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山中漆器連合協同組合
会社概要

知られざる日本三大漆器産地「山中塗」がブランディングに挑戦!プロダクツブランド「もののぐ」を立ち上げ

現代のライフスタイルにも馴染む新しい漆器を

山中漆器連合協同組合

石川県加賀市の山中漆器連合協同組合(石川県加賀市山中温泉塚谷町、理事長:竹中俊介 以下、組合)は、産地内の漆器業者を集めてブランディング委員会を結成。450年の歴史かつ国内最大級の生産量を誇るにもかかわらず、消費者には知られていない「山中塗」をひとつのブランドにすべく、ブランドの旗印として、現代のライフスタイルにも馴染む漆器「もののぐ」シリーズを発売します。
【URL】 https://mononogu.jp


「石川県の漆器産地といえば?」と尋ねたときに、「山中塗」と答えてくださる方はどれほどいるでしょうか。

知る人ぞ知る「山中塗」は、石川県加賀市にある山中温泉地区で450年もの歴史を持ち、長年、卸業者を通じて商品を流通させてきました。伝統的な製法を継承する一方で、木製や漆塗りの原材料に限ることなく、樹脂製の素地やウレタン樹脂塗装なども活用し、現代の生活に即した多岐にわたる商品を、時代のニーズに合わせて開発してきたことを特徴とする産地です。

 産地全体として、様々なライフスタイルに浸透する商品づくりを優先した結果、消費者に対して「これが山中塗である」とPRすることは、少し後回しにされてきたかもしれません。しかし、その確かな技術力は産地全体に受け継がれ、現在も日々進化しています。

“山中塗は指名買いされる価値のあるものづくりをしている”

そのことを多くの人に知ってもらうために必要なことは、産地全体で「山中塗」のブランディングに取り組むことでした。

組合は、本来であればライバル同士になり得る産地内の漆器業者を集めてブランディング委員会を結成。意見や知恵を出し合い、このたび「山中塗」の代表作となる商品をつくりました。

現代のライフスタイルにおいては敬遠されがちな漆器を、いまの時代の食卓にも馴染む形や色を追求し、山中塗の高い職人技術があってこそ作ることのできるうつわに仕上げました。それが今回発売される「もののぐ」シリーズです。


■ 日本の原風景を、いまの暮らしに映すうつわ 「もののぐ」

「もののぐ」は、暮らしの原風景に着想を得て生み出された「日々の道具」のシリーズです。

かつて人の手の大きさを基準に計られていた「升」という量の単位を取り入れ展開される5つのサイズ、また漆器の代表的なイメージである「朱・黒」を、現代の暮らしの中に違和感なく溶け込むために再解釈した新しい2色のカラーバリエーション。

人の生活の基本に立ち返り、特別なときだけではなく、日常の暮らしの中で使ってもらえるものを。

それでいて、他にはないうつくしい形状の、ずっと眺めていたくなるようなうつわを。

 朱や黒の漆器は、いまの食卓には馴染まない、そのような感覚を持っている人にこそ手にとってもらいたいうつわです。



伝統を引き継ぐ職人による手仕事

「もののぐ」はひとつひとつをすべて職人の手仕事でつくっています。

 丸太状の木から形を削り出し、下地塗りを重ね、漆を何度も塗り重ねることによって完成させていきます。塗って乾かし、さらに塗り足していく工程を経るため、ひとつの器が完成するまでに長い時間を要します。出来上がった器は、木目と塗りの表情がひとつひとつ異なり、全く同じものはできません。各うつわには、シリアル・ナンバーを付けてお届け。それは、世界にひとつだけのあなただけのうつわです。



■ ひとすくいの単位 「升」によるサイズ展開

人が両手ですくい上げた量をあらわした「升」を基準にしたサイズ展開。

現在の約一合(180ml)と同等の量をあらわしていた「升」とは、ひとの両手ですくい上げた量を元につくられた単位です。またその量は、人がじぶんにちょうどよい穀物の量であったとも言われます。「もののぐ」には0.5桝から3桝までの量のうつわがあります。日本酒から本格的な食事まで、幅広い良い用途に対応するサイズ展開です。



■ 現代に新たな「アカ」と「クロ」を提案

古代の日本には色をあらわすことばが4つしかなかったと言われています。そのなかで光の明暗をあらわすのに使われていた言葉が「アカ」と「クロ」です。伝統的な朱と黒を用いた漆器は数多くありますが、今わたしたちの暮らす時代において違和感なく馴染む新しい朱と黒を再考する。その思いにより、何度も試作を重ねて生み出された2つの色です。

第一弾として、今回は「黒」のSharp Edition を発売します。



伝統を前進させる、山中塗

山中塗は450年の歴史を持つ、日本の三大漆器の一つです。山中には古くより、木から器の原型を削り出す木地師(きじし)が多く、挽物(ひきもの)木地では全国一の生産量を誇ります。多くの産地は木地を「横木取り」という、木材を横に寝かせた状態で器の形を切り出す効率性を重視したものですが、山中塗では、繊細だが変形が少なく、割れにくい丈夫な器を追求し、「縦木取り」という木材を縦利用する方法を採用しています。また、木目模様を生かした「拭き漆」という独特な漆の塗り方により、自然な風合いのある山中塗独自の漆器を生み出しています。

一方で、現代のニーズに合わせて、プラスチック製樹脂やウレタン樹脂を使用した電子レンジ・食洗機に対応した漆器の開発・生産にも長く取り組んできました。

伝統に囚われることなく、伝統を活かし、伝統を前進させる。それが山中塗です。



【販売概要】

プロダクト名        :もののぐ

シリーズ名           :Sharp Edition (黒)

サイズ展開           :0.5(90ml)/1.0(180ml)/1.5(270ml)/2.0(360ml)/3.0(540ml) の5サイズ

発売日                 :2023年9月29日より

 価格(税込)        :8,800円〜17,600円

WEB販売             :もののぐ HP https://mononogu.jp

                          :山中塗公式オンラインストア https://www.yamanakashikki.com/onlinestore/

※職人の手仕事による生産のため、受注状況によってはご配送までお待ちいただく場合がございます。

 ※Round Edition (朱) は10月下旬の発売予定です。


【山中漆器連合協同組合】

所在地   : 石川県加賀市山中温泉塚谷町イ268-2

代表者   : 理事長 竹中俊介

 URL      : https://yamanakashikki.com/

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山中漆器連合協同組合

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URL
https://yamanakashikki.com/
業種
サービス業
本社所在地
石川県加賀市山中温泉塚谷町イ268-2
電話番号
0761-78-0305
代表者名
竹中 俊介
上場
未上場
資本金
-
設立
1944年07月
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