赤坂舞台芸術祭2024『紫テント×crossing』企画 概要決定
~ 複合複合エンターテイメント空間「赤坂サカス」から新たな文化発信を目指します!~
一般社団法人銀座舞台芸術祭(本社:東京都中央区、代表理事 石本千明)では、新たな文化発信を目指して複合エンターテイメント空間「赤坂サカス」にて開催する『赤坂舞台芸術祭』のプログラムである中堅・若手の演劇関係者と老舗劇団が「テント芝居」を通じて交流する企画『紫テント×crossing』の概要が決定しましたので、お知らせいたします。
“Crossing”とは、「横断、渡航、渡河、交差」「交差点、十字路、横断歩道」「異種交配」の意であり、「日本×海外」「ベテラン×若手」「東京×地方」「観客×役者」等の演劇に関わるそれぞれのステークホルダーが相互に横断、交差、交流することを意味しています。
一般社団法人銀座舞台芸術祭では、2021年の年末から年始にかけて“Crossing”をコンセプトに『東京crossing舞台芸術祭2021-2022』を開催しており、今回『赤坂舞台芸術祭』を開催するにあたり、改めて“Crossing”という理念をコンセプトに掲げ、ベテランと中堅・若手との交流の場を設定致しました。
■開催概要:『赤坂舞台芸術祭2024』
◆主催:赤坂舞台芸術祭実行委員会
実行委員長:石本千明(一般社団法人銀座舞台芸術祭)
実行委員:金守珍(新宿梁山泊)、野村龍一(朝劇プロデュース)
◆プロデューサー:石本千明(一般社団法人銀座舞台芸術祭)
◆協力:TBSホールディングス
◆会期:2024年10月7日(月)〜28日(日)
◆会場:TBS赤坂サカス(東京メトロ千代田線「赤坂駅」より直結)
■プログラム概要
□メイン公演
・演目:新宿梁山泊「ジャガーの眼」(作:唐十郎)
・演出:金守珍
・日程:新鋭若衆公演 10月14日(月)~10月18日(金)毎夜18時30分開演
唐十郎追悼公演 10月19日(土)~10月23日(水)毎夜18時30分開演
・内容:このあたりには、ジャガーの眼を持った男がいる。
生きるのも他人、愛するのも他人、そして死ぬのも他人ならば、その他人の闇を抜けて、
らんらんと生きるジャガーの眼がある!
・主催:一般社団法人新宿梁山泊
・予約:https://ticket.corich.jp/apply/338015/014/
□「紫テント×crossing」企画
・概要:中堅・若手の演劇関係者と老舗劇団が「テント芝居」を通じて交流する企画
・日程:10月24日(木)~10月27日(日)
・プロデューサー:野村龍一(朝劇プロデュース)
・主催:赤坂舞台芸術祭実行委員会
・予約:改めて、各出演団体からご案内いたします。
・crossing公演:次世代を担う中堅団体によるテント芝居への挑戦(A、C、D、E)
・challenge公演:若手団体によるテント芝居の体験・挑戦(40分ピッチ×3公演、B)
【公演概要】
A:株式会社SAMANSA |
映画上映+トークショウ |
B-1:オンブダッコ |
朗読劇『班女』(三島由紀夫) |
B-2:小御門優一郎企画 |
『オルタナティブ・カブキ』 |
B-3:幻想記述空間 シンビーボックス |
マジック |
C:G.GARAGE/// |
『リチャード3世』(シェイクスピア) |
D:吉野翼企画 |
実験天幕劇 『天井天下異聞奇譚』 |
E:末原拓馬 |
末原拓馬独り芝居『カスタネット』 |
【公演詳細】
◆crossing公演A:10月24日(木)19時~21時
【団体名】株式会社SAMANSA
【演目】SAMANSA3作品映画上映+トークショー
【出演者】未定
【概要】「その10分、映画でリッチに」というメッセージのもと、月額370円で世界中の
ショート映画を配信しているVODサービスです。
◆challenge公演B:10月25日(金)15時~18時(40分ピッチ×3公演)
B-1
【団体名】オンブダッコ
【演目】朗読劇・児戯『班女』-三島由紀夫「近代能楽集」より-
【出演者)池上恵(劇団おむすび)、西嶋咲紀(酔ひどれ船)、木暮拓矢
<演出・演奏>吉田能(あやめ十八番)
【概要】待ち続ける狂女・花子、何も待たぬ老嬢・実子、待たせ過ぎた青年・吉雄
相務めますは以上三名。朗読劇か はたまた児戯か
能の『班女』(作者未詳だが世阿弥の作とされている)を三島由紀夫が戯曲化した
本作に、朗読劇ならではの演出を加えて挑みます。
B-2
【団体名】小御門優一郎企画
【演目】『オルタナティヴ・カンジンチョウ』
【出演者】オツハタ、小御門優一郎ほか
【概要】現代音楽、現代衣装など全て現代のもので置き換えた「オルタナティヴ・カブキ」
として、3人で『オルタナティヴ・カンジンチョウ』をお届けします。
B-3
【団体名】幻想奇術空間 シンビーボックス
【演目】~黒いメルヒェン~ つむじ風街の月光楼
【出演者】渋谷駿、浅井香穂、月岡ゆめ、手塚日菜子、渡辺真香
【概要】若手マジシャン 渋谷駿が率いるパフォーマンスユニット。
マジックを主体とし、ダンスや演劇の要素を取り入れた新しい表現舞台をお届け
いたします。
◆crossing公演C:10月25日(金)19時~21時
【団体名】G.GARAGE///
【演目】『リチャード三世』
【出演者】河内大和、真以美、近藤隼、横井翔二郎、島田惇平、野村龍一、鈴木真之介、別所晋、 伊藤奨、立花真之介、小島淳夫、大洞雄真、山口磨美、村田正樹(TAPdancer)
【概要】世界で躍動するG.GARAGE///が放つ、至極の悪の夢「リチャード三世」
数あるシェイクスピア史劇の中でも異彩を放つリチャード三世の「悪の華」。しかし彼は、生まれつきの純粋悪だったのだろうか。
強烈なコンプレックスを闘う源とし、「歪んだ夢」を自力で実現させていくリチャード。やっていることは極悪なのに、その魂は醜くも美しい。
