Synflux株式会社、「2121年 Futures In-Sight」展にてバーチャルファッションプロジェクト関連作品を初披露

関連トークイベントに登壇、ティザームービーをNFTとして販売しUkraine DAOに寄付

スペキュラティヴファッションラボラトリ・Synfluxは、2022年5月22日まで21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「2121年 Futures In-Sight」展に出展しています。また、3月29日（火）の関連トークイベントにCEO・川崎和也、出展を記念したNFT作品の販売も行います。

「2121年 Futures In-Sight」展は『WIRED』日本版編集長・松島倫明氏がディレクターを務め、未来を思い描くだけでなく、現在を生きる私たちの所作や創り出すものに内在する未来への視座を、デザイナーやアーティスト、思想家、エンジニア、研究者など、多様な参加者たちとともに可視化していく展覧会です。

先端的なテクノロジーを駆使して未来のファッションを思索するSyfluxは、本展示にて「WORTH- ダイエジェティック・コレクション- 撤退線 β」という作品を初披露しています。バーチャルファッションと現実世界に存在する服を両立させた本作品は、今夏に公開予定のSynfluxによるバーチャルファッションプロジェクト「WORTH」の先行公開となっています。ゲームや映画の制作に用いられるゲームエンジンやモーションキャプチャを活用して新たなファッションの可能性を探究する本プロジェクトは、今後数多くのクリエイターと協業したバーチャルファッションプロジェクトとして展開を予定しております。

撮影：吉村昌也

また、3月29日（火）には関連トークイベントがオンライン配信されます。こちらには、Synflux・CEOの川崎和也が登壇いたします。ぜひ、ご視聴ください。

今回の出展を記念して、3月30日（水）「WORTH- ダイエジェティック・コレクション- 撤退線 β」のティザームービーをNFT作品として公開いたします。販売はOpenseaから、本作品の売上の一部は、ロシアのフェミニズム・コレクティブであるプッシー・ライオットらが設立し、ウクライナ支援にイーサリウムを分配するUkraine DAOに寄付されます。

「WORTH- ダイエジェティック・コレクション- 撤退線 β」作品概要
創造性を失った都市を離れて“辺境”へと旅立った人々は、いつしか遺伝子編集によってポスト・ホモ＝サピエンス「ケモノ」となった──Synfluxと津久井五月によるデザインフィクション「撤退線」では、先進国地方部の人口減少と荒廃の先に新しい人間像を提示することを試みた。本展を通して、SF作家とファッションデザイナーが協働で創作した「ダイエジェティック・コレクション」を、実空間と仮想空間という複数の現実の中で体験いただきたい。Synfluxが主催するバーチャルファッションのためのプラットフォームWORTH (www.worth.ooo) では、メタヴァースで着用可能なケモノ・スキンをNFTとして入手可能とする予定だ。
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ディレクション／デザイン／リサーチ：Synflux［川崎和也、佐野虎太郎、岡本空己、奥間迅］
デザインフィクション：津久井五月
CGアートワーク：吉川学志、大穀英雄
映像：布村喜和、井上桂佑、ツミキルーム、千合洋輔、岡部敬祐、Ryo
3Dプリント：積彩、株式会社光伸プランニング
ウェブ実装：山田啓太、西本圭吾、小林篤矢
制作支援：株式会社フクル、株式会社Apparel Play Office
モーションキャプチャ支援：xinoro 研究開発
ランドスケープデザイン考証協力：石川初
協力：御殿場市教育委員会
https://worth.ooo/

バーチャルファッションプロジェクト「WORTH」およびNFT販売概要
3月30日（水）12:00より、SF作家・津久井五月と協働した「WORTH- ダイエジェティック・コレクション- 撤退線 β」のティザームービーをNFT作品として販売します。本作品の売上の一部は、Ukraine DAOに寄付いたします。販売の詳細については、SynfluxのSNSによる告知も併せてご確認ください。

日時：2022年3月30日（水）12:00
場所：Opensea上のSynfluxのコレクションページ
価格：0.06ETH／1エディション（予定）
エディション：4作品／各25エディション／全100エディション（予定）
https://opensea.io/collection/worth-diegeticcollection-with-drawing

展覧会情報
21_21 DESIGN SIGHT企画展「2121年 Futures In-Sight」展

会期：2021年12月21日（火）- 2022年5月22日（日）
会場：21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1＆2
休館日：火曜日（5月3日は開館）
開館時間：11:00-19:00（入場は18:30まで）
イベント公式サイト：http://www.2121designsight.jp/program/2121/

トークイベント概要
オンライントーク「Future Compass Dialogues vol.2」
日時：3/29（火）20:00-21:30
出演：松島倫明、川崎和也（Synflux）、蔡 海、福原志保（HUMAN AWESOME ERROR）
参加申し込み：http://www.2121designsight.jp/program/2121/events/220329

＜会社情報＞
Synflux  https://www.synflux.io/
Synfluxは、ファッションデザイナー、機械学習エンジニア、ウェブデザイナー、デザインリサーチャー、建築家、サービスデザイナーからなるスペキュラティヴファッション・ラボラトリです。研究と実践、表現と実装、試作と思索、テクノロジーとクラフトといった一見相反する概念をクロスオーバーさせ、次代のファッションをつくりだす、思索的デザイン集団として活動しています。Synfluxは、国際的なアワードコンペティションであるH&Mグローバルチェンジアワードの受賞をきっかけに、2019年に創業されました。それ以来、ロンドン、バーゼル、ケープタウン、ジョグジャカルタ、金沢、東京など、多様な都市での展覧会やアカデミックカンファレンスに参加し、作品・研究発表を行なってきました。他にも、グローバルIT企業やファッション・アパレルブランドとのR&D、新商品開発や、大学や研究機関との共同研究などの事業を進めています。