令和2年12月27日、広島県中世からの“箱庭的都市” 尾道に和モダンクラシックな料亭小宿【おのみち帆聲-Hansei-】誕生

WEB予約受付は11月24日開始　約250年余りの歴史を重ねた「料亭」を改装　鞆の浦「汀邸遠音近音」の姉妹旅館

株式会社　鞆スコレ・コーポレーション

2020年11月10日 13時47分

広島県　尾道駅から送迎車で約8分　全11室の　料亭小宿「おのみち帆聲-Hansei-」が令和2年12月27日（月）に新規開業いたします。予約受付は11月24日（火）～開始予定。予約開始に先がけて、「ティザーサイト」「公式インスタグラム」を先行公開中です。

令和2年12月27日開業　料亭小宿【おのみち帆聲-Hansei-】　

▶鞆スコレグループ5施設目のホテルは【元料亭を改装した和モダンクラシックな小宿】
　鞆スコレグループ（広島県福山市鞆町　代表取締役：村上正高）は、この度【おのみち帆聲-Hansei-】（広島県尾道市久保2-15-15）を開業いたします。開業の舞台は尾道市・久保地区の「料亭藤半」跡で、かつて尾道の商業・歴史地区で約250年もの長い歴史を重ねた後、昨年惜しまれつつ閉店した料亭・藤半（前身は胡半（えはん）※別名：濤聲帆影楼（とうせいはんえいろう）。
　この料亭の歴史や物語を継承し、「充実した余暇を提供し、社会に潤いを与えたい」「観光を通じて尾道や瀬戸内の活性化に貢献したい」という想いを形にすべく全面改装し、新たなスタートを切ってまいります。
広島県福山市鞆の浦にある「全室露天風呂付客室」の大人の隠れ宿【汀邸遠音近音】や明治時代の商家をリノベーションし、令和元年8月に誕生した【潮待ちホテル櫓屋】に続き、当グループとしては５軒目の旅館。
料理旅館「藤半」の前身である「胡半」は、あの伊藤博文も宿泊し清遊したと言われる、時代を重ねた建築物でもあり、内外より来たる人々をもてなしてきた館の意思を大切に受け継ぎ、運営いたします。

予約受付は11月24日（火）～開始予定。
予約開始に先がけて、「ティザーサイト」「公式インスタグラム」を先行公開中です。
ティザーサイト：https://www.onomichi-hansei.com/
公式Instagram：https://www.instagram.com/onomichihansei/
アカウント名：@onomichihansei

コンセプトは「心満ちる、和モダンクラシック」

▶コンセプトは”和モダンクラシック”
【心満ちる、和モダンクラシック】がおのみち帆聲-Hansei-のコンセプト。
館内装飾や客室内装にも「和モダンクラシック」なテイストをちりばめ、主に女性のお客様にお喜びいただけるようなサービスでおもてなしいたします。

▶中世からの〝箱庭的都市”尾道ならではの歴史や文化を
ご到着時には人気の高い和スイーツ「はっさく大福」でおもてなし。
客室内のお飲み物には、明治11年創業の尾道の老舗「今川玉香園茶舗」の紅茶や煎茶
ダイニング＆ラウンジ濤-Tou-では、「芸州おのみち珈琲」の尾道港開港850年記念ブレンド珈琲や「今川玉香園茶舗」のほうじ茶をラインナップ。館内で寛ぎながらも、日本遺産に認定された中世からの箱庭的都市・尾道ならではの歴史や文化を感じていただけるような演出で想い出深い滞在を演出いたします。

【ダイニング＆ラウンジ濤-Tou-】

▶料亭小宿ならではの”本格和懐石コース”
　元料亭を改装した場所だからこそ、料理内容にもこだわりを。
ご夕食は、尾道ならではの地域産品を厳選して使用した「本格和懐石コース」。
【檸檬塩・ハーブオイル・土佐醤油】といった異なるフレーバーでお楽しみいただける新鮮瀬戸内魚介や、明治17年から続く【杉田与次兵衛商店のお酢】など、随所に尾道らしさや特有の食文化をご体感いただけるのがおのみち帆聲-Hansei-スタイル。お料理ひとつひとつの細やかな盛り付けや器でのプレゼンテーション等「五感でお料理を楽しめる」のも女性に嬉しいポイントです。

▶豊富な食材の数々。尾道ブランドを味わう
　気候と立地に恵まれた尾道は食材の宝庫であり、尾道ブランド農産物認証をはじめとする高品質栽培が確立されています。目の前の海で揚がる虎魚、布刈瀬戸の鯛やメバル、渡り蟹など季節に応じて旬を迎える海の幸が豊富なことはもちろん、果実類も豊富。中でも、桃、いちじく、シャインマスカットやかんきつ類は質の高さでも有名です。また、全国一の生産量を誇る食材として、レモンやネーブルオレンジ、わけぎが挙げられます。当館ではこれらの豊富な食材で尾道の伝統や食文化を身近に感じられるような滞在を演出いたします。

■プレミアルーム■　畳ツイン＋檜風呂＜プライベート庭園付＞

■和モダンルーム■　畳ツイン＋檜風呂＜バルコニー付＞

【ガーデンツイン】［禁煙23平米］

▶【全5タイプ：ベッドタイプの多様な客室】

　全11室の小宿でありながらも「プレミアルーム」「和モダンルーム」「ガーデンツイン」「デザイナーズダブル」「デザイナーズトリプル」といった5タイプもの客室展開で現代の多様なニーズやライフスタイルに対応します。訪れる皆様に心ゆるりと、タイムトリップしたような「とき忘れ」のひとときをお約束いたします。

▶「おのみち帆聲-Hansei-」の歴史
　江戸時代に創業した前身施設である「胡半(えはん)」は、安永3 年（1774 年）に描かれた屏風絵にも記されているように由緒ある格式の高い店でありました。幕末には芸州藩士と長州藩士たちが倒幕談義を交わす集会や酒宴の場となり、明治に入ってからは、伊藤博文が宿泊して清遊したという記録もございます。
昭和10(1935)年に、料亭「胡半(えはん)」を引き継ぎ誕生した「藤半」は、前身「胡半」から数えて約250年の長きに渡り営業を続けたが、2019年に惜しまれつつ閉店。
当施設の歴史や伝統を継承しつつ、地域の活性化と観光振興に寄与したいとの想いから、この度内外装を一新し「おのみち帆聲-Hansei-」と名称を変え、宿泊施設として開業することといたしました。

▶「おのみち帆聲-Hansei-」の由来
　2019年に開港850年の節目を迎えた尾道は、かつては北前船など大小の帆船が尾道水道を出入りして多くの人々が行き交い、賑わった町です。往時には船に使う帆布が盛んに織られていました。また、料亭「胡半」は別名「濤聲帆影楼」として親しまれていた歴史があることから、その中から２文字を引用し、遠い歴史の彼方から聞こえる帆の音をイメージして「帆聲」と名付けました。

▶おのみち帆聲-Hansei-情報先行公開中