今回、世界で活動するタップダンサー村田正樹を招き入れ、彼の生み出す強靭で儚い音が、リチャードの魂の鼓動を顕にし、誰にも理解できないリチャードの悦びと哀しみを表現する。
◆crossing公演D:10月26日(土)①15時~17時 ②19時~21時
【団体名】吉野翼企画
【演目】『天井天下異聞奇譚』
【出演者】葛たか喜代、森ようこ (演劇実験室◉万有引力)、こもだまり(昭和精吾事務所)、こばやしあきこ(A.K.I.Corporation)、井口香、吉原シュート(スターダストプロモーション)、寺門祐介、篠原志奈(DangerousBox)、ハララビハビコ、柴奏花、早川紗代(ノアノオモチャバコ)、内海詩野(演劇集団 壺会)、小寺絢(Glow Up)、常盤美妃、藤田怜、石井春花(レイ・グロ-エンタテインメント)、有栖川姫子、佐野眞一、中村天誅、越前屋由隆、高田那由太(なゆたハムニダ)、村田詩織、日原奈緒花、萩原雪乃、関口奈々、七虹、土田ななみ(プレミアムエンターテイメント)、声の出演:白永歩美(月蝕歌劇団)
<音楽・楽曲提供> なすひろし(みづうみ/QooSue/Studio Slow Slope)、秋桜子(みづうみ)
【概要】寺山修司没後40年、岸田理生没後20年、高取英七回忌、昭和精吾事務所40周年を経ての<特別記念テント公演> かつて「アングラ演劇」と呼ばれる演出法と世界観を生み出した4名の人物、その歴史と作品を巡る令和の幻想奇譚。
寺山修司、岸田理生、高取英、昭和精吾、各々の詩、短歌、戯曲、小説等をコラージュしたアングラ文化を旅する芸術祭!
◆crossing公演E:10月27日(日)13時~15時
【団体名】末原拓馬
【演目】末原拓馬独り芝居『カスタネット』
【出演者】末原拓馬
【概要】路上独り芝居からキャリアをはじめ、劇団おぼんろ主宰として国内外で高い評価を得てきた末原拓馬が、自身の集大成とも言える『カスタネット』を上演。世界に復讐を誓う盗人ドブロクは、花瓶に言葉を吹き込み兵器とする作戦を王に持ちかけ死罪を免れようとする。国中に66の花瓶を配り歩く中で最後に出会ったのは、孤児の少女カスタネットだった...
ーー憎しみから生まれた兵器、愛から生まれた奇跡。戦火の中で生まれた愛と祈りの物語。
一般社団法人銀座舞台芸術祭とは |
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「一般社団法人銀座舞台芸術祭」は、2019年1月、大学院におけるソーシャル・イノベーションに関する研究発表を契機として、「銀座舞台芸術祭 実行委員会 準備事務局」として活動を開始。
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東京2020の期間中、銀座のクラブやバー、レストランの空き時間を活用して、47都道府県の伝統芸能や小劇団演劇を同時多発的に上演するという企画への取組みを開始。2020年6月以降、本格的に舞台芸術の上演を開始。コロナ禍により活動を自粛することとなった2020年3月までの1年間に、70公演、1,300人のお客様に銀座のクラブやバー、レストランで、小劇場演劇を中心とした舞台芸術を提供。
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コロナ禍によりエンターテイメント活動の自粛が長引く中、今後とも安定的に舞台芸術の公演企画を行うべく、2020年11月に任意団体から一般社団法人に転換。
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2021年12月26日(日)~2022年1月9日(日)、シアター風姿花伝にて、『東京crossing舞台芸術祭2021-2022』を開催。「ローマ帝国の三島由紀夫」をプロデュース。
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2022年11月23日(水)~11月27日(日)、シアター風姿花伝にて、「リア王」をプロデュース。
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2021年3月より、銀座8丁目のビルの屋上のオープンエアーなレストランを会場とした舞台芸術公演「宵待シアターLIVE」を開始。現在までに60公演を開催。
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公式Facebook :https://www.facebook.com/artsginza/
野村龍一とは |
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東京都出身。朝プロデュース主宰 。
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2012年より木村昴が主宰する、天才劇団バカバッカのメンバーとして活動。
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2013年5月より『素敵な一日の幕開けを』コンセプトに発足された『朝劇』のパイオニアとして東京を中心に活動。
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2022年より朝シェイクスピア「30分でわかるマク ベス・ハムレット」(講談社との製作委員会公演)をプロデュース。
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俳優としても舞台を中心に活動しており2024年5月に出演したG.GARAGE///『リチャード二世』が『クライオヴァ国際シェイクスピアフェスティバル』に招聘。
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