【展覧会開催】若手現代アーティストの作品を中心に紹介するコマーシャル・ギャラリー「下北沢アーツ」。オープン第二弾展覧会は久保晶「風に吹かれて」。
大人のための絵本のような、優しくも静かな迫力のある水彩画を中心とした作品約20点を展示。
オープン第二弾展覧会は、東京藝術大学大学院油画専攻修了の久保晶。美術と音楽を愛するご家族のもと、自身も絵画とヴァイオリンを続けてきた久保の伸びやかな感性から生まれる作品のモチーフは、いつもの散歩道でインスピレーションを得た想像の風景。優しくも静かな迫力のある水彩画約20点と展示空間をぜひご高覧ください。
【展覧会概要】
久保晶個展「風に吹かれて」
開催日時:2022年5月21日(土)-6月12日(日)
営業時間:13:00-19:00
休廊日:火・水・木曜日
*オープニング・レセプション:展覧会2日目、5月22日(日) 17:00-19:00
URL:https://shimokitazawaarts.tokyo/akikubo_blowininthewind/
下北沢アーツはオープン第二弾展覧会としまして、久保晶個展「風に吹かれて」を開催いたします。
芸術と音楽を愛するご家族のもと、自身も絵画とヴァイオリンに親しみ育った久保晶は、東京藝術大学大学院油画専攻を修了し、絵を描き続けると共に、演奏も続けています。
久保の伸びやかな感性による絵画のモチーフは、東京郊外の自然の多い自宅付近の散歩道、風、雨、木、鳥、星の音、声、光を感じ、インスピレーションを得て生まれる想像の風景です。そして、その曖昧な風景は多くの人の郷愁を誘う心象風景のようにも思えます。
いつも快活な久保は、鋭い感性で物事の明るさと同時に影の部分も受け取り、両方を自分の中で消化し、あくまで軽やかに描きます。しかし、観るものは心揺さぶる絵本や童謡のように、一見明るい物語やメロディに潜む哀しさも感じ取るのです。個展タイトル「風に吹かれて」もそんな久保の絵画を端的に表しています。
パウル・クレー、Piero Zuccaro、Helen Flankenthaler、ジム・ダイン、みろこまちこなど、多くの作家に影響を受けつつも、ファンタジックな独自の絵画を描く久保。本個展では、東京藝大大学院卒業制作時の旧作から新作、陶器作品まで約20点が並びます。
パウル・クレーの言葉「芸術の本質は、見えるものをそのまま再現するのではなく、目に見えないものを見えるようにするものである。」を胸に、ベートーヴェン交響曲第6番「田園」のような絵画を描きたいという久保の、優しくも静かな迫力のある水彩画と展示空間をぜひお楽しみください。
*本展覧会は、売上の一部をウクライナ人道危機救援活動へ寄付する予定です。
久保晶(くぼ あき)
1993年生まれ
2018年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2020年 東京藝術大学大学院美術研究科油画技法材料研究室修了
個展
2021年
「日なたのチャペル」(薬膳カレー&薬膳料理「香食楽」/中目黒)
「Sprout! vol.20」(1110CAFE/BAKERY/埼玉県川口市)
2020年
「Fanfare」(薬膳カレー&薬膳料理「香食楽」/中目黒)
2019年
「ドローイング」(ギャラリー美の舎/根津)
グループ展
2021年
「家と、絵と。」奥山帆夏、久保晶、佐藤絵梨、福濱美志保(Gallery RYO/原宿)
TRiCERA×WHAT CAFE double exhibition ~SLANGS~」(WHAT CAFE/天王洲アイル )
2019年
ギャラリー美の舎 学生選抜展2019(ギャラリー美の舎/根津)
Veritas Ars Necessaria 2019 グループ展(株式会社Veritas/浜松町)
Pre Open Studio(スタジオ Mokah/堀切菖蒲園)
2016年
茨城県北芸術祭 2016 (まちかど美術館・大子町商店街/茨城県大子町)
受賞歴
2019年 ギャラリー美の舎 学生選抜展2019 奨励賞
コレクション
群馬県みなかみ町
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