コンピュータ技研×甲南大学北居教授×ミライ企業プロジェクト 次世代イノベーターの育成を目的とする「リークラボ・ジャパン」の参加が決定
就職活動における価値観変化を図る実証実験
・ 次世代イノベーターの育成を目的とした事業展開を行う「リークラボ・ジャパン」が参加決定
・ 多国籍人材との交流機会の提供を通して国籍、考え方のダイバーシティを知る機会を提供
株式会社コンピュータ技研(本社:大阪府大阪市、代表取締役:松井佑介、以下当社)は、甲南大学経営学部の北居明教授、ミライ企業プロジェクト(本部:大阪府大阪市、代表:山中昌幸)と共同で実施する「企業」と「キャリア形成に悩む若者」の接点醸成を通して、就職活動における価値観変化を図る実証実験において、ミライ企業プロジェクト参画企業の株式会社リークラボ・ジャパン(本社:大阪府大阪市、代表取締役:物部智人、以下「リークラボ・ジャパン」)が本実証実験に参加すると共に、北居教授の授業参加者に対して課題提供と解決策発見を行うことを発表致します。
■ 事業を手段とし、若者を育て、次世代のイノベーター育成を育てる
この度、実証実験に新たに参加する「リークラボ・ジャパンは、自動車、エアコン、機会などあらゆる産業における、オイル、エア、冷媒ガス、水などの様々な「リーク(漏れ)」の解決を行うための検知、防止、対策に役立つ各種製品の輸入販売、コンサルティングを行う企業となります。
同社では、持続可能な社会作りには、「強いチーム作り」が不可欠と考えており、従業員が仕事を「志事」ととらえ、物心両面の幸せを追及できる環境づくりを進めており、「素直」、「感謝」、「足るを知る」といった個々の人間性の成長に力を入れており、従業員自らの「気づき」を発見できる環境作りを行なっております。
この度の実証実験では、甲南大学の学生がCSV(Creating Shared Value)経営を学び、実際に社会的意義と収益性を兼ね合わせる新事業を考えます。またCSVやSDGsをきっかけに、三方善しや論語と算盤といった日本古来の商人道を学ぶことにより、次世代のビジネスリーダーを育む機会とします。さらにはこの実験を通じて職業選択の参考にしていただくことに加え、同社の特徴である多国籍人材との交流を通して、ダイバーシティの体験を提供いたします。
■ 実証実験における各参加者の役割
コンピュータ技研:
企業の実像理解のための企業発イベントなどをユーザーである学生に「atteyaa(アッテヤ)」を通して届けると共に、各参加者のコーディネート全般を担当
リークラボ・ジャパン:
経営やイノベーションについて共に学べる「学び舎」の建設に向けて、授業受講者が主体的に考え、チャレンジできるために必要な環境を受講者と共に考えることに加え、同社の特徴である多国籍人材との交流を通して、ダイバーシティの体験を提供
甲南大学経営学部北居明教授:
北居明教授が2021年秋学期より開講する「専門演習Ⅰ」の受講生に対してキャリア形成についての講義を行うほか、参加企業をゼミに招き参加企業が学生に対して授業を行うことで、企業認知度などでは測ることの出来ない企業の魅力理解の重要性を説く授業の実施
ミライ企業プロジェクト:
同プロジェクトに参加するサスティナブル(持続可能)な事業運営に取組む複数の企業の選定と企業が学生に提供する企業の実像を体験する各種イベントのコーディネート全般を担当
■ 短期インターンや画一的思考を起点としたキャリア形成では得られない、生涯に渡ってキャリアを考えるサステナブル就活の可能性を探る実証実験
この度の実証実験では、近年流行している短期インターンでは得ることのできない、企業の実態把握や実務に加え、企業が抱える事業上の課題を学生と共有し、企業と学生双方で課題解決に当たることで、就職活動における「大企業志向」や「ブランド志向」からどのような価値変化が生まれるかを図る実証実験となります。
本実証実験の参加企業は、企業知名度は低いものの、事業における「高い志」を持ち、短期的な利益を目的とせず、中長期的視点でサスティナブル(持続可能)な事業運営に取組む中小企業による授業を予定しているほか、『サステナブル就活プラットフォーム「attyeaa(アッテヤ)」』を用いて、企業が開催する各種イベント(会社の状態説明会、課題解決ワークショップ、企業の従業員とのお茶会)への学生の参加を促し、コミュニケーションを図ることで、実証実験前後でどのような価値変化が生じるかを計測してまいります。
■ 人生100年時代を生き抜く、真のキャリア形成の可能性を探る
我が国の就職活動において、多様性が生まれつつあるものの、引き続き一括採用が主流となっています。このような状況の中、企業独自の取組みや思想、従業員の性格や働き方などを理解しないまま、企業名などで就職先を選ぶ学生が多い実態があります。また、中小企業においては、知名度が低いことにより、就職活動において学生の選択肢に入らないという課題もあります。このような互いがコミュニケーションを取れていない状態が常態化している中、本実証実験では、日頃接点を作る機会が少ない、企業経営者と学生の「出逢い」と「自己発見」の機会を醸成することで、人生100年時代を生き抜くために必要なサステナブルなキャリア形成の可能性と中小企業の魅力発見の可能性を探る予定です。
<<「株式会社コンピュータ技研」について>>
ソフトウェア開発、インフラ環境構築などの各種システム開発に加え、オープンイノベーションや共創の考えのもと既存システム開発領域に限らない事業展開を行っております。また、新たな取組みや挑戦に対して積極的な取り組みを行うことで、従業員モチベーションの増加なども取り組んでいます。
<<「atteyaa(アッテヤ)」について>>
就職や転職などのキャリア形成に悩む若者と企業認知度は低いものの取り組みや考え方に特徴を持つ企業を就活前、転職活動前から体験を通した接点を持つ機会を提供することで、5年後、10年後も高いモチベーションで働き続ける「サステナブル就活」の環境整備を目的とした企業と人を体験を通して結ぶプラットフォームサービスです。
<<株式会社リークラボ・ジャパンについて>>
自動車、エアコン、機械などあらゆる産業における、オイル、エア、冷媒ガス、水などの様々な「リーク(漏れ)」の解決を行うための検知、防止、対策に役立つ各種製品の製造、輸入販売、コンサルティングを行う企業
<< 「甲南大学 北居明教授」について>>
1967年滋賀県長浜市生まれ。
滋賀大学経済学部卒業後、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程を修了。
大阪学院大学経営科学部、大阪府立大学経済学部にて助教授として教鞭をとった後に、2015年より甲南大学教授に就任。甲南大学にて組織開発、組織文化を研究分野の研究並びに教鞭に従事。
<<ミライ企業プロジェクトについて>>
従来の企業の規模の大、中小といった画一的な大企業志向の価値観ではなく、経営理念を実現することを通して未来を創る地域企業に目を向け「共にミライを創る」価値観を若者に拡げ、若者の「働く」価値観を耕すことを目的とした活動を取り組む団体となります。
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