ロングセラー絵本作家・戸田幸四郎の知られざる作品「名作絵本集」を銀座 森岡書店で初展示。文豪たちの筆致に応えた魂の油絵。“知育絵本の草分け”と評された絵本作家が描いた【人間】とは?
高いデザイン性で多くのロングセラーを遺した絵本作家・戸田幸四郎。氏が本当に伝えたかったメッセージとは?その答えを握る作品を書店兼ギャラリーとして注目を集め続ける銀座 森岡書店にて展示します。
・2022年2月1日〜6日まで、銀座 森岡書店にて、絵本作家・戸田幸四郎の知られざる「名作絵本集」を展示。
・代表作『あいうえおえほん』をはじめ、知育絵本にシンプルで美しいデザインを取り入れ“知育絵本の草分け”と評される戸田幸四郎。他のロングセラー作品とはまったく異なる重厚な作品の魅力を、原画も交えてお届けします。
・太宰治、宮沢賢治など、日本の名だたる文豪の研ぎ澄まされた文と戸田幸四郎の力強い油絵が描き出す「人間の心」。時代を超えて心に届くメッセージを感じてください。
・代表作『あいうえおえほん』をはじめ、知育絵本にシンプルで美しいデザインを取り入れ“知育絵本の草分け”と評される戸田幸四郎。他のロングセラー作品とはまったく異なる重厚な作品の魅力を、原画も交えてお届けします。
・太宰治、宮沢賢治など、日本の名だたる文豪の研ぎ澄まされた文と戸田幸四郎の力強い油絵が描き出す「人間の心」。時代を超えて心に届くメッセージを感じてください。
- “知育絵本の草分け” 戸田幸四郎が描いた 知られざる作品を森岡書店で初展示
知育絵本の世界に大人も魅了する楽しく美しいデザインを取り入れ、“知育絵本の草分け”と評される戸田幸四郎(1931-2011)。
フリーデザイナーとして活躍後、51歳で初の絵本『あいうえおえほん』を出版し、有限会社 戸田デザイ研究室を設立。以降42点の作品を生み出し、そのどれもがロングセラーとなっています。
その戸田幸四郎の“知られざる作品”とも言われる『戸田幸四郎名作絵本集』の初となる展示を、銀座 森岡書店にて行います。
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■会期:2021年2月1日(火)〜6日(日)
■会場:銀座 森岡書店 [東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階]
■回廊時間:13時〜19時(最終日、6日のみ18時まで)
☆2月1日(火) 19時から 森岡書店 店主・森岡督行さんと戸田デザイン研究室 代表・戸田靖のインスタライブを配信予定(時間は前後する場合もあります)
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会期中は『戸田幸四郎名作絵本集』はもちろん、代表作『あいうえおえほん』や岐阜の木工職人と作った『あいうえおつみき』。普段は戸田幸四郎絵本美術館(静岡県熱海市)でしか販売していないアートフレームなども販売いたします。
【戸田幸四郎について】
山形県尾花沢市生まれ。都市計画から店舗デザイン、グラフィックまであらゆるデザインを仕事とする。
51歳の時、デザイナーから絵本作家に転向し、戸田デザイン研究室を設立。80歳で亡くなるまで42作品を発表し、そのどれもがロングセラーとなる。
多くの人々に原画の魅力を伝えたいと、1997年には静岡県 熱海市に戸田幸四郎絵本美術館を開館した。
絵はもちろん、ひらがなまで全てをデザインした『あいうえおえほん』は累計100万部を超え、日本の知育絵本の草分けと評されている。
https://toda-design.com/
【森岡書店について】
「一冊の本からインスパイアされる展覧会を行う書店」として、2015年にオープン。古本の街、東京・神田神保町の古書店で経験を積み、本を中心にさまざまな文化に深い造詣を持つ店主・森岡督行氏の独自の視点が光る唯一無二の書店兼ギャラリーとして注目を集めている。
https://www.instagram.com/moriokashoten/
戸田デザイン研究室 公式HPでは、今回の展示に関するコンテンツもお楽しみいただけます。
https://toda-design-column.blogspot.com/2022/01/blog-post.html
- 『戸田幸四郎名作絵本集』とは?
宮沢賢治、太宰治、小川未明、花岡大学。『戸田幸四郎名作絵本集』は、日本の名だたる文豪の名作を 戸田幸四郎が迫力ある油絵で描いた5冊のシリーズです。
鮮やかな色彩や愛らしいタッチで親しまれた作風とは大きく異なり、重厚で骨太な世界を持つことから”戸田幸四郎の知られざる作品”とも言われてきました。
名作絵本集に収められた作品それぞれが描き出すのは「人間の心」。
思いやり、正義と信頼、深い母の愛、時には人間の卑しさまでも浮き彫りにする文豪の筆致に戸田幸四郎が渾身の油絵で応え、その迫力は見るものを圧倒します。
- 時代を超えて心に届くメッセージ
メルヘンチック・ファンタジックと言った一般的な絵本のイメージからすると、重厚で近づき難い印象も抱かれる『戸田幸四郎名作絵本集』ですが、この5冊には子どもたちはもちろん、大人の心にも強いメッセージを届ける力、時代を超えて人間の生き方を問う力があると評されてきました。
読者の「血となり骨となる」作品を目指し、戸田幸四郎が全身全霊で作り上げた絵本集。
会期中は原画を展示し、間近で肉筆もご覧いただけます。この機会に一人の絵本作家が伝えたかった渾身のメッセージを感じてください。
【戸田幸四郎名作絵本集 全5巻】
・『竜のはなし』 (1983年12月):作 宮沢賢治
・『世界一の石の塔』 (1984年9月) :作 花岡大学
・『走れメロス』 (1984年12月):作 太宰治
・『百羽のツル』 (1985年6月) :作 花岡大学
・『牛女』 (1988年8月) :作 小川未明
作品の詳しい内容については右記をご覧ください。https://toda-design.com/?pid=106818786
- 戸田デザイン研究室とは
数々のロングセラーを生みだし、代表作に『あいうえおえほん』『国旗のえほん』『リングカード・シリーズ』などがある。
近年では出版・知育の枠を超えたモノづくりやコラボレーションなども行い、大人も魅了するデザインとクオリティーで幅広い支持を集めている。
https://toda-design.com/
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