約9割の福祉施設従事者が「障がい者の方のe-sportsを通じた社会参画に賛同」
〜「障がい者を知ってもらう機会」、「多く活躍の機会」などe-sportsへの期待高まる~
株式会社いせむつ(バリアブレークカップ準備室)(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:杉中 忠)は、福祉施設従事者106名を対象に、e-sportsにおける障害者の社会参画の意識調査を実施しましたのでお知らせいたします。
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年3月4日~2021年3月5日
有効回答:福祉施設従事者106名
- 障がい者の方の社会参画、「十分に機会がない」と思う福祉施設従事者は67.0%
・とてもそう思う:9.4%
・少しそう思う:23.6%
・あまりそう思わない:54.7%
・全くそう思わない:12.3%
- 障がい者の方の社会参画の課題点、48.6%の福祉施設従事者が「周りのサポートが不十分」と回答
・周りのサポートが不十分:48.6%
・身体的・知的・精神的なハンディキャップが大きい:45.7%
・障がい者の方自身の自己肯定感が高くなく、参画へ踏み出せない:40.0%
・バックアップする団体が少ない:40.0%
・そもそも社会参画の手段が少ない:25.7%
・周りの視線による精神的負担が大きい:22.9%
・法整備が整っていない:20.0%
・その他:2.9%
・わからない/特にない:11.4%
- 障がい者の社会参画の課題「蚊帳の外と感じる」「当事者とその周辺だけの世界観になっている」
<自由回答・一部抜粋>
・49歳:障害者は基本的に蚊帳の外だと思う
・41歳:周囲の障害理解が得られない。
・56歳:一歩踏み出せない、どこに繋がってよいのかわかりづらい
・70歳:現場スタッフの理解(障がいを持っている事を知らない)。
・52歳:ニッチというか当事者とその周辺だけの世界観になっている。社会参加そのものの考え方を広げていかねば・・
・54歳:一概に障害者と言っても各々の状態に差が大きく一括して労働力として把握できていない企業が多いのではないか
・45歳:移動とサポート
- 障がい者の方の社会参画の機会がより広がってほしいと思う福祉施設従事者は89.7%
・とてもそう思う:47.2%
・少しそう思う:42.5%
・あまりそう思わない:7.5%
・全くそう思わない:2.8%
- 障がい者の方がe-sportsを通じて社会参画ができるとしたら賛同する福祉施設従事者は83.0%
・とても賛同する:41.5%
・少し賛同する:41.5%
・あまり賛同しない:10.4%
・全く賛同しない:6.6%
- 障がい者の方がe-sportsを通じて社会に参画することに賛同する理由として「社会参画機会が増えることで自立を促せるから」が64.8%
・社会参画機会が増えることで障がい者の方の自立を促せるから:64.8%
・e-sportsであればハンディキャップの影響が少ないだろうから:46.6%
・e-sportsで人との関わりを持てるから:36.4%
・トレンドであるe-sportsとの掛け合わせで福祉のイメージも変えられそうだから:35.2%
・プロも出ている業界でのチャレンジが障がい者の方の自己肯定感を向上させられるだろうから:33.0%
・わからない/特にない:5.7%
・その他:2.3%
- e-sportsを通じた社会参画に賛同する理由「e-sportsの勝敗の結果に「障がい」は直接作用する事は少ない」「障害者が真剣に取り組めるものが増えると良い」なども
<自由回答・一部抜粋>
・41歳:少なからず傷付いたり自信を無くしたりした経験があるはずはずなので、一つでも多く活躍の機会が増えて欲しいと思う。また、社会全体でそういう人達を理解するきっかけになるといいと思う。
・46歳:障害者が真剣に取り組めるものが増えると良いと思うから。
・58歳:障害者を知ってもらえる機会になる。
・50歳:いろいろな可能性があると思う。
・45歳:私自身が障害者だから社会参加できる機会が増えて欲しい。
・52歳:esportsの勝敗の結果に「障がい」は直接作用する事は少ないと思います。
・36歳:健常者がしてあげるのではなく、人としてともに生きていくという気持ちをもって、考えていくことだと思います。
- まとめ
福祉的観点において、障がい者の方がe-sportsを通じて社会参画ができるとしたら賛同すると回答した人は83.0%にのぼり、その理由として「社会参画機会が増えることで障がい者の方の自立を促せるから」が64.8%の回答が得られました。「esportsの勝敗の結果に「障がい」は直接作用する事は少ない」という意見があるように、障がいの有無が勝敗に関係ないe-sportsだからこそ、より自立を促せるということでしょう。
e-sportsを通して、多くの活躍の機会を得られる可能性があるので、今後さらに広く浸透することが考えられます。「少なからず傷付いたり自信を無くしたりした経験があることが考えられる」という意見が挙げられましたが、e-sportsでの大会やチーム戦によって得られる結束感、達成感は障がい者の精神面においてもポジティブな影響を大きく与えることになるでしょう。
- 3/27(土)13:00〜障がい者の社会参画を促進するe-sports大会「第4回 e-sports Barrier Break-Cup」開催
e-sports Barrier Break-Cup事務局( 株式会社いせむつ内)が主催する障がい者の社会参画を促進するe-sports大会「第4回 e-sports Barrier Break-Cup ひな祭り」を、2021年3月27日(土)に名古屋テレビ塔にて開催いたします。当日の様子はLIVE配信もいたします。
<開催概要>
イベント名称 :第4回 e-sports Handicap-cup ひな祭り(https://bbc-project.com/)
開催日時 :2021年3月27日(土) 13:00〜15:00
開催場所 :名古屋テレビ塔 3階03区画
主催 :株式会社いせむつ
公認 :株式会社カプコン制作
協力 :東京海上日動火災保険株式会社
内容 :使用ゲーム
・プレイステーション4専用 「ぷよぷよeスポーツ」/株式会社セガ制作
・プレイステーション4専用 「ストリートファイターVチャンピョンエディション」/
株式会社カプコン制作
LIVE配信リンク:https://youtu.be/F4dr5gOby20
- 会社概要
所在地 :〒462-0854 愛知県名古屋市北区若葉通2丁目3番 第三諏訪ビル3F
代表者 :代表取締役社長 杉中 忠
事業内容:A型作業所事業、移動販売事業、その他左記関連業務
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