が約1200万人※いると言われていますが、医療機関を受診する物理的・心理的ハードルが高く、適切な治療を受けている方が少ないため、結果的にインターネットの間違った情報を選択し、効果が期待しづらい商品に手を出してしまうケースが多くありました。こういった方々に手軽に毛髪状態が診断でき、正しい知識と適切な対策（商品）を手に入れられる環境があれば、不安や悩みを軽減できると考え、サービスの立ち上げに至りました。
※日本醫事新報


【「HIX」が提供する価値】
「HIX」はスマホアプリで薄毛診断から対策までワンストップで完結する新しいサービスです。
従来、薄毛に悩む方はクリニック等を受診しない限り、セルフチェックしか診断手段はなく、予防・治療方法はインターネット等で検索し、非常に多くの情報の中から選択しなければならず、適切な情報や商品を選択するために多くの時間と労力を費やしていました。また一般的に、市販の育毛剤や発毛剤は毎月6～7千円と値段が高く、パッケージデザインも中高年向けであることから、ミレニアル世代にとっては敷居の高い商品です。
「HIX」は上記のようなセルフケアを行うユーザーのペインに対して、以下の価値を提供します。

■手軽さ
HIXはスマホがあれば、無料でいつでも本格的な薄毛診断ができ、自分にあった効果的な予防や対策法が分かります。また、アプリから効果が実証された医薬品等のヘアケア商品をリーズナブルな価格で購入したり、AGAクリニックのオンライン診療を予約することも可能です。

■不安の軽減
HIXはクリニックや専門機関へ通院しなくとも、薄毛の進行状態や原因を正しく把握でき、自分にあった予防や対策方法が明確になることから、漠然とした不安が軽減されます。また、チャットでカウンセラーに薄毛の悩みや不安を相談できたり、対策の効果を確認することもできます。
 

※図は、現状の薄毛対策とのカスタマージャーニーの相違


【資金調達の目的】
今回の調達した資金によって、アプリの機能開発や改修、マーケティングへの投資、自社ブランドのヘアケア製品の開発を行っていきます。

■アプリ機能の開発・改修
「HIX」が薄毛に悩むユーザーにとって、最も身近で頼りにできるサービスになることを目指し、アプリの新たな機能開発やUX/UIの改善を行います。また、現在は画像判定後の診断は最終的に毛髪診断士の承認を経て行っておりますが、AI診断による完全自動化を行いオペレーション効率の向上を目指します。

■マーケティング体制の強化
​新規顧客獲得を目的に、WebやSNS、Youtube等を活用したインハウスマーケティングを行い、潜在顧客へ効率よくリーチできる体制の構築を目指します。

■製品開発とブランディング
「HIX」では既にアプリや公式サイトを通じてPB医薬品である発毛剤や栄養補助サプリメント等の提供を行っておりますが、今後更なる製品ラインナップ拡充とブランディングの強化を進めて参ります。
また、「HIX」の製品には、パッケージにアプリダウンロードをするためのQRコードがデザインされており、アプリと製品を使った新たなヘアケア体験をユーザーに提供していきます。

【資金調達先からのコメント】
《株式会社ジェネシア・ベンチャーズ　Investment Manager 　水谷 航己氏》
身体的なコンプレックスは周囲の人にも相談しづらく、氾濫する真偽の不明な情報や不安を煽る広告に惑わされながら、効果も不確かな高額商品に誘導されてしまうことも非常に多い、健全化の余白の大きな市場領域です。特に、健康寿命も伸び行く中で、AGAを始めとする男性向けのパーソナルヘルスケアは、女性と比較すると大きく出遅れている状況です。 この市場環境下、エムボックスが開発する『HIX』というAGA管理アプリは、アプリ完結の薄毛のセルフチェックを通じて個人にあった対処方法を教えてくれるという、薄毛に悩む方々にとって進むべき道を示す北極星のような存在となっていきます。
金澤さん、松本さん、小西さんの三名の起業家は、医学・薬学・テクノロジーに関する高い専門性を持ちながら、コンプレックスに悩む方々の声を聴き、常に寄り添いながら発明に富んだプロダクト開発を進めることができる稀有な経営チームです。悩みを持つ男性を少しでもエンパワーし、豊かな社会を創っていく壮大なチャレンジにご一緒できることに、大きな喜びと興奮、やりがいを感じています！

《守屋 実氏》
薄毛の問題は、UI/UXの問題である。
そう捉えたHIXは、診断から対策までワンストップのUI/UXにこだわり、ユーザーにとって薄毛ケアに取り組みやすく、ソリューションがより身近になるサービスを実装してくれました。これまでの、鏡を使ってセルフチェックし、ネットで検索して口コミに左右される薄毛対策が、スマホの画像をAIが診断、毛髪診断士が承認を行いアドバイスをくれる、というUI/UXに生まれ変わるのです。今回の調達により、HIXが更なるUI/UXの磨き込みを行い、多くの男性が髪の悩みから解放されることを心から期待していますっ！


【経営チームについて】

（左：取締役 小西裕介、中央：代表取締役 CEO 金澤大介、右：代表取締役CTO 松本裕）

■代表プロフィール
株式会社エムボックス 代表取締役 CEO　金澤 大介
武田薬品工業株式会社にて、マーケティング、営業等に従事。同社退社後、株式会社キュアアップにて禁煙アプリの法人向けサービス立ち上げに参画する傍ら、家業の薬局・介護、介護福祉施設を経営。医療・ヘルスケア業界において、複数業態での経験を通じて、テクノロジーを使って患者さんに寄り添ったサービスを届けたいと考え、株式会社エムボックスを創業。薬剤師。早稲田大学MBA終了。

■代表メッセージ
人生100年時代と言われる現代では、「いつまでも健康で若々しく、充実した人生を過ごしたい」というニーズが確実に増えており、結果として世界的にも男性のアンチエイジングや美容への関心は高まってきています。男性のパーソナルヘルスケア、特に薄毛対策は、従来「恥ずかしいもの」という認識でしたが、今後はスキンケアと並んで、男性の「身だしなみ」になり、よりオープンに行う習慣になっていくと考えています。「HIX」の事業を通じて、髪の悩みを持つ男性をエンパワーし、自分らしく充実した人生を送れる社会を実現していきたいと思います。


【会社概要】
会社名：株式会社エムボックス
代表者：代表取締役CEO　金澤大介　
所在地：〒103-0028　東京都中央区八重洲1-8-17　新槇町ビル6Ｆ
設立：2018年11月1日
事業内容：AGA管理アプリ「HIX」の開発運営
公式URL：https://www.hix-selfcheck.com/