小樽商大×さくらCS「介護ミドルマネジャー育成プログラム」開講
文部科学省 就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業
2021年10月、国立大学法人小樽商科大学(本部:北海道小樽市/学長:穴沢眞、以下小樽商大)ビジネススクールの藤原健祐准教授と株式会社さくらコミュニティサービス(本社:北海道札幌市/代表取締役:中元秀昭、以下さくらCS)は、文部科学省 就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業において、「介護ミドルマネジャー育成プログラム」を開講します。
2021年7月、厚生労働省は、高齢者数がピークになる2040年には介護人材69万人が不足するという推計結果を新たに公表しました。人材確保対策の一つとして「離職防止・定着促進・生産性向上」を掲げていることからも、依然介護職員の早期離職率の高さが問題視されており、これに関連して介護施設・事業所の組織構造、管理職・経営者のリーダーシップといったマネジメント能力に係る問題も多く指摘されています。
さらには介護施設・事業所はWithコロナ時代において極めて厳しい経営を迫られています。Withコロナ時代の環境下であったとしても、介護サービス提供をし続けなければならないことはもちろんのこと、来たる高齢者数ピーク到来に向け、サービス基盤を強化し、地域で暮らす高齢者を支える持続可能な施設・事業所運営が同時に求められております。人材不足、Withコロナ時代、超高齢化社会到来に向け、管理職・経営者のリーダーシップといったマネジメント能力に長け、介護施設・事業所、そして介護業界そのものを牽引していく人材は、これからの時代、そして介護業界全体の課題解決と新たな発展に向け、必要不可欠な存在です。このような背景から、小樽商大ビジネススクールとさくらCSが連携し、介護マネジメントに資する実践的な知識・技能を有する高度人材の育成を目指した教育プログラムを提供します。
「介護ミドルマネジャー育成プログラム」とは
小樽商大ビジネススクールが開講している履修証明プログラム「ヘルスケア×マネジメントコース」が“経営学・マネジメントの領域”を、さくらCS教育事業部が“介護経営・ケアマネジメントの領域”を担当し、計64時間の教育プログラムを提供する。また、さくらCS人材サービス事業部が転職・就職活動の支援を担当し、受講者のキャリアサポートを実施する。対象は、新型コロナの影響で失業等をしてしまった人で、異業種のマネジメント経験者や業種を変えてチャレンジしたい方を想定。また、現在介護職員として働いている人たちも受け入れる。プログラムはキャリアサポートも含め全てオンラインで実施し、介護技能実習もVR(Virtual reality)コンテンツにより非接触で行う。今年度の受講料は無料。
【小樽商科大学ビジネススクール】
小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻は、東北以北唯一のビジネススクールとして2004年に設置。経済活性化を最優先課題とする北海道において、ビジネスの現場に内在する課題を発見し解決することのできるビジネス・リーダー、あるいはビジネス・イノベーターの育成に取り組んでいる。
【さくらCSホールディングス株式会社】
「世代を超えた、心の通うコミュニティを再現したい」という思いから、2002年に創業。「高齢者生活支援」「介護人財の養成」「就業サポート」のコミュニティ創成の3大事業を柱に、更なる発展に向けて「グローバル人財支援」「ITソリューション開発」「子育て支援」など新事業を展開している。
<本件に関するお問い合わせ>
小樽商科大学ビジネススクール 介護ミドルマネジャー育成プログラム事務局
E-mail: re-current@office.otaru-uc.ac.jp
URL: https://obs.otaru-uc.ac.jp/cmm_program/
TEL:0134-27-5255
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