OMOプラットフォームサービスを提供するTangerine株式会社と資本業務提携を開始

～「MyBeaconシリーズ」を中心とする相互ビジネスの加速を目的とした協業開始～

株式会社アプリックス

2023年7月26日 15時10分

システム開発やクラウド開発を手掛ける株式会社アプリックス（本社：東京都新宿区、代表取締役：倉林聡子、以下「アプリックス」）は、OMO（Online Merges with Offline、オンラインとオフラインを統合したマーケティング手法）プラットフォームサービスの提供等を行うTangerine株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：平井清⼈、以下「Tangerine社」）と、当社のロケーションビーコン「MyBeaconシリーズ」の拡販やTangerine社の製品に対する開発リソース提供等、両社のビジネスを相互に加速させることを目的とした資本業務提携を開始することを決定しましたので、下記のとおりお知らせします。

アプリックスの「MyBeaconシリーズ」は、飲食業界、アパレル・ファッション業界、運輸・観光業界、ガソリンスタンド業界、エレベーター業界など様々な業界で豊富な実績を誇る、Bluetooth® Low Energyに対応したロケーションビーコンであり、お客様のニーズにあわせて、電池タイプの汎用型のほかに防水防塵タイプやUSBタイプなどのラインナップを提供しています。また、電池電圧が一定以下の状態になった場合に交換時期をお知らせする低電圧検知機能や、なりすまし防止機能（オプション）を備えており、多くの企業に採用されています。

しかしながら、「MyBeaconシリーズ」の主なビジネスモデルは売り切り型であり、ユーザーの新規開拓やリピートオーダーの獲得をし続けなければいけないことから、継続的な収益を得られるストックビジネス型へのシフトを検討していた中でTangerine社との協業を検討するに至りました。

Tangerine社は、ビーコンから得られるリアル店舗での顧客の行動データをリアルタイムで取得・分析し、リアルとオンラインを結ぶシームレスな顧客体験を提供するOMOプラットフォーム「Store360」（以下「Store360」）を提供しています。Store360には「Store360 UX」と「Srore360 Insight」の２種類あり、「Srore360 UX」は顧客アプリにSDKを組込むだけでリアルタイムの来店検知が可能となるなどのインストアメニュー機能やオフラインとECでのショッピングの垣根をなくした購買スタイルへの対応、店頭接客後に顧客がオンラインで購入した場合の店舗や販売員の貢献の可視化機能などを備えています。また、「Srore360 Insight」はビーコンやセンサーなどのデバイスから得たデータを統合し、AIが分析することで、店頭/店内の顧客⾏動やスタッフの行動を⾼精度で把握することが出来ます。これまで渋谷区を始めとする市区町村や大手企業など、累計３万店舗以上の導入実績を持っています。

アプリックスでは、Tangerine社と協業することで、Store360の導入先にMyBeaconシリーズを提供するだけでなく、MyBeaconシリーズを導入する業界や顧客に対してStore360を共同提案することが出来ると考えています。また、当社の組込みからアプリケーション、クラウドまで一貫して対応できる開発力を生かしてStore360自体の開発支援やクラウドサービスの提供を行うなど、様々な形態の協業可能性があると考えています。そこで、本日両社間で資本業務提携契約を締結し、協業を本格的に開始しました。

なお、資本提携の内容については、本日別途開示しました東証適時開示「Tangerine株式会社との資本業務提携に関するお知らせ_」をご参照ください。

＜協業イメージ図＞