民間の災害支援団体として全国初「重機オペレーター育成1000人達成！」

大手建機メーカーや大手通信会社とも共同プロジェクト実施！

令和元年東日本台風で千曲川が決壊し甚大な被害をうけた長野県で、重機やチェンソーなど特殊技術の資格取得やレベル向上を目的とした災害体験型ライフアミューズメントパーク『nuovo(ノーボ)』を開設、わずか20ヶ月で重機オペレーター資格取得者が1000人を突破しました。災害時に住民レベルで復旧や復興を行う民間の動きに、内閣府も注目し「令和4年度国土強靭化民間事例集」にも掲載されました。

報道関係者各位
PRESS　RELEASE
一般財団法人日本笑顔プロジェクト

重機オペレーター1000人達成！

■重機オペレーター育成1000人達成！
一般財団法人日本笑顔プロジェクト（本部：長野県上高井郡小布施町、代表理事　林　映寿、以下「日本笑顔プロジェクト」）が運営する「nuovo・ノーボ」とは「農業」＋「防災」＝「農防」といった、社会問題を楽しみながら解決させようというコンセプトでアミューズメント要素を加えた日本初の施設です。建設・土木業ではない一般の受講者が大半を占め、女性も3割以上と人気を集めています。災害時に重機を使って、瓦礫の撤去や排土作業などを行えるようにと受講者は全国各地から訪れています。2020年10月から正式オープンし、コロナ禍にも関わらずわずか20ヶ月で1000人に達成し今後は2万人を目標に講習を継続いたします。nuovoでは重機やチェンソーの資格取得に加え四輪バギーのライセンス講習も受けられるほか、バイオトイレといった災害時に役立つアイテムなども体験できます。重機やバギー体験を主とした大手通信会社の新入社員研修も行われるなど、企業の目的に合わせたバリエーション豊富な研修内容に問い合わせも増えています。

■災害現場に延べ250人を派遣
重機の資格取得後には、サブスクリプション(定額課金制)で重機のトレーニングが行え、2021年は熱海の土砂災害現場をはじめ各地の土砂災害現場にも延べ250名の重機オペレーターを派遣しました。重機を使い迅速かつ安全に作業を行う人材が求められています。

土砂災害現場で活動する様子(2021年7月長野県辰野町)

■大手建機メーカーと重機シェアリング実証実験も！
サブスクリプションで重機の操縦レベルをあげた会員を対象に、大手建機メーカーと重機のシェアリング実証実験を予定。従来建機リース会社では行っていない、数時間単位での貸出ニーズや農業・個人宅での利用に関しても需要を探り、正式サービスに向けて両者が本格的に取り組みを行います。実証実験期間は、建機メーカー社員がnuovoに在中し利用者や利用現場にも同行し細かな調査活動も行う予定です。

[ライフアミューズメントnuovo：ノーボ]
「楽しむ」という視点から構想されたのが、体験型ライフアミューズメントパーク「nuovo（ノーボ）」です。「nuovo」とは「農業」＋「防災」＝「農防」。イタリア語で「新しい」を意味するこの語に「21世紀型の新アミューズメント」との思いも込めました。平時を楽しみ有事に備える、日本初の施設です。nuovoの目的である「楽しむ」の延長に「防災力を高める」「すこやかに生きる知恵を身につける」が隠されているのです。

ライフアミューズメントパークnuovo(ノーボ)長野県小布施町

[日本笑顔プロジェクト]
一人ひとりが笑顔を持って、家族、友達、職場、地域に笑顔をつなげたい、そんな思いから2011年3月東日本大震災を機に「日本笑顔プロジェクト」を立ち上げました。その後、2019年10月の令和元年東日本台風で本部のある小布施町も水害に遭い、その教訓を生かすために2020年8月に一般財団法人としてnuovoを事業の柱として運営開始。

笑顔プロジェクトロゴ

メディア掲載歴
2022年4月8日　Jレスキュー掲載
2022年3月11日　My Turning Point – 日本テレビ
2022年3月9日　NHKニュースシブ5時生中継
2022年1月20日　NHK総合「所さん！大変ですよ」
2021年11月28日　NHK「明日をまもるナビ」
2021年11月7日　朝日新聞（ひと）
2020年10月27日　日本経済新聞掲載
2020年8月31日　中日新聞掲載