志ある学生に給付する欧米で主流の奨学金「スカラーシップ」と、人間教育によって学生を支援する人間塾　

未来を担う人材を輩出する人間塾の活動を発信するために、スローガン・コピー「人に出会い、人をつなぐ、人になる。」を制定

一般財団法人人間塾

2020年8月6日 11時00分

学生の志に対して給付する奨学金「スカラーシップ」と、「人間教育」をテーマにしたセミナーや研修を通して社会を担う学生を支援する一般財団法人人間塾（代表理事：仲野好重）は、新たなスローガン・コピーを本日8月6日（木）に制定したことをお知らせします。

＜人間塾　スローガン・コピー＞

＜ステートメント＞
若者が新しい人に出会い、自分の知らなかった人生と出会う。
違う人生と共に生きながら、その違いが自分をより深く見つめさせ、
本当の自分に出会わせ、自分に与えられた使命に気づかせてくれる。
若者はやがて、自分の中から自分で探し磨いた能力と可能性を、
惜しみなく、新しく出会う社会の人々のうえに注ぎはじめる。
それがまた、人を結びつけ、つないでいく。
一人の若者が悩みながら、自分をいちばん輝かせる力を見つけて、
人と人をつなげる豊穣な「人間」になっていく時間。
その背中を見守りながら、いつも温かな手で押し続ける存在。
それが、私たち「人間塾」の使命なのです。

　未来を担い、社会に貢献する人材を輩出する人間塾の活動をより多くの方に伝えるために、新たに人間塾のスローガン・コピー「人に出会い、人をつなぐ、人になる。」を決定しました。
　人間塾では、奨学金給付による経済的支援と人間教育による支援を通して、志ある学生が人生の使命や生きがいを見出す後押しを行い、社会に貢献する人材を応援してまいります。
　

■「スカラーシップ」のスローガン・コピーも制定
　人間塾は、ブリヂストンタイヤ創業者の石橋正二郎を祖父に持つ井上和子が2011年7月に設立した一般財団法人です。教育や文化、芸術などの分野において数多くの社会貢献事業を行ってきた石橋正二郎の思いと原資を受け継ぎ、未来を担う若者を支援するために、学生の志に対して返済義務のない奨学金を給付する「井上和子スカラーシップ」と、「人間教育」をテーマにしたセミナーや研修を実施しています。
　今回、人間塾のスローガン・コピーと合わせて、井上和子スカラーシップのスローガン・コピーも制定しました。

＜井上和子スカラーシップ　スローガン・コピー＞

＜ステートメント＞
自分で見つけたその夢に向かって歩き始めたキミを、
遠くから見守り、励まし、そして支えながら、
私たちもいっしょに歩いていきたいと心から願う。
なぜなら、キミにしか叶えられないその夢はいつか必ず、
社会に生きるたくさんの人の幸せと笑顔をつくるものだから。
私たちは、そのキミの夢を羽ばたかせる翼を贈りたい。
キミが追いかけているその夢を誰よりも強く信じて、
その真っ直ぐな誇りと頑張りに、みんなの未来を託したい。

■一般財団法人人間塾　代表理事・塾長　仲野好重（なかのよしえ）　コメント

　現在、日本の奨学金は、成績優秀者や経済的に厳しい学生に「貸与」または「給付」する制度になっています。一方、欧米では、勉学にすぐれた学生だけではなく、スポーツや芸術、ボランティアなどで優れた活動や志を持つ学生を支援する返済不要の奨学金「スカラーシップ」があり、学生の将来に“投資”する仕組みが用意されています。人間塾では、志ある学生にスカラーシップによる経済的支援と、人生の使命や生きがいを見出してもらうための人間教育による支援を通して、社会に貢献する人材を輩出する活動を行っています。
　1962年、兵庫県生まれ。聖心女子大学を卒業後、米国・セントルイス大学大学院にてPh.D.（哲学博士号）。尼崎市教育委員長並びに大学教授を経て、2011年7月より人間塾塾長。専門は心理学、人間発達、生涯教育。

■一般財団法人人間塾　活動概要
　人間塾は、学生の志に対して給付する奨学金「井上和子スカラーシップ」と、「人間教育」をテーマにしたセミナーや研修を通して社会を担う学生を支援しています。2011年7月に設立して以来、50名の修了生が現在社会で活躍し、今年度は16名の塾生が在籍しています。
　また、これまでの事業として、NPO法人やNGO、大学のクラブ・サークルなどへ活動助成金による支援を行ってきました。現在は、社会人や一般人の方を対象にした自己発見につながるセミナーや、全国各地で講演活動を実施しています。

塾生へのセミナーの様